【隠れた個性を引き出す】【20卒】公文教育研究会の冬インターン体験記（文系/総合職）No.6616（早稲田大学/男性）（2019/6/26公開）

教育業界が志望業界のうちの一つであったため、就職活動前に一社以上は参加しようと考えていた。その教育業界の中でも事業規模の大きい公文のインターンシップに参加し、業界研究・企業研究をしようと思った。また、私が興味のあった教室コンサル職の体験型ワークができるとあったことも参加理由である。

インターン当日はグループワークがあり、私にとっては初めてのものだったので、GD対策本を購入し、読んだ。

相手の過去の経験や現在の目標から、相手のやる気や新たな個性を引き出す

1日目にやったこと

まず、全部で３時間程度と短いものだった。初めの４０分程度は軽い会社説明会のようなものが行われた。その後、公文の教室コンサル職の仕事における教室の先生との面談がどのように行われているか説明があり、その方法を参考にしながら、班のメンバーの過去の経験や現在の目標から相手のやる気や相手も気づいていなかった個性を引き出すというものだった。その後は、公文独自の教材にどのような工夫がなされているかを、配布された教材のサンプルを参考にしながら、班で議論するというものだった。発表をする機会はあったが、有志の班１チームだけが発表するというものだった。

人事部社員2名

なし

苦労したことにもつながるが、真のコミュニケーション力は、聞いたり、それに対して自分の意見を相手に伝えるだけでなく、相手の隠れた個性やニーズを引き出すことだとおっしゃっていたこと。確かにどの業界、どの企業の説明会に参加しても、「隠れたニーズを引き出す」というフレーズが飛び交っていたことから、この引き出す力は今後、どの業界・企業に進んだとしても、必要になってくると感じた。

教室コンサル職の面談体験ワークが難しかった。初対面の相手の経験や目標を聞き、ただそれについて会話するというだけでなく、その中で相手のモチベーションをさらに高めたり、相手すら気づいていない個性等を「引き出す」というのは非常にコミュニケーション能力が試されると感じた。

教室コンサル職の面談ワークを通じて、社会人のコミュニケーションの仕方を少し学ぶことができた。ただ、相手と会話するのではなく、相手の過去の生い立ちや些細なことからも相手のことを引き出していくことは難しいことであるが、重要なことであると感じた。

教育業界志望であったが、漠然と志望していただけであったので、社員に質問しようと思っていたことが少なかった。事前に質問したいことをもう少しまとめておく必要があった。また、esに記載したことを当日のワークでも使用するので、しっかりesを書いた方が良い。

実際に教室が抱えている課題解決の方法を考えるといった仕事に直接関わるワークではなかったが、どのようなコミュニケーションの方法をとっているのかを考えるという点で想像できた。また、公文ではどのような指導方法がなされているか等の実際の映像が流れたことからも少しイメージできた。

まず、実際に面談ワークを体験してみて、自分に少なからず適性があると感じたから。教材編集等は、例えば、英語の専門知識を有していないと厳しい部分があるかもしれないが、人の相談を受けるという機会が今までの人生で多かったので、教室コンサル職であれば、自分の力を活かせると思った。また、周りの参加学生や社員の方と自分の雰囲気が合っていると感じた。

私は教育業界の中でも、より現場に近いところで仕事をしたいと考えていた。公文のメインの事業の一つである教室コンサル職は、自分のやりたい仕事とマッチしていたため、ぜひ公文で働きたいと思った。また、参加学生や社員の方は穏やかでありながら、子供に良い教育をしたいという想いを共通して持っていたことからも志望度が上がった。

今回の1dayインターンシップに参加したことで、特別フローに案内されたり、選考が一部免除になるということはなかったと思う。しかしながら、夏季に行われた５daysインターンシップに参加した学生の中には、選考が一部免除になったという人もいたので、夏季インターンに参加すると有利になるかもしれない。

特にどの業界を志望していたということはなく、広く見ていた。ただ、元々公務員志望であったため、アバウトであるが、公のための仕事をしたいと思っていた。だから、財団法人や公益法人、さらに元公社の企業を志望していた。具体的には、土地や道路整備、住宅関係に興味があったので、不動産や交通系インフラを志望していた。また、教育にも興味があったので、教育業界も志望していた。

教育業界はただ漠然と志望していただけであったが、インターンシップに参加したことでかなり志望度が高まった。今回の体験ワークや現場の社員の方のお話を聞くにつれて、子供の将来に関わる仕事の面白さややりがいに気づき、自分も携わりたいという思いが高まった。また、多くの子供の教育に関わるために、事業規模の大きい企業や独自性、先進性のある企業を受けようとも思った。