17卒 本選考ES
総合職
17卒 | 名古屋工業大学大学院 | 男性
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Q.
あなたが最も力を入れていて取り組んでいる、または取り組んだ学問について、力を入れて取り組もうと思った理由と具体的な取組みを書いてください。
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A.
研究です。地球の医者という言葉に憧れて土木を志し、防災に関する研究室を選びました。その中でも地盤の陥没災害が最も身近で「自分の足元でこんなことが起こるのか」と感じ、このテーマを選んで頑張ろうと思いました。 都市部では年間4000件の陥没が発生し、今後は下水管等の劣化により10年後に3倍に増加することが予測されています。よって陥没発生の危険性を踏まえた対処の優先度決定など、維持管理の効率向上が強く望まれています。現在の対策は、一般的に空洞規模の閾値を元に対処しています。しかし空洞の危険度に与える要因には地盤状態も考えられます。そこで、本研究では発見した空洞の陥没危険度判定の実現を目的として、空洞・地盤条件に着目して空洞の耐力を測定することにより、空洞上の層厚の状態が空洞の耐荷重に及ぼす影響を定量的に調べています。これまでに層が厚く、縦長な空洞の耐力が高く、陥没の危険度が低いことが分かりました。 続きを読む
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Q.
あなたが今までに会得した一番の「武器」は何ですか。またそれをどのように身につけ、今後どのように生かしていきたいですか。
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A.
「新たなアイディアを出してそれを粘り強く考えて実現すること」です。交通荷重による繰り返し載荷が空洞に与える影響を知るための実験の実験機作成を行いました。その中で最も大きな課題は轍掘れというものでした。実験機作成後、初めは土層に直接載荷しましたが、地盤が掘れてしまい本来見たい地盤の変形が正確に測定できない問題に直面しました。これに対して私は土層上に何かを敷くことを提案しました。そして、ゴム・礫・アクリルなど敷く材料や形状を考え、試作して実験を行い、撮影した動画を見ながらチーム全員で振り返って改善点を模索し、失敗を繰り返しながら改良を続けました。その結果、構想から8か月をかけて量産実験を実現できました。この強みを生かし、社会のニーズに応える上で課題に直面しても、様々な代替案を提示し、多角的に比較検討し、周りと協力することで最高の結果を出します。 続きを読む
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Q.
あなたがなぜ「南海電鉄」への入社を志望するのか、企業選びの基準とその理由を含めて書いてください。
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A.
私の企業を選ぶ基準は「これまで学んできた土木の知見を活かすことができること」、「社会に大きな影響を与え、貢献できること」の2点です。鉄道業界を志望した理由は、人々の生活を支えるという大きな使命があること、そして様々な事業が密接に関わりあっており、土木のみならず活躍できる様々なフィールドがあるということに惹かれたためです。その中で特に貴社を志望する理由は、1点目はM&A等で積極的に事業拡大を図っている点です。2点目は今後増加するインバウンド需要を取り込むために沿線事業など多角的な視点から戦略的に事業を推進していることです。これらの理由から今後も成長し続ける貴社で、私の強みである「ニーズを汲み取る力」「アイディア力」「チームプレー力」「チャレンジ力」「異文化コミュニケーション力」を生かし、名古屋人という新しい風を貴社に取り込むことで、貴社をより特色ある企業にしたいため入社を志望します。 続きを読む
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Q.
あなたは「南海電鉄」で具体的にどのようなことに挑戦したいと考えますか。
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A.
貴社の経営基盤強化という目標に、土木の視点から挑戦します。 まず保線では維持管理を学び、建設ではそれまでの経験を活かした長寿命でメンテナンスフリーの構造物をつくることでランニングコスト削減を図ります。その後、計画の立場から効率的な維持管理計画を立案します。また、不動産・流通事業にも挑戦し多様なスキルを身につけ、各立場を理解できるようになることで、全社的な視点を身につけることで貴社の経営に挑戦します。 続きを読む