22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 横浜国立大学大学院 | 男性
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Q.
志望動機。および5年後10年後にどの分野でどのように活躍したいか
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A.
「金融業界の中核にあたるMUFGグループに技術革新をもたらす」という挑戦がしたいと思い志望した。 創造性の溢れるITの仕事、社会貢献性の高い金融の仕事、双方に魅力を感じていたため、貴社に興味を持った。中でも、業界で圧倒的なプレゼンスを発揮されているMUFGグループにおいて、そのデジタル化を主導することに大きなやりがいを感じた。金融業界では他業種の参入が加速しているが、強固な顧客基盤を持つ金融機関だからこそ生み出せるサービスがあると考える。私は、そうした技術革新に挑戦し、多くの人々により優れた社会インフラを提供したい。 具体的には、10年後に最新技術の導入を自ら提案できるようになっていたい。ただ、技術導入にはITの知識だけでなく、グループ全体、そしてユーザーに対する理解が重要だと考える。そのため、10年目までに銀行、証券の各部門でユーザーに全力で向き合い、その業務や課題を身を以て学んでいきたい。 続きを読む
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Q.
自覚しているご自身の性格と、周囲から言われる性格について教えてください。
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A.
周囲からは「どんな話でも深く理解してくれる聞き上手」だと言われる。私自身、知識に限らず「人への好奇心が強い」と自覚しており、日頃から周囲の話に真剣に耳を傾けている。実際、この性格を活かし、研究室の連携を高めた経験がある。 修士課程の理学研究に取り組む中、普段から周囲の研究について積極的に訊ねていたことで、各研究の汎用性や接点に気が付いた。しかし研究室では、研究成果の発表が上級生に限られていたため、全体の情報共有が不足していた。そこで、年一度の研究室合宿の際、学生全員に、1人10分ほど研究内容をプレゼンしてもらうことを依頼した。下級生への依頼に特に苦労したが、全員に発表してもらうことで、研究室全体の相互理解を促した。結果、合宿を機に持ち回りの成果発表が定着化し、年次や分野を超えた多数の連携が生まれた。社会に出ても、この性格を活かし、顧客のニーズや課題に真摯に向き合っていきたい。 続きを読む
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Q.
ご自身のどんなところを課題と感じていますか。またそれは社会人になってどのように改善していきたいと考えていますか。
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A.
「細かいところまで考え過ぎてしまう」ところが課題だと考えている。 ベンチャー企業の長期インターンに参加していた際、2時間で終わる仕事に3時間以上かけてしまったことがあった。小さな問題が気になり、原因を探るのに時間を費やしたためだ。そこで私は、研究とビジネスの切り替えが重要だと気がついた。論理を重視する数学の研究では、時間をかけてでも矛盾のない結果を出す必要があったが、顧客を相手にするビジネスでは、時間内での最良の結果が求められるからだ。 そのため実務においては、予め全体像を捉え、要点を整理してからタスクに取り組むことを特に意識した。それにより、全体の力配分を考え、重要度の低い部分に時間をかけすぎないようになった。ただ、時には細部にこだわるべき場合もあり、そうしたバランス感覚が今の私に足りている。ゆえに、社会に出たらより視野を広げ、業務全体から重要な要素を「見極める目」を養っていきたい。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
継続力と分析力が私の強みである。この強みは8年間続けたバスケットボールで培われた。 どのチームでも最低身長だったが、高校入学時は150cmしかなく、同級生に全く歯が立たなかった。しかし、低身長を理由に試合に出られなかった中学時代の悔しさから、先発出場を目標に人一倍の努力と工夫に励んだ。 毎朝7時からのシューティングと放課後の筋トレを3年間継続し、体格のハンデをチーム一の練習量によって埋めた。また、チームメイトの特徴や発言を分析したところ、パスとDFの能力がチームに必要であると推測した。したがって、プレイの合間に意思疎通を図ること、先発選手に対戦練習を挑むことを習慣化し、双方の能力を磨いた。結果、司令塔としてチームに貢献し、20人以上いるチームで先発を務めることができた。 今後も、「状況分析を基に焦点を絞るスキル」と「その焦点に向かい尽力する力」を活かし、多くの課題解決に取り組んでいきたい。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
修士過程において、量子を用いた時系列研究に力を入れた。 学部時代に重点的に研究した「量子の特性」を、数学外の分野へ活用したいと考え、大学院で金融への応用に踏み出した。しかし研究室では、金融領域の先行研究の多くが学術的なものに留まっていた。そのため、より実用性を意識した研究がしたいと考え、仮説の構築・検証の両面で工夫に努めた。 まず、OBであるクオンツの方が主催する金融研究会に毎週参加し、実データを用いた運用モデルの開発に携わった。それにより、単にシミュレーションで有用性を測るだけでなく、結果に至る背景まで推察し、多角的な仮説検証を図った。また、週2回他の研究室に足を運び、専門領域外に目を向けることで、検証結果に対応する柔軟な発想力を養った。 結果、1年間の試行錯誤により、従来の時系列モデルの改良を実現した。この経験から、どんな課題に対しても「行動を伴った思考」を心がけるようになった。 続きを読む