【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】営業事務【面接の雰囲気】面接官が「面接官をやるのは緊張してしまうわ。」と漏らし私が笑顔で返すほど和やかで優しげな面接官の人柄と雰囲気でした。質問に関しては、ESに沿った典型的かつ安易なものでした。自分の活動や会社に入った後のビジョンを話すと、感心し褒めてくださいました。【あなたがこれまでに困難に向き合い、乗り越えてきた経験、または実現してきた経験を教えてください。】所属した討論部の副部長として、『東日本討論大会で400人中10位入賞を獲得したこと』です。2年時に出場した際は390位であり、困難に遭遇しました。そこで私は週4回の練習後に先輩を毎回訪問して弱みを分析しました。その結果弱みが“反論力”だと分かり、以下2つの努力をしました。1.練習外の時間に先輩を訪問し、反論を伺いストックを増やしました。2.練習で議論になった他者の意見を全てノートに書き、それに対する何通りもの反論を毎日考えました。上記の努力を1年間続けた結果10位入賞を果たし、困難を乗り越えることが出来ました。私の強みである「高い目標に挑戦し結果を残す力」が発揮されたと考えています。困難を乗り越えるためにどのような工夫をしたのか具体的に話すことで、面接官にどれくらい努力をしたのかを想像しやすくしました。また、困難に遭遇してもしっかりと乗り越えられるような印象を面接官に植え付けるために、力強く快活に話しました。【あなたが異なる価値観に影響を受けた経験を教えてください。 】小学生の時にバトン部の部長を務め『失敗した経験からリーダーとしての責任感を学んだこと』です。私は“目立ちたい”という気持ちだけで部長を務めていました。いつも発表会後に先生方が部員全員にお菓子を配っていたのですが、ある日私は部長であるのにも関わらず「登下校中に飲食をしてはいけない」という部のルールを破ってしまいました。その後部員全員の前で謝罪し、先生からの罰で部の連帯責任としてそれ以降お菓子が配られることはなくなりました。この時私は、ルールを破ってしまったことと部長としての責任感のなさに恥ずかしさを覚え猛省しました。この経験からリーダーとしての責任感の重要性を感じ、今も大切にしています。その時影響を受けた価値観が今の自分を形成していること、今も大切にしていることを強調することで、自分自身の誠実な人間性をアピールしました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】ESに書いた内容しか質問されないため、ESをしっかり見直していく必要があります。なお、私自身ESの内容と同じことを話しただけだが、その中でも面接官は自分の言葉を使ってハキハキと話せるか、質問に対して丁寧な言葉でしっかりと受け答えが出来るかなど、印象やコミュニケーション能力を評価していると感じました。私は営業部門を希望していたので、面接官を代理店さんやお客様、自分自身を営業部門に所属する社員と見立て、面接官が私を営業先に出ても問題ないと評価してもらえるよう、意識しました。
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