19卒 インターンES
総合職
19卒 | 東北大学 | 女性
- Q. 以下の写真のように、多くのタクシーには、ドアミラーではなくフェンダーミラーが採用されているのはなぜでしょうか。理由を考えてみてください。(正解である必要はないので、調べずに自分の頭で考えてみてください。
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A.
ドアミラーではなくフェンダーミラーが採用されているのは、顧客の安全性を最大限高める目的があるからであると考える。安全性を高めるためにフェンダーミラーの方が優れていると思われる点を2つあげる。 (1)ドアミラーはドアに設置されていて運転手から見て角度があるため、見るためには顔を動かさなければならない。ドアミラーを見て後方確認している間、前方への周囲は散漫にならざるを得ない。特に、右に座る運転手が左のミラーを見る際は前方への注意は払えない。しかし、フェンダーミラーはボンネットの前方端に設置されているため、運転手は顔をあまり動かさずに後方を確認でき、前方への注意も向けられる。これは運転手の前方不注意による事故を防ぐことに繋がるだろう。 (2)ドアミラーは車体の幅よりも横に飛び出ているのに対し、フェンダーミラーは車体の幅とほぼ変わらないように設置されている。そのため、運転手は車体の幅の間隔が掴みやすい。運転手の運転のしやすさに繋がり、これもちょっとした事故を防ぐことにつながる。また、少しであるが、幅をとらないことによってミラーが邪魔になって狭い道が通れないということも減るかもしれない。ドアミラーだと畳まないと通れない道も、フェンダーミラーは車体幅のため問題ない。タクシーは人を安全に目的地まで運んでその対価を得るビジネスであるから、顧客の安全性が損なわれてしまってはタクシー業界は信頼を失うことになり、成り立たないだろう。小さな差であるが顧客の安全性を最大限に高めるためにタクシーにはフェンダーミラーが採用されていると考える。 続きを読む