
16卒 本選考ES
マーケティング

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Q.
あなたが、解決したい課題や問題について、重要な関連性のある情報(データや事実など)を見出し、その課題や問題の根源をつきとめ、解決策を提案した結果、望ましい成果を挙げた経験について述べてください。(500〜700文字)
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A.
私はインターン先の経営不振の原因が、経理・在庫管理の杜撰さであると考え、その解決に貢献した。私は昨年のロンドン留学中、ファッションブランドやアートイベントを展開するアートスタジオで10ヶ月間のインターンシップを行った。当初は、英国税務当局に提出する所得申告書を作成していた。その過程で、損益が正確に把握されていないことに気付く。商品の受注後、採算管理ができずに破綻してしまうブランドも存在し、この会社も同じ危険があった。また、経営者に同行して出席した商談では、彼が売れ筋を認識していないことに気付いた。従業員の士気も低かった。原因は多数考えられたが、最も重要ですぐに着手すべきであったのは、「経営戦略の確立」だった。当時は経営戦略が存在せず、芸術家である経営者が、彼のビジョンに沿った仕事を場当たり的に引き受けていた。しかし、経営戦略がないために、ブランドの向かうべき方向の把握もせず、ひいては従業員の士気の低下が起こっているのではないかと考えた。そこで、経営戦略作りの為に、芸術家ではない私には何ができるのかを考えた。現状を把握し、企業戦略作りの土台を築く。つまり、バックオフィス機能の構築に着手すると決めた。以下の2点を実行した。(1)分野毎の損益を分析する書類作成、(2)販売・在庫記録の作成である。これにより、注力すべき分野とブランドの強みの把握が可能になった。私が在英中には成果がでなかったが、帰国後に経営者から後続スタッフ用の引き継ぎ資料を有償で作成して欲しいと依頼され、その重要性を理解してもらえたのではないかと思う。現在も経営者と連絡を取り、経営の方向性決めに携わっている。 続きを読む
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Q.
あなたがグループの中でリーダシップをとって、方向性を示し、グループメンバーから協力を得て優れた結果を出した経験について説明してください。(500〜700文字)
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A.
私は、ゼミで行ったディベート対外試合で、「1歩引く」という自分なりのリーダーシップをとって結果を出した。私は留学をしていた為、他の学生よりも入ゼミが遅れた。他のゼミ生は何回かゼミ内ディベートを重ねていたが、私は対外試合の前哨戦直前に入ゼミした。ディベートは、チーム内で「自分たちの主張をする役割」と「相手の主張に反論する役割」に分かれ、第二反駁という最終発表者がまとめる。私は第二反駁を担い、主張側と反論側双方の戦略を見た。しかし本番前の前哨戦では完敗した。私は1歩引いた視点で敗因を考え、主張、反論側それぞれに方向性を示した。主張側には「実現可能性を重視する」という方向性を示した。敗戦時の評価を見ると、審判によりブレがあることに気付いた。そこで本番審判をする全国教室ディベート連盟監事の方の過去の講評を集め、分析した。我々の主張は資料の有無や論理性を重視していたが、本番の審判は実現可能性を重視すると分かった。反論側には「準備効率の改善」を示した。前哨戦を経て、反論側は期間内でいかに相手の主張を広く、深く予測するかが鍵だと感じた。準備効率に比例して、反論の的中率が上がる。そこで、準備方法を変えた。最初に論題から考えうる相手の主張をロジックツリーを用いて予測し、それに対し原稿を作成する。当初はメンバーが個人で作成してきた複数のツリーを一人が統合し各自が作成したツリー分の原稿を担当していたが、言葉の定義や論理を皆で確認して統合し、派生元毎に割り振ることで、ツリーの拡張、深堀の効率が良くなった。客観的な証拠を提示することでメンバーからの信頼も得ることが出来、本番試合では無事勝利を果たした。 続きを読む
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Q.
あなたが、これまでに著しい結果(学校、コミュニティー、仕事などを含む)を出したときのことを教えてください。(500〜700文字)
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A.
アルバイト先で、ある商品の全国売上1位に貢献した。私は、全国300店舗以上ある輸入食品小売りのチェーン店でアルバイトをしていた。そのチェーン店では、入店客数の増加、そしてお客さんの店内滞在時間を長くする為に、店頭でコーヒーを配っている。つまり、コーヒーを多く配ることができれば、売り上げは伸びる。そこで私は、コーヒーを多く受け取ってもらう為、道行く人への声掛けを工夫した。通常の場合でも、コーヒーを配りながら、配っているコーヒーの名前、お買い得情報を大きな声で宣伝する。しかし私は、時間帯によって通行する人の年齢層や性別、職業が異なるということに気がつき、宣伝するお買い得情報を時間帯によって変えるという工夫をした。例えば、主婦層が多く通る時間帯には、ソーセージ等食卓に出すような食材の値引き情報を宣伝し、振り向いてもらえたところで「コーヒーを飲みながら、店内をご覧になって下さい」と声をかける。高校生が多く通る時間帯には、チョコレートやスナック菓子、サラリーマンが多く通る時間帯にはお酒のお買い得情報を宣伝した。私の工夫がどれだけの売り上げをもたらしたか、定量的には分からないが、店にコミットする姿勢が評価され、アルバイトを始めてから3ヶ月で店の開け閉めやお金の管理といった責任ある立場を任されていた。また、ある時オーストラリア産チョコレートの全店舗間コンペが行われ、300店舗中全国1位になった。店舗が表彰され、店長はオーストラリア旅行に行くことができた。 続きを読む
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Q.
あなたの周りで起こった変化によって、いつもより柔軟になる事が必要になった時のことを述べてください。その時の状況を説明し、あなたがどのように対処したのか教えてください。(500〜700文字)
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A.
私は、高校入学時に周囲の人の価値観がそれまでと大きく変化し衝撃を受けたが、「自分のアイデンティティー」を考え確立することで最後にはその変化を楽しむことができた。私は、3歳から15歳までの多情多感な時期を、厳格なミッション系一貫校で過ごした。中でも心に喰い込んだのは「汝の敵を愛せよ」という聖句だ。私は、そんな人でありたいと思った。しかしそのミッション系一貫校は、成績によるヒエラルキーが存在する進学校でもあった。如何に隣にいる友人を羨まずにいられるか。私は、常に上を目指すようになった。負ける不安から解放されることで、ありたい姿でいようとした。私もいつしか学校の文化に染まり、勉強において優秀であることに価値を感じていた。しかしある時、そのヒエラルキー、文化に疑問を抱くようになり、新しい環境に身を置くべく高校浪人をした。新しく入学した高校で、音楽やスポーツで勝負する人、きのこ研究家など、自分が価値を感じることに素直な人々に出会う。これまでの文化とは全く異なり、自分の何たるかを失うような衝撃を受けた。しかし、自分のアイデンティティーは、今まで力を入れてきた勉強であると再考した。音楽やスポーツに力を入れて勉強に手が回らない学生向けに試験対策講座を開き、「自分とは何か」を確立した。一方で、他者との関係性以前に、自分が価値を感じることに素直になる姿勢も多いに取り入れた。好きだったメディアとアートの勉強を高校の頃より始め、昨年はロンドン留学も果たした。 続きを読む
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Q.
あなたが、異なる背景、経歴又は考えを持っている人々と、建設的な関係を築き上げ、よりよい結果を得た例をあげてください。(500〜700文字)
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A.
私は、ロンドン留学中に通っていたサマースクールで、5つの国籍が混ざったチームを組み課題に取り組んだ。コミュニケーションを取ることで、共通して興味を持っていることを発見し、それを通じて結果を出すことができた。プロダクトデザインの授業で、「デスクアクセサリー(デスクワークに関連する製品なら何でも良い)」を0からデザインするという課題だった。街行く人にチームでインタビューを行い、デスクユーザーの真のニーズを発見して、そこから個人でそれに見合った製品を考案するという流れだった。メンバーは、ドイツ人の銀行員、スペイン人の医学部生、中国人の大学生、イギリス人の高校生と、国籍、年齢、職業がばらばらだった。その為、始めにインタビューを始めた際にはメンバー皆の意見が食い違った。インタビューを行う人物、質問の内容がなかながまとまらず、ニーズが掴めなかった。しかし、コミュニケーションを取るうちに、皆がコーヒー好きということが発覚した。そこで「働く時間に飲むコーヒー」というテーマでインタビューを行った結果、コーヒーを飲むという行為に求めているのは、その覚醒作用や香りのリフレッシュ作用ではなく、コーヒーを淹れたり買いに行く時に「体を動かす」ということや、その際に生まれる「人とのコミュニケーション」等であると分かった。さらに、カフェでコーヒーを飲みながら仕事をする人、屋外でコーヒーを飲みながら仕事をする人のニーズも聞き出し、それぞれが納得の行く製品を考案することができた。 続きを読む
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Q.
マーケテイング部門志望動機(200文字)
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A.
理由は3点ある。1点目は、父母の会社を継ぎ発展させるという目標があり、それに必要な能力が身につくからだ。2点目は、夢中になって働ける職場と考えたからだ。私は、現状に飽き足らず自己開発してきたし、それに夢中になってきた。貴社では、市場に相対し、常に考えることが求められる為、夢中で働ける環境があると考えた。3点目は、人の生活を豊かにする職に就きたいからだ。以上の理由から、貴社MKT部門を志望する。 続きを読む