【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】12年目の人事【面接の雰囲気】もともと説明会や座談会等のイベントでお互いに知っている方との面接だったため雑談のような雰囲気だった。【挫折経験を教えてください。】ゼミ形式の中国史の授業での経験で、その授業は少人数制で、教授を交えて議論をするのがメインでした。私は受験に成功した直後だったこともあり、その分野について知識があると自負していました。しかし、その場には自分より知識量がある人が非常に多く、理解できない話が飛び交うことも多々ある状況であり、自分が全くついていくことができない状況に挫折しました。当初、「こんなことも分からないの?」と思われることが恥ずかしくて知ったかぶりをし、議論に積極的に参加できないまま授業が終わり、後で自分で調べていました。しかし、知ったかぶりをすると、教授からの有益な情報を逃すなど自分の知識の器に蓋をすることになると気づき、もったいないと思うようになりました。それ以降、予習を徹底した上で、わからないところがあればそれを素直に認め、積極的に聞くことを心がけるようになりました。この経験は、自分がこだわりを持つ分野においてもわからないことは認め、アドバイスは真摯に受け止めるという意識を持つことにつながっています。例えば○○でも、今までの自分のやり方に固執することなく、素直に助言を受け入れるようにしています。この考えは、社会人になっても年次を重ねるほど大切になるだろうと思っています。【幼少期の経験で今の自分の考えにつながっていることはあるか(この質問をはじめとして、エントリーシートに書いた幼少期の海外経験についての質問が多かった。)】現地人の運転手の家に子供だけで遊びに行った経験から、文化や価値観の多様性への向き合い方を学びました。現地では、当時の自分の価値観では信じられないような環境が多く見受けられました。例えば衛生状態が非常に悪い状況で暮らしていたり、見た目が良くない食べ物を食べていたりしたことです。私は初め、その状況を受け止められなかったが、信頼している運転手がそこで当然のように暮らしている様子や、楽しそうにそこで遊んでいる子供達を見て、自分の価値観の物差しで全てを測ってはいけないということに子供ながらに気づきました。以降、自らが持つ価値観と異なるものに遭遇した時も、共感することはないかもしれないがまずは一回理解して自分の中に落とし込むということを意識するようになりました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】幼少期の経験から今の考え方につながるところを多く聞かれたので、自己PR,の一貫性が問われていると感じました。自己分析を丁寧に行ったことが評価されたのかもしれない
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