【19卒】エイチ・アイ・エスの社内SE職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.6070 （2019/2/20公開）

あなたにとって、旅とは何ですか。/忘れられない旅のエピソードをお聞かせください。/旅を通して、得たものは何ですか。/ご自身の経験を活かして、H.I.S.で挑戦（実現）したいオンリーワンの商品（または事業）を提案してください。

インターンシップの選考時から学部時代の先輩や、共に就職活動をしていた学生からアドバイスをいただくことで、ES作成に関するスキルの向上をはかった。

仕事、人生に関する自身の軸をうまく伝えることができたこと。エントリーシートで提出した事前課題に対する考え方。

やわらかい口調で、あまり緊張感の出ないような雰囲気を作っていただけていた。固くない社風が面接の雰囲気にも出ていたように思う。

留学を通して今生きていることなどはあるか。いつ頃、どのような目的を持って行ったのか。

様々な人と出会い、視野と知見を広めることを目的に、大学３年次の夏季休暇に留学をしました。代表として部活動の運営を行っていく過程で様々な意見を聞くようになり、もっと広い視野を持つことの重要性を感じたことがきっかけです。大学２年次から翌年の留学を目標にアルバイトを増やし、少しでも日本人の少ない環境を求めて、大学の生協は通さずに留学の企画を進めました。
留学先で様々な人に出会いました。デンマークの友人は、職業教育の長期休暇を利用し留学に来ていました。彼は職業教育を終えたのちに大学へ戻り２年間の学生生活を送り、その後就職するそうです。スイス出身の大学生は、世界各国の環境問題への取り組みとその意識に関心を持ち留学を決めていました。一方で、サウジアラビア出身の友人は、遊戯を目的に来ていました。自国では婚約者以外の女性に触れることを禁止されているそうです。
留学を決める理由は人それぞれですが、その中でも国ごとに傾向があるように思えました。それは育ってきた環境の違いに起因するものでした。この経験を経て、今では様々な考え方を持つ人々と意見を交わし理解しあうために、考え方の違いの根底に潜むバックグラウンドを理解しあうことが大切であると考えるようになりました。

アルバイトが長く続いているようだが、それについて聞かせてほしい。

接客やパンの焼成などを行う飲食チェーン店のカフェでアルバイトをしています。アルバイトを始めた目的は、自己負担分の学費の支払いと接客業務を通してマナーの習得をすることです。大学２年次には、翌年の留学費用を稼ぐことも目的の一つとなりました。
大学１年生の時から継続してきた経験の中で、食材の処分の積み重ねが大きなロスに繋がっていると感じるようになりました。天候や新メニューの導入時期によって変動するパンの売れ行きデータを記録に残し、店長に伝えました。毎日一定数の製造をするというこれまでの方針を改め、状況に応じて日々の製造量を調節することでパンの廃棄量を減らすという対応策は認められ、自店の純利益を月平均３万円ほど向上させる結果に結びつけました。
また、店長に次ぐ立場であるという責任感から自分一人で多くの業務をこなすことが日常的になっておりました。共に入る従業員の負担を軽減することは一見喜ばれる行為に思われますが、今後の店舗を担う新人の育成を考えたとき、一概に正しい行動とはいえないと思いました。効率の良い仕事の配分を意識しつつ、今後の店舗のことを考えた新人の教育も考えて業務に取り組むようになりました。

他社の選考状況なども含めて、本心で正直に話をしたこと。自分の性格が企業の風土と一致している点があったこと。

偉い立場の方であっても面接をしている学生に寄り添って話をしてくれているように感じた。部屋がしっかりとしているので最初は緊張したが、とても正直に話しをしやすかった。

ほめて伸ばされるのと、厳しくして伸ばされるのどちらが向いているか。

厳しくされる方が向いている。基本的に現状に満足してしまいたくないという考えがある。同時に負けず嫌いな性格でもあるので、厳しくされることによって期待以上の自分を見せたいと考えて褒められる時以上の成果を出すことができると思う。
例えば研究活動において、よく頑張ったと教授に褒められることがあると自分はその期間の研究活動が模範的なものであると判断して、その行動を維持することに努めてしまう。しかし、研究活動に対してもっとこのようにすべきだ、などのアドバイスをいただくことがあると、そのアドバイスに答えるだけで次回のミーティングを迎えるのではなく、その意見を上回る形の成果を上げて教授との議論に挑むことができる。

入社時の育成の制度はどの程度整っていた方がいいと思うか。また、弊社はどの程度整っていると思うか。

あまり整っている必要はないと感じている。整いすぎることによって、それが自分の成長スピードに歯止めをかけるようになってしまうようでは困るため。勢いを持ってどん欲に成長をするためには、制度の整い具合以上に自分からどん欲に学習していく姿勢の方が大切であると考える。
御社の教育の制度はほとんど整っていないと思う。一番の理由は、SEの新卒採用自体がまだ始まったばかりであるということ。新卒採用が三年目であることと同時に、部署自体が若い事や企業としてもまだ古い歴史があるとは思えないことも理由の一つである。このような風土があるからこそ、勢いを持って様々な新しいことにチャレンジをすることができる社風が伺えるのだと思う。

自身が納得いくまで就職活動を続けるべきであると話してもらえた。他社の選考を最後までしっかり取り組んだうえで来てくれたらうれしいと言われた。

自分の性格が企業に合っているかどうかは特に重要であると思う。チャレンジ精神が旺盛であることや、ナンバーワンやオンリーワンの存在であることへのこだわりなどがあることはこの企業ならではであると思う。安泰している立場に満足するのではなく、常に前へ前へとどん欲に進みながら、新しいことに閲局的に取り組んでいくことが好きな人ならばきっと向いているし、それが好ましく思えない人は、居心地をよく思わないかもしれない。

面接官と正直に向き合っているかということは見られていると思う。上記で話した向き不向きも見られているとは思うが、それ以上に正直に本音で語って面接に挑んでいるかということは見られていると思う。そのため、猫をかぶっていては内定は出ないように思う。

上述したことと内容が被るが、正直に自分の気持ちを面接官に語ることと。自己分析等を通して、自身の適性を把握しそれが会社の風土と会っていることを確認したうえで選考に挑むべきであると思う。緊張しすぎないことも大切。