16卒 本選考ES
マーケティング
16卒 | 上智大学 | 女性
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Q.
あなたが、解決したい課題や問題について、重要な関連性のある情報(データや事実など)を見出し、その課題や問題の根源をつきとめ、解決策を提案した結果、望ましい成果を挙げた経験について述べてください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
【解決したい課題】私は1年半ほどSoup Stock Tokyo という飲食店でアルバイトをしています。店舗の売り上げ状況が月ごとに記録されているので2013年度の売り上げを前年と比較したところ、6月から8月までの売り上げが100%を割っていました。そこで、2014年度は夏場の売り上げを回復・上昇させたいと考えました。【課題の根源】①お客様の中に、「スープと言えば冬」というイメージがある点。②ファストフードとして位置づけられている中では高価格帯であり、クオリティの高さも求められる点。【解決策】まず課題の根源①を覆すために、暑さで食欲減退しがちな夏こそ、食事の1選択肢としてスープを提案したいと考えました。店舗では夏季限定で冷製スープも販売しています。家で作ることが難しい冷製スープが多く販売出来れば、店の売り上げにも大きく関わってくるのではないかと思い、2013年度は1日1種類しか販売していなかった冷製スープを、2014年度は2種類にしました。次に、課題の根源②に対して、高価格の商品を召し上がっていただくからにはそれに見合った店の雰囲気・接客・商品が必要だと考えました。具体的な行動として、朝の出勤時間を15分早め店舗の掃除をより丁寧に行うこと、明るい挨拶とスムーズなお会計の対応、そしてスープのよそい方にもこだわり「見た目も美しいスープ」を提供できるようにすること、の3点を強化しました。また、行動実行にあたって、情報共有ノートを用いて店舗スタッフ全員の間で目標・すべき行動を明確にし、共有しました。【結果】目標にしていた6月から8月までの売り上げは前年比100%を超え、特に8月は前年比108%もの売り上げを記録することが出来ました。(691) 続きを読む
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Q.
あなたがグループの中でリーダシップをとって、方向性を示し、グループメンバーから協力を得て優れた結果を出した経験について説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
幹部学年として新歓活動を行った結果、近年5年間の中で最も多くの新入生がサークルに入ってくれたことです。私は大学1年の4月からピアノの会というサークルに所属しています。ピアノというと個人の趣味というイメージを抱きがちですが、サークル活動を通じて、1台のピアノを複数人で演奏することや、同じようにピアノや音楽が好きな学生と、学年や大学の垣根を越えた交流も行います。例年の新入会員は1学年あたり10人ほどでしたが、2014年度の幹部学年として、私は「今年はいつもの2倍、20人の新入生に入ってもらおう。」という目標を立てました。多くの新入生に入ってもらいたかった理由は2つあります。まず1点目として、年に数回開催する演奏会ではホールやピアノを借りる多額の費用がかかるため、サークル会員から得る活動費を少しでも増やしたかったこと、そして2点目は、2014年度に創設16年目を迎えたものの年々規模が縮小しており、「このままではサークル自体がなくなってしまうのではないか」と危機感を覚えたことです。毎年4月に大学に入学する新入生は全部で約3000人おり、その約半数ほどが何らかのサークル・部活に所属しています。新歓活動の期間や使える予算には限りがある中で、多くの新入生に興味をもってもらうためには、とにかくサークルの認知度を上げようと思い活動を行いました。私は、最も新入生の目に触れる機会が多いSNSを通した広報を任せてもらい、新入生から質問に答えたり活動内容を紹介したりしました。その他にもポスターやビラを作成するなど、会員それぞれの得意分野を合わせて努力した結果、今年は目標以上の、22名の新入生がサークルに入ってくれました。(694) 続きを読む
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Q.
あなたが、これまでに著しい結果(学校、コミュニティー、仕事などを含む)を出したときのことを教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
最後まで走りぬいたこと。2008年の冬、中学3年の時に駅伝に出場して良い成績を残せたことです。私は中学1年の4月から高校3年の4月まで陸上競技部に所属し、週5日間活動をしていました。短距離の100メートルと走り幅跳びを専門競技としていましたが、女子部員の数が少なかったため、リレーや駅伝など自分の専門以外の競技にも参加することがありました。2007年までは女子部員が必要人数に達しておらず出場することが出来なかった駅伝に、2008年から参加することが決まりました。本番までは3か月を切っており、初めのうちは「普段短距離の練習をしているのに3キロなんて走れるはずない」と思っていましたが、出場するからには同学年・先輩方とたすきを繋ぎたいと思い、2つ目標を立てました。チーム全体の目標は、出場する8チームのうち3位以内には入ること、そして個人の目標は、本番で一番良いタイムを出せるようにすることでした。これらの目標を達成するために、毎日欠かさず練習に参加し、練習内容とタイム、自分の振り返りをノートに記録しました。こうすることで自分がどのようなコンディションの時に速く走れるのか、把握できるようになりました。駅伝の練習を始めたばかりの頃は持久力が足りず3キロ走るのに13分55秒かかっていましたが、本番では自己ベストの13分14秒で走りきることが出来、またチームも3位に入ることが出来ました。この経験を通して、目標に向かって努力し、それを自分の力で達成することの大切さを学びました。(624) 続きを読む
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Q.
あなたの周りで起こった変化によって、いつもより柔軟になる事が必要になった時のことを述べてください。その時の状況を説明し、あなたがどのように対処したのか教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
サークル活動で演奏会を企画・運営した際、柔軟性が求められました。私の所属するピアノの会は東京六大学ピアノ連盟という連盟を組んでおり、他大学とも交流があります。演奏会は交流行事の一環として毎年開催しているものです。【その時の状況】6大学それぞれに2名ずつ代表がおり、私は上智大学の代表として他大学の学生と意見交換をする立場にいました。演奏会開催には、施設を借りる資金調達、曲目の選択、プログラムの作成や広報活動など様々な仕事がありましたが、中でも特に柔軟性を要したのは、演奏会の内容と曲目を決定した時です。演奏会の内容を考えるために過去5年分のアンケートを分析すると「曲がマイナーすぎる」「長すぎて疲れる・飽きる」といった意見が年々増加しているとわかりました。私はこの結果から、今まではピアノ曲に詳しいサークル会員が主な来場者だったが、近年は会員の家族や友人、ピアノにあまり精通していない一般の方も多く来場するようになったのではないかと判断しました。【対処】①少人数の会員のみが知っている曲ばかりではなく、有名な作曲家の曲をプログラムに組み込む。②ピアノ曲に詳しくなくても飽きないように、映像や寸劇を交えたストーリー仕立てで演奏会の進行をする。この2点を実行した結果、ホール内に収容可能な座席に対して満席率90%という数字を記録し、またアンケートには「演奏も演出も素晴らしかった」といったご意見を多数いただくことが出来ました。(611) 続きを読む
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Q.
あなたが、異なる背景、経歴又は考えを持っている人々と、建設的な関係を築き上げ、よりよい結果を得た例をあげてください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
大学1年の春休みに1か月間バルセロナへ語学研修に行った際、多様なバックグラウンドを持つ人々と知り合うことが出来、日本のことや、日本人としての自分を客観的に見つめ直すことも出来ました。研修に行った時点で私のスペイン語学習歴はたった10か月、そして旅行以外で海外に滞在することは初めての経験でした。それにも関わらず私がホームステイすることになった家では、スペイン人夫婦、アメリカ人留学生2人、フランス人留学生2人の7人で1か月過ごすことになりました。ステイ先の家では部屋の掃除や洗濯は週に1度しかしないこと、朝食の内容が毎日同じこと、夕飯時は毎回デザートがあることに驚かされ、また外に出ると街中には移民や乞食が多数存在していたり、至る所に世界遺産の建築物があったり、日本とは全く違う景色や生活が待ち構えていました。同時に不快に感じたこともあります。それは道を歩いていたりレストランに入ったりする度に、十中八九“Hola, China.(こんにちは、中国人)”と話しかけられたことです。しかしそれは日本人が欧米諸国の人びとの国籍が判断できないのと同様、欧米では「日本人、韓国人、中国人は同じ」であり「アジア=中国」だと思っている人もたくさんいるからであるということを学びました。ステイ先では唯一のアジア人でしたが食事や掃除・洗濯など生活習慣には容易く順応することが出来、一方留学生やホストファミリーも日本人の私に配慮して、夕食後は浴槽のある浴室を使わせてくれ、また自由に外出できるように家の鍵まで持たせてくれました。自分の考えを伝えつつも、同時に多様な文化・考えを受容しあうことで信頼関係も深まるということを学びました。(696) 続きを読む