【次元を創造する新規事業】【22卒】スカパーＪＳＡＴの夏インターン体験記（理系/総合職）No.13171（北海道大学大学院/女性）（2021/3/14公開）

就活のスタートが遅れてしまい、とにかくインターンシップを経験しなくてはと焦っていた。合同説明会にとりあえず参加したとき、イメージの強い放送事業だけではなく通信事業もやっている、という意外性に魅力を感じ、応募締め切りにも間に合うということで応募した。

企業のHPをひととおりチェックし、あとはネットで通過ESを少し読んだ。選考がESのみだったので、就活が終わった先輩に添削をしてもらい、少し直して提出した。

手段は何でもよいので、当社のビジョンに沿って新たな次元を創造する新規事業を立案せよ

1日目にやったこと

まず会社説明があり、そのあとグループワークのテーマ発表、グループワークで事業立案を行い、夕方にプレゼン、優勝チームの発表、審査員とメンター社員からのフィードバック

やや上のクラスの社員

事業責任者とのMeet up

「プレゼンには『え？』と思うフレーズを入れなさい」とメンター社員から言われたこと。優勝チームの発表も終わり最後のフィードバックの時に言われた。学生のグループワークを横で聞いていて、少しふざけて言った言葉がそのままキャッチフレーズとして使えるものだったから、流したのはもったいなかったとのことだった。

「思いを形にする」がテーマだったようで、チームのメンバーとの考えのすり合わせに苦労した。また、手段は現在の事業内容に限らなくてよいとのことだったので、学生だけで発送するのが難しかった。グループワークの途中に数回挟まれたメンター社員のアドバイスのおかげでアイデアをまとめることができた。全体的に時間が足りず、全速力で走り切った感じだった。

ビジネスを作るというのはとても頭を使うことだということを体感した。また、テーマの通り「思い」から事業になるのだということを実例紹介とグループワークで理解したし、それを自分もやりたいと思うようになった。プレゼンの技術にもフィードバックがもらえて少しうまくなった。

普段から生活や社会において問題意識をもって生活すること。自分が何を解決したいか、考えがないと何も始まらないと感じた。

グループワークは充実感のある内容で、ビジネスのイメージも変わった。しかし与えられた「課題」だったため実際の仕事はどうなっているんだろう、現場はどうしているんだろう、という疑問が解決できなかった。また、社員の実績が大きく自分が未来になる姿とは考えにくかった。

その会社で働く自分の様子がイメージできなかったため。自分が会社に入って何ができるのかわからないままなので、ESや面接でアピールしにくい。
ただし、参加学生の中では学歴は上のほうだと感じたので、本選考では学歴を見るのなら少しだけ有利かもしれないと思った。

社員の印象がよく、学生ともこまめにやさしくコミュニケーションを取ってくれたので、入社しても人間関係のトラブルで悩むことはなさそうだと感じた。また、まだ現実感はないが本当に自分の思いをビジネスにすることができるのであれば素晴らしいフィールドだと思う。

この後に行われる３DAYSインターンシップまで参加すると、本選考の一次選考が免除になる。また、会社説明や社員との会話で会社の価値観がかなり理解できたと感じたから。

「出遅れて焦って」参加したので、まったく志望業界は決めていなかった。インターンシップに参加して、この企業への志望度は上がったが、独特なビジネスモデルなのでどこの業界にも属さない企業のように感じ、他にどの企業を見るかを考える参考にはならなかった。したがって、参加後も志望業界は未定のまま変化はなかった。

志望企業や業界は定まらなかったが、この１日でビジネス視点がかなり身についたと感じた。日常生活の中で解決したい課題を見つけたり、どうしたら解決できるか、何がそれを妨げているのか、どういうビジネスモデルにしたら利益が出せるか、ということを考えるようになった。就職活動の方向性は決まらなかったが、社会人になる準備は進んだように思う。