【海運の挑戦、船出せよ】【21卒】日本郵船の夏インターン体験記（文系/海上職）No.11213（法政大学/男性）（2020/10/14公開）

有名な三大海運会社の内でインターンシップの募集人数が多かったこと、そしてリーディングカンパニーであったことです。
インターンシップには事務職と海上職がありましたが、珍しい経験が積めそうだと思い、海上職を選択しました。

エントリーシートで日本郵船の海上職として活躍したい、海上職に興味があると書いて理由までしっかりと書いたことです。また海運会社そして海上職の業務内容、仕事内容を事前に調べておきました。

日本郵船の業界・企業理解

1日目にやったこと

まず海運会社、日本郵船、海上職の詳細説明（座学）があり、その後航海士が実際に使う航海道具を使ってみたり、昼食兼社員さんとの座談会、社内見学機関士による船内設備クイズがありました。

なし

フィードバックそのものは無かったものの、社員さんは座談会や座学で入れ替わりながら常時5,6人来てくださいました。その際に詳細な業務内容や仕事のやりがい、プライベートなどを聞くことができました。

航海士が航海時に自らの船がどの位置にいるのか、目指す地点はどこなのかを調べるための三角定規を使って、東京本社ビルがどこにあるのか調査するワークがありました。
その際に三角定規が思ったよりも扱いづらく、精密に計測することが出来ませんでした。

まず業界理解、企業理解、業務理解が進んだことが良かったです。そして実際に航海士、機関士が使用する道具や機材に触れられたことや座談会を通して働き方が理解できたことも良かったです。非常に充実した時間になりました。ちなみに座談会は昼食時にありました。

海上職には航海士と機関士があることは知っていましたが、それぞれの業務内容を簡単に調べておけば良かったです。

海上職ということで４～６ヶ月連続で乗船しなければならず、ずっと船内に缶詰めになることは自分には向いていないように感じたためです。もちろん総合職(事務職)は働いていけるかもしれませんが、総合職はインターンシップに参加していないので、何とも言えません。

インターンシップに参加するだけでは選考が優遇されないと感じました。総合職をはじめとして、ある程度学歴が求められることや倍率が高いことがあげられます。そもそも日本郵船が他の海運会社と何が違うのか、確固たる志望動機が無いために入社意欲が見えないと言われそうでもあるためです。

人事の方々は優しい人が多く、インターンシップ中にほとんどの業務内容をワークを通じて知ることができたということで、インターンシップ自体には満足しています。しかしながら海上職は４～６ヶ月連続で乗船しなければならないことがネックに思ってしまいました。

インターンシップ参加者は訪船会イベントに参加することができますが、社員さんから直接アクションを受けているわけではないので、本選考のスタートラインは一緒だと思いました。

あまり業界は絞っていませんでした。現時点ではどういった企業が自分に向いているのか、自分がどのような企業に魅力を感じるのかがあまりわからなかったためです。金融業界は生損保に興味があるものの、他の業界例えば不動産やIT、インフラ等様々な業界にインターン参加希望を出し、業界分析、企業分析を行っていました。

インフラ業界から金融業界へシフトすることになりました。金融業界特に銀行・損保・生保は採用人数が多いということでインターンシップのエントリーシートを提出することが多くなりました。さらに言えば本選考の優遇や参加者限定イベントがあるインターンシップに応募することが多くなりました。ですが、やはり志望業界を絞ることには繋がっていません。