20卒 本選考ES
技術系総合職
20卒 | 東京海洋大学大学院 | 男性
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Q.
ガクチカ(400)
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A.
【意見を言える信頼関係の構築】大学3年時、学園祭実行委員会において30名以上が所属する総務部で部長を担いました。就任当初、トップダウン方式で運営を行っていたため、後輩は先輩の指示通りに動くだけであり、活躍の場がありませんでした。私は各委員がそれぞれ自分の意見を発言し、それらをまとめることでより良い学園祭運営ができると考えました。そこで私は、後輩に対して既存の運営法や先輩の考えに対する意見を積極的に求めました。その結果、委員全体で上下関係なく気軽に意見を出し合える環境を築くことができました。そのうえ、コミュニケーションが活性化し、全員の意見を共有することでより良い学園祭運営に繋がりました。そして、学園祭の来場者数は過去最高数を記録しました。この経験を通し、周りと協力することで新たな実績を残せることを学びました。今後も自分の考えだけでなく周りの意見を引き出し、力を合わせて課題を解決します。 続きを読む
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Q.
志望理由(400)
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A.
日本の食文化を活かした和酒の開発をし、和食の文化を国内だけでなく世界にも発信したいです。居酒屋でのアルバイトにおいて私は、外国人のお客様が日本酒に感動し、笑顔になる姿を見て大きな喜びを感じました。日本人が大好きな味を海外の方に認めてもらえ、楽しんでいただけたからです。そして、日本人として和食の食文化を大切にし、海外の人に和食の魅力をもっと伝えたいと考えました。貴社は和酒という嗜好品だけでなく、みりんのような調味料も販売しています。嗜好品には人々を笑顔にする力がありますし、調味料は料理に欠かせない存在です。そのため、和酒と和食の両方からアプローチをすることで、相乗効果でより大きな満足感に貢献できると考えています。そこで私は、研究を通して培った粘り強さを活かし、日本人だからこそできる和酒を開発したいです。そして、和食を通して世界中の人々に笑顔を届けることで、貴社の発展に貢献します。 続きを読む
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Q.
研究概要(150)
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A.
【トランス脂肪酸(TFA)の健康への影響】TFAは身体に悪影響があると言われている油です。13種類のTFAを有機合成し、健康への影響を評価しました。また、市販食品中のTFAを分析し、私達が摂取しているTFAの種類や量を調べています。これはTFA摂取基準量の制定に繋がり、食品業界の発展に貢献します。 続きを読む
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Q.
現在の研究テーマにおける目標と、その目標を設定した理由、目標の達成に向けた取り組みについてお書きください。また、困難な課題があった場合はどのように対応したかお書きください(500)
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A.
【目標】有害なトランス脂肪酸(TFA)の特定及び有害性の評価 【理由】TFAは健康に悪影響を及ぼすと言われているため、世界各国において摂取基準の制定や食品への添加の禁止が発表されています。しかし、TFAには様々な種類が存在するため、どのTFAが悪影響を与えるかは未だ解明されていないからです。上記の目標を達成することで摂取基準の改訂に繋がり、食品の輸出に追い風をもたらすことができると確信しています。そして、食品業界の発展に貢献します。 【取り組み】食品に多く含まれるものを中心とした13種類のTFAを合成し、マウスに投与しました。また、市販食品中のTFAの分析を行い、私達が実際に摂取しているTFAの種類や量を研究しています。食品中のTFAを分析する際、食品から油脂だけを抽出する必要がありました。しかし、私が所属する研究室では一部の食品について抽出法が確立されていませんでした。そこで私は、30本以上の論文を読み、様々な抽出法について学びました。そして、粘り強く実験を繰り返すことで新たな抽出法を確立できました。今後もこの経験を活かし、困難な状況でも試行錯誤を続けることで課題を解決していきます。 続きを読む
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Q.
研究テーマの内容、あるいはテーマへの取り組みを通じて身につけたことは、当社でどのように活かすことができますか。(400)
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A.
研究を通じて得た実験への取り組み方を活かして和酒の開発に携わりたいです。私は、研究で多くの失敗を経験した経験を通して、失敗から仮説を立て、適切な対照実験を繰り返して論理的に物事を判断する力を身につけました。また、自分1人で考え込むだけではなく、周囲の人と議論をして解決策を模索してきたことから、周りと協力して仕事を行う力も身についたと考えています。これらと研究で得た知識を活かし、私は日本の食文化を大切にした和酒を生み出す研究開発の仕事をしたいです。研究開発には失敗はつきものであり、諦めずに様々な方法を試しながら研究に取り組み続けることが大切だと考えています。そこで私は、自分で考えて積極的に行動し、周囲の人とのコミュニケーションを大事にすることで、課題に挑戦し続けたいです。そして、世界中の人々に日本の食文化の魅力を伝えられるような和酒を開発し、人々を笑顔にしたいと考えています。 続きを読む
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Q.
研究テーマに取り組む上で、どのように情報収集(他の人からの助言・指導も含め)行いましたか。また、困難な課題があった場合はどのように対応しましたか。(400)
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A.
私は、文献を調べて基本的な知識を得た上で、周囲の人に助言を求め情報収集することを心がけています。まず、自分のテーマに即した論文はほとんどないのですが、手法が似ている論文や試薬の説明書などを熟読します。そして、基礎的な知識を身につけてから、自分の実験への応用の仕方を指導教員と話し合い、助言を頂くようにしています。さらに、指導教員以外の先生や、研究室の仲間にも声をかけ、自分とは異なる視点の意見も取り入れました。また、多くの実験方法が未確立だったので、成果を出すための実験手順を考えることが困難でした。さらに、遺伝子は目に見えないため、反応の失敗の原因箇所が特定しづらいというのも難点でした。その中でも、先生と綿密に話し合い、一つ一つの失敗から新たな仮説を立て、適切な対照実験によって仮説を検証する、という過程を積み重ねました。その結果、実験データを着実に蓄積することができ、課題解決に至りました。 続きを読む