【新感覚テレビ番組誕生】【19卒】テレビ大阪の冬インターン体験記（文系/1dayインターンシップ）No.3016（関西大学/男性）（2018/4/11公開）

放送業界に興味があったため、いくつかのテレビ局に応募していた。なかでも地元のテレビ局ということもあり応募した。
テレビ大阪は合同説明会などにあまり来ないため、情報がなく、インターンシップを通じて中身を知りたいという思いがあった。

テレビ大阪で放送されている人気番組を一通り見た。バラエティ番組における他の局との違いをしっかり説明して書いた。

ターゲットを絞った新規番組作り

1日目にやったこと

前半はテレビ大阪の事業説明。その後各部署の先輩社員の皆さまからやりがいやスケジュールをお聞きした。一通り終わり次第、グループに散らばって座談会が行われた。
後半はテーマが発表された後に、チームで議論して１枚の紙にまとめ、発表を行った。

局長の皆さま

なし

ご高齢の方を対象とする番組を作ったため、ご高齢の方同士の恋愛番組を提案した。
しかしご高齢の方の恋愛を見たいのは若い我々であり、実際の方はもっと若い子を見たいはずだと言われ、目から鱗が落ちた。ターゲットの立場に立つ難しさを痛感した。

新規番組制作のグループワークの難易度が高かった。ターゲットとする年代や性別がランダムで決められるため、ターゲットによる格差が激しかったように感じる。また同じテーマのグループも存在するため、発表の順番によってはかぶる部分が大きく、差別化が難しかった。

先輩社員の皆さまはざっくばらんに話してくれたので、いい部分のみでなく、会社の改善点や他社に比べて劣る部分を教えてくださり、企業研究ができた。
グループワークでは時間が限られているなかで面白い企画を考える難しさを学んだ。しかし、いい案が思いついたときの快感は確かなものであり、実際の仕事への魅力を感じた。

テレビを見る際に、この番組はどういったターゲットを絞っているのだろうか？といった製作者の目線で見る必要があった。

関西のテレビ局であるため地元色が強く、関西で生まれた私にとっては非常に馴染みやすい雰囲気であると感じた。
新規番組を考案する際も、こんな番組は面白い、この出演者を使おうといった議論が楽しく、やはり好きなことを仕事にすると前向きになれると感じた。

テレビ大阪はあまり表に出て会社説明会を行わないので、事業内容が確認できるだけでも企業研究が進み、有利となると感じた。
また番組制作のグループワークはテレビ大阪や他社の選考中にも行われることが多いため、一度体験するだけでも落ち着きが変わってくると思う。

志望度が上がった理由は人数が少ないため、一人一人が裁量を持って活躍できると感じたため。
自分は少数精鋭の中で小回りを利かせながら活躍したかったため、ビジョンにあった会社であった。
ただ他のテレビ局に比べると地味なのは否めないので注意してほしい。

先輩社員の方から、内定者の半分はインターンに参加した人でだるとお聞きした。このインターンが後日極秘で行われている方かはわからないが、有利になるのは確かなようである。

テレビ局を志望しており、関西在住であるため、準キー局である毎日放送、朝日放送、関西テレビ、読売テレビを志望していた。しかし放送業界は倍率が高く、かなり厳しい業界ではあるため広告業界や出版業界といった別のマスコミ業界を志望していた。
制作会社という道もあるが、福利厚生の面で不安があったため、志望度は低かった。

グループワークにおける、番組制作が本当に楽しかった。そのため福利厚生に不安があったとしても、制作会社も受けてみようと決意した。
また先輩社員のお話を聞いていると、やはりテレビ局は多忙なようである。しかしそれでも好きなことに携わっているみなさんの笑顔が印象的であった。
ワークライフバランスも大切だが、好きなことを仕事にすることは間違っていないと確信した。