【感動と成長の教育体験】【21卒】公文教育研究会の冬インターン体験記（文系/総合職）No.13699（慶應義塾大学/男性）（2021/4/11公開）

アルバイトで教育に携わっていることもあり、教育業界に関心があった。その中で、自身が小学生の頃に教材を使いお世話になった公文教育研究会に興味を持ち、参加に至った。会社の雰囲気や事業内容に対する理解を深める目的で参加した。

このインターンシップには選考がなかったため、特別な対策や準備はしていない。強いていうなら、就活会議などの就活支援サイトで公文の1Dayインターンシップの内容や評判を事前に確認した。

相手のモチベーションを高めるKUMON流のコミュニケーション術の実践/子どもの能力を見極めて行う指導計画の立案

資料が配られ、個人ワークの後グループワークを行うという流れ。

公文におけるコンサルティング業務の内容、公文の考え方、社員さんの雰囲気

教室コンサルティング業務体験

1日目にやったこと

冒頭に会社説明を受けた後、1人の社員さんが公文教室のコンサルティング役、もう1人の社員さんが公文教室の先生役を担当し、業務内で実際に行われるような対話を実演してくださった。対話を通じて、相手が気付いていないような課題や感情を自発的に気付いてもらうという公文流のコミュニケーションを直で見た。それを、2~3人でペアになって学生にも実践してもらうというワークがあった。その後は、公文の教材サンプルが配られ、教材に施されている工夫には具体的に何があるかチームで話し合った。発表は全員がするものではなく、挙手制で一部の学生だけが行った。

人事部の社員

なし

インターンシップ終了後、社員の方とお話しする機会があった。そこで、インターンシップ中に自ら手を挙げて発言した積極性を褒めていただき、顔も覚えてもらえていたようであった。

対話を通じて、相手のやる気を引き出したり相手すら気付けていない事実や課題を明らかにするのは想像以上に難しかった。業務でのコミュニケーションや人との対話の経験を積まないと、中々できることではないと思った。また、自分の経験や価値観を初対面の人に分かりやすく伝える難しさを実感した。

休み時間に雑談を交わした程度である。連絡先は交換していない。他の学生が他にどういった業界・企業を見ているかを知れた。

公文の教材の完成度の高さが印象に残っている。実際に小学生が問題を解く姿を撮った映像を流してくださったのだが、子供の目線から徹底的に教材開発されており、計算ミスがなくなっていく様子を見て感動したのを覚えている。また、子供に合わせた教え方を教室の先生が把握し、実践している姿を見て、公文式教育のクオリティの高さを改めて認識した。

せっかく社員の方と交流する機会があるので、公文について事前にリサーチし、聞いておきたい質問をまとめてくるといいと思う。

公文の業務内容に対してイメージが非常によく膨らんだから。業務内容が分かれば、その会社で自分は将来どう働くのかが想像できる。インターンシップに参加しないと観れない映像などもあり、公文の教室コンサルティングや教材開発の業務への理解を深められる良い機会であった。

インターン参加学生との会話や就活の体験記を通じ、教育に対する意欲や関心が他の学生よりも優れている自信は正直あまりなかったため。また、公文の総合職は全国転勤であり、地方の配属から地方の配属になることもあるため、転居を伴う移動を避けたい自分には合わないのではないかと思った。

公文での教室コンサルティング業務や教材開発業務に、自分が想定していた以上に意義があると感じたから。公文の教材を経験して身に付いた学習姿勢は大人になってからも役立ち、子供の将来のためになると思った。子供が物事を最後までやり抜いたり、同じミスを繰り返さないようにする習慣を身に付けてもらう仕組みが出来上がっていると感じた。

選考のない1Dayインターンシップであり、参加後に特別なイベントを案内されるということもなかったため。どちらかと言うと、学生を選考したいわけではなく、学生に公文の業務や教材、教材を解く仕組みについて理解を深めてもらいたいという意図を感じた。

インターンシップ参加前は、教育業界の中でもなんとなく以前お世話になったという理由で公文に興味を持っていたが、インターンシップ参加後は公文で働くことの意義や幼児教育の大切さが分かり、志望度が上がった。その後の就職活動では、教育業界だけに絞るということはなかったが、教育業界の他の企業も見てみようと思った。

社員さんのお話を聞いていると、出身の大学は教育学部でなくとも教育や子供に強い興味を持っている方が多いのではないかと思った。また、学生にインターンに参加してもらい、何か気付きを得てほしい、少しでも今後の為になって欲しいという人事部の方の熱い想いを感じた。参加後は、本選考でも他の教育系の企業も受けてみようと思い、リクナビで教育業界の企業を検索してインターンや説明会開催の有無を調べた。