【未来の広告を創る】【21卒】進研アドの冬インターン体験記（文系/総合職）No.10985（大阪大学/女性）（2020/7/16公開）

教育業界・広告業界に興味があり、教育の広告ができる会社であること、また、ベネッセホールディングスのグループ会社ということもあり、興味を持った。どんなことをしている会社か知りたくなったので参加しようと思った。

事前に会社のホームページを見て理解を深めた。また、日本の教育について現状や問題点などを調べた。選考の内容やエントリーシートの内容も調べ、対策をした。

架空の大学の広告戦略を考える

1日目にやったこと

会社の理念や大学の教育改革についての講義のあと、テーマが発表され、指定された順序に従ってグループワークがあった。その後プレゼンとフィードバックがあり、グループ内でも振り返りをした。

人事

なし

「主体性」や「コミュニケーション能力」という言葉を使って発表した際、それぞれの言葉の定義をきちんと決めたほうがいいと言われ、そういえばグループ内でも認識が違うかもしれないなと気づかされた。

朝から晩まで拘束時間が長く、そのわりにはワークでやることが多くて大変だった。あまり意見が出なかったりまとまらなかったりすることもあり、発表ぎりぎりまで話し合いをしていた。A4の紙に書いて発表するのもうまく短い言葉で表せられなかったりと苦労した。

大学の教育改革とは、理想と現状の間のギャップを埋めるものであるということを、ワークを通じて身にしみて感じた。いくら面白い広告を考えても、それが大学の課題を解決し、理想を実現できるかを考えなければ意味がないということ、そしてその難しさを学ぶことができた。

自分の大学選びのときの困難などを思い出しておくとワーク中高校生目線で考えることができ、もっと有効なものになったと思います。

ワークが実際の仕事とかなり近いものだったので、実際入社してどんなことをするのか、どんなことを考えなければならないのかを感じることができた。人事の方のアドバイスもとても的確で、もし入社したら今先輩の下で働くことができ、成長できそうだと感じた。

インターンシップの参加学生を見る限り、そこまで教育に対する熱意を感じる人は少なかったため。広告よりも教育色のほうが強いため、教育に対して強い思いをもっている自分はほかの学生より評価されるのではないかと思った。また、学歴も自分が一番上だったため。

大学の価値低下という課題は私が一番問題だなと感じていたことだったので、この会社なら私がしたいこと、私が解決したい問題に取り組めるのではないかと考えたから。また、フィードバックをいただいた先輩社員の方の考えや思いに感銘を受け、こんな人の下で働きたいと思ったから。

インターンシップ参加者は早期選考に参加でき、一般選考より内定者も多く倍率も低いため。しかし、選考ルート自体は何も変わらないので、圧倒的に有利というわけではない。

教育業界・広告業界に限らず、不動産業界や人材業界なども広く見ていた。初めから教育に一番興味があったが、やはり名の知れた大手企業に入りたいという気持ちもあり、博報堂や電通、三井不動産などに行きたいと思っていた。しかし、いろんな企業・業界を見すぎていて、軸ややりたいことが定まらず就職活動に不安を感じていた。

このインターンシップを筆頭に、教育業界・不動産業界・人材業界などの様々なインターンシップに参加したことで、やはり自分がやりたいのは教育だと感じた。特に進研アドのインターンシップは、大学の教育改革という一番やりたいテーマを見つけるきっかけになった。その後は教育一本で自信をもって就職活動ができ、進研アドに入社を決めることができた。