【22卒】ニトリの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.8141（龍谷大学/男性）（2020/2/12公開）

2019年の夏のインターンという時期もあり、何も対策していなかった。ただ、選考にあたって正答数は関係してくると思う。

性格検査、言語分野、不言語分野のテスト。

まず一次なので、人間として上の選考にあげても恥ずかしくない学生を選んでいると思う。その点では礼儀、笑顔など簡単なところからしっかりやること。

礼儀正しく、情熱に溢れる若手社員という感じ。電車遅延で遅刻したことに関して怒らず、自分を引き出そうとしてくれた。

学生時代に頑張ったこと

私はアメリカに４ヶ月間留学をした際に、ホームレスの食事提供にボランティアとして参加した。アメリカでは日本のようなセーフティーネットが存在しないため、路上暮らしが多い。参加しようと思った理由については、日本と世界の貧富の差を実際に見ることで、相互の良さと悪さを認識したかったからである。一番の困難といえば、言葉と人種の壁である。私は英語力に特別長けている訳でもなく、言われた仕事をこなす以外にも、そのような方との距離を詰めるだけでも一苦労であった。そこで、文化の違いを現地の教員に進んで聞くことや、大学受験に使用してい英単語帳で総復習することで、この２つの問題解決に徹した。結果、引退間際には仲が良い顔見知りのホームレスの方まで作ることができ、異文化理解の大切さを学んだ。

ニトリでどういったことを成し遂げたいのか

私は、社会に空間を通して住まいの豊かさを認識してもらえる社会を作りたい。なぜなら、「空間が元気をなくせば人も元気を無くす」ことをアメリカの前述のホームレス支援を通じて学んだからだ。とりわけ日本においては、物があることだけで満足をしてしまい、トータルコーディネートが浸透していない。一方アメリカなどでは、統一感のある家庭環境が家具によって完成されており、いつでも友人などを招くことができる。御社は独自のＳPAモデルを有しており、安さ・質・統一感・スピードで世界の家具業界に貢献する下地を持っておられる。この御社の絶好の環境をいかし、絶えず自分を成長させ、やがては世界を飛び回れる人間になりたいと思っている。

インターンからの早期選考においては集団面接ではなく、個人面接である。私も初めての面接ということもあり、言葉に詰まったり、おどおどしたところがあったかもしれないが、笑顔と礼儀と軸、そして聞かれて「マズい」、「しまった」という雰囲気を顔に出さないことが大切だ。

毎回受ける度に異なるタイプの面接官が出てきた。今回は、冷静で笑わない印象。一次と比べても短い時間で終わった。

学生時代に頑張った事(自己ＰR)

私は御社で活躍する下地を備えている。
そう考える理由は、物怖じせず新しいことに挑戦し続けてきたからだ。
私は、100人以上が在籍するバレーボールサークルで、唯一の初心者としてレギュラー枠獲得を目指した。
理由は、大学で何か１つやり通したと思える新しいことに挑戦し、執着心を磨きたかったからだ。
その目的の達成のために3つの事を心掛けた。
①絶対的練習量を増やすこと。
②上級者の技術を盗むこと。
③やみくもな練習はしない。
女子練習・社会人バレーに自主的に参加する事で、通常1週間に1度の練習を3日に増やした。更に、試合の応援に参加し、間近で戦術と技術を学んだ。また、男女学年問わず技術的アドバイスを求めた。
結果として、残念ながら最後まで男子チームの一員として大会出場は叶わなかった。しかし、この取組を通して部内戦、合宿内トーナメントで2度の優勝を経験し、挑戦力と執着心の大切さを学んだ。
現在、2年半の活動を引退し、次世代の後輩の合宿の役職指導に取り組んでいる。ワクワクを他人に発信し、チームに影響を与え続ける存在になって欲しいからだ。
将来、物怖じせず挑戦し、常に理想像を定め、努力し続ける人になりたい。

あなたの就職活動の軸は何ですか。

私は仕事を通じて、成長と貢献の2つの軸を成し遂げたい。
具体的には、成長面では変化・挑戦を恐れず、自身を様々な場で磨き続けること。また貢献の面では、世界に豊かさの選択肢を多く提供する事だ。
まず成長面についてだ。例えば御社ではニトリ大学や、多種多様な職場が体験できる配転教育制度があり、意欲がある者は大いに人間力を磨ける環境がある。
次に貢献面だ。私の考える”豊かさ”とは物資的・心の豊かさの2つだ。物があることで「住む」という人間の生活を根本から支え、そして提供を通じて心に潤いを与えたい。
そう考える理由は、私の大学経験にある。自分から進んで行動しないと何も学べず与えて貰えないと気付いた。実際、アルバイト、留学、ボランティアを通じて出会った多くの価値観は自身を精神面で強くしてくれた。
そして、私には”他者の喜びを自分の喜びに”という大切にしている価値観がある。アルバイトでの販売業務を通して、1番の喜びの根源は
他人の笑顔にあると気付いた。商品を介して、他人の生活に幸せを最終的に生み出せれば嬉しい。

だんだん企業が求める人から、本当にこの人で良いのだろうかという見定める段階に入ってきていると感じた。

今まで受けてきた面接官とは違い、雰囲気が完全にビジネスマン、人を見るに長けていると感じる。堅い雰囲気。アイスブレイクなどもなかった。

他に頑張った学生時代のエピソード

私は、学生時代にサークルの掛け持ちとしてオープンキャンパスの運営広報に携わっていた。始めようと思った理由は、自分が高校生の時に受けたスタッフから受けた感銘を元に受験勉強を頑張ることができたからだ。またこれをやり遂げることで、影響力を持てる人間になりたいと思ったからである。私の在籍する学部は、高校生からの認知度が低いという致命的な問題を抱えていた。そこで、学部紹介班のリーダーとなり、率先して今まで続けてきたスタイルを廃止した。例えば、メモを読みながらの紹介、パンフレットに書かれているままのことの紹介、義務感としてやっていた広報をするなどである。結果これらを通して私たちは、８８パーセントもの来場者満足票を得ることができた。

あなたの最近の選考について教えてください

私は、社会の豊かさを根底から支えたいという思いから、他に不動産業界を併願している。人生で何度とない大きな買い物をサポートしたいという理由から、この仕事を選んでいる。しかし、インターンシップを通じて今は御社のインテリア業界に興味を抱いている。理由としては、自身の価値観が大きく影響している。例えば、紹介し購入してもらった不動産が自然災害などの理由により、人の命が奪われてしまったとしたら、責任は果たして自分は取れるだろうかと考えたからである。人の人生決断を進めることはやりたいことではない。住まいをもっと身近に豊かに感じてもらう機会を作ることが、今の自分が最もやりたいことであると感じた。以上の理由から、改めて御社を志望する。

特に厳しい制約はなかったように思う。ただ、その後セミナーと称して色々とこの企業の良さや働きやすさについて案内があるみたいなので、ある意味囲い込み。

自分が人生の目的を定めて就活をすることをおすすめします。なぜなら、内定ゴールとして選ぶ企業と人生の目的の手段として選ぶ会社とでは、見方も随分と違ってくるはず。ニトリは日本でこそ知名度は比較的ある企業ですが、世界的に見ればIKEAに比べて小さいし、発展途上の会社です。いかに、自分が企業の求める人物と一致していて、その企業の売り上げに貢献できるかをアピールするが大切です。ちなみに高学歴しかいない訳ではないので人を見てます。

自分のやったことに自信を持って話せること。４年間という長い時間を使って、何を得て、どう取り組んできたかを問われていると感じる。ただなんとなく、カッコ良さそうだから、といった理由でサークルや留学に参加する決意をしたのなら、面接前に用意周到に整理しておくべき。

夏からのインターンシップは採用に関係ないとしていながらも、何らかの形で学生の囲い込みをしている。実際、座談会、自己分析セミナー、リクルーター、早期選考など、参加していたことで得られたメリットは大きかったと感じる。