【経営改善の未来へ】【16卒】ＫＣＣＳマネジメントコンサルティングの面接の質問がわかる本選考体験記 No.186（大阪教育大学大学院/）（2017/6/13公開）

売れない架空のアイドルグループの存続について

コンサルタントの仕事に不可欠な、「論理的思考」ができるかを重視しているように感じた。感情に流された意見ではなく、与えられたデータをもとに分析して意見する姿勢が評価されたと考えられる。また、異なる意見の人の話を聞き、受け入れながらもグループ全体の答えが１つになるように皆の意見をまとめる能力が求められていたように感じた。通過するためには、他人の意見を受け入れまとめつつ、自分の意見を論理的に根拠も含めはっきりと述べる必要があると考えられる。

志望動機について深く聞かれたため、志望度の強さを重視しているように感じた。私は理系専攻であり他の経営コンサルタント会社や金融関係の会社を受けていなかったことから、経営コンサルタントを本当に目指しているのか疑われていましたが、自分の就職活動における軸と一致している点をしっかりと説明したところ、納得していただけました。

主に、１次面接時に持参するように言われていた自己紹介資料をもとに進めていた。また、回答に対する深堀はあったが、答えやすいように和やかな雰囲気で進めていたように感じた。

将来どんなコンサルタントになりたいか

他専攻出身であるため、入社当初は経営について学び、コンサルタントとして必要な知識を積極的に習得したいです。そして、コンサルタントは知識だけではなく人間性も必要であると考えているので、取引先であり人生の先輩でもある会社の経営者の方々のお話を聞き、会社経営に対する考え方や対話力、人間力などを学び一人前のコンサルタントになりたいと考えています。注意した点は、入社してすぐの段階と、さらに遠い未来とに分けて回答する事で、具体的に話すようにしたことです。

なぜKCMCを志望するのか

「アメーバ経営」を強みとしている点に魅力を感じたからです。企業理念の浸透や、具体的な数字で示す事で経営状況を明確にする点が貴社の強みとしているアメーバ経営の特徴であり、他社とは大きく異なる点だと考えています。また、社員の育成に力を入れている点や、社風にも魅力を感じました。経営コンサルタント会社は一般的に離職率が高く、長く勤める事が前提ではない会社が多いですが、貴社は社員一人一人を大切にしている社風であると感じたため、貴社を強く志望しています。注意した点は、他社との違いを具体的に述べたことです。

他社ではなくなぜKCMCなのか、「アメーバ経営」についてどの程度理解しているのか、等の質問を通して志望度の強さを見ているように感じた。また、コミュニケーション力などの経営コンサルタントの仕事に欠かせない能力が備わっているのかも評価していると感じた。１次面接に比べて深く掘り下げられたため、幾つか消極的な回答になってしまったことが評価を下げた原因になっていると考えられる。

履歴書や前回の面接時に提出した資料を基に進めていた。圧迫面接ではなかったが、深堀りが有り、緊張感のある雰囲気であった。前回の面接内容と重複した質問もいくつかあった。

経営コンサルタントは飲み会が多いが、飲み会はどの程度参加しているのか

私はサークルや部活動に入っていないため、飲み会に参加する機会があまりありません。しかし、研究室などで開催された場合は積極的に参加する様にしています。「幹事などを務めた経験はありますか。」と聞かれ、「あまりそのような経験はありませんが、機会があれば務めてみたいです。」と答えました。注意した点は、正直なところ苦手であったことに対する質問であったため、消極的な答えになってしまったが、今後挑戦してみたいという意志を伝える事で前向きなイメージを与える工夫をしたこと。

研究と違い経営コンサルタントはコミュニケーションをとる機会が多いが大丈夫なのか。

大学の研究では、一人で全て考えるのではなく、仲間や教授などと話し合いながら実験を進めることが多いです。また、学会などでは大勢の前で発表することや、様々な大学の方とお話しする機会があり、目上の方とお話しする事には慣れています。そのため、経営コンサルタントの仕事に活かす事ができると考えています。回答にあたり注意した点は、面接官の持つ研究のイメージと違うという点を、学会での実際の経験をもとに話した事です。