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- A.
田中貴金属工業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒田中貴金属工業株式会社のレポート
公開日:2019年6月26日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
貴金属を扱っている企業の中でも、貴金属の回収・製造・加工・販売まで一括して手掛けているという点に注目して、それぞれの工程における仕事がどのようなものなのかを調べたり、インターンシップを通じて学んだ。自分は田中貴金属に関してはインターンシップを中心に情報収集を行っていたので、ホームページなどは必要最低限の利用だった。田中貴金属のインターンシップは夏と冬にそれぞれ行われるが、特に夏のインターンシップに参加すると冬に限定インターンシップの案内が来たりするので、機会があれば積極的に参加した方がよい。その他にも、説明会よりもインターンシップ企業の方にお話しを伺える機会が多いので、その後の選考のためになるような意見がもらえることもある。
志望動機
私は社会人として、モノの価値をさらに高めるための仕事がしたいと考えています。私は大学で様々な企業の方と接する中で、化学と社会の繋がりを強く意識するようになりました。また貴社のインターンシップを通じて、貴金属が私たちの生活を支えてくれていること、貴金属の可能性を最大限引き出すことの重要性を学ぶとともに、社員の方々の”貴金属を扱っていることに対する誇りと責任感”を感じました。さらに社員の方々とお話することで、自身も貴金属を用いた新たなモノづくりを通じて世の中に貢献したいと思うようになりました。私はこれまで研究や装置開発を行う中で培った経験と知識を活かして、貴金属による未来づくりに貢献したいと考えています。
インターン
- 実施時期
- 2018年07月
インターン
- 実施時期
- 2019年02月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
学生時代に成長できた点(250文字以内)/希望部門に対する志望理由(250文字以内)
ES対策で行ったこと
就活サイト上での過去の内定者のESを参考にしつつ、大学のキャリア支援センターを利用して文章の推敲を行った。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
筆記試験対策で行ったこと
SPIの対策本を読んで、問題形式の確認と時間配分などを注意するよう心掛けた。SPIは複数の企業でも利用することになるので、遅くとも2月頃には1周以上しておく。
筆記試験の内容・科目
SPIテストセンター(言語・非言語)
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 技術系人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自身の研究についての良いところや悪いところ、海外転勤への不安などを隠さずに正直に話したことが評価されたと思います。
面接の雰囲気
面接の日は天気が悪かったので、天気の話や軽い雑談から始まり、その後の5分程度の研究概要説明もしっかりと聞いてくれた。
1次面接で聞かれた質問と回答
海外拠点への転勤は大丈夫か。
私は海外経験が無いので、自信があるとは正直断言できませんが、英語が苦手でも海外の方と一緒に働いている社会人のお話を聞いたりしているので、もし海外に行く必要があれば勇気をもって飛び込みたいと思います。これからの時代、英語を使ったコミュニケーションの重要性はますます高まってくるはずだと思いますし、文化的背景の異なる人達との交流は、自身の見識をより広げることにもつながると考えています。特に、私は研究開発職を志望しているので、最先端の研究が海外にしかないのであれば、海外への出張や赴任を通じて知識と経験を蓄えて、会社の利益、ひいては世の中にとって必要不可欠な材料の開発などを手掛けてみたいと考えています。
会社選びの軸はなんですか。
私は将来に向けての研究開発などに力を入れている企業を重視しています。私自身が研究開発職として働きたいということもありますし、将来に向けての研究開発に力が入れられるということは、基礎的な研究から用途開発、応用研究に至るまで幅広い領域に携われる機会があり、世の中の持続的な発展に貢献することが出来ることであると考えています。そういった企業を見つけるために、就活サイトや企業のホームページ、就活関連のイベントでの情報収集は当然として、どの企業がどのような特許を持っているのか、どのような論文を書いたりしているのか、さらには企業の地域での活動(学生への実験教室やリサイクル活動など)を調べることで、その企業の価値観を探るように心掛けています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 役員2人/人事1人
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自信があることも不安に思っていることも素直に話すことが評価されると思います。ただ最終面接なので、入社への意欲や入社後(5年,10年後)の自身のイメージを面接官の方に伝えることも大切になると思います。
面接の雰囲気
インターンシップでお世話になった社員の方がいたこともあり、あまり緊張せずに伸び伸びと話すことが出来た。
最終面接で聞かれた質問と回答
田中貴金属を知ったきっかけはなんですか。
私は就職活動を始める前から、御社の名前はテレビCM等で知っていましたが、御社のインターンシップ、そして選考に応募しようと思ったきっかけは、大学院進学後の研究テーマの変更にあります。私は院進学後に、これまでと違って貴金属を扱ったテーマを研究することに決めましたが、自身も研究室自体も、貴金属の化学的な扱いに対する蓄積がありませんでした。そこで、せっかく夏のインターンシップに応募するなら貴金属について詳しくなれる会社が良いなと調べるなかで御社の名前が出てきました。加えて、御社が単に金の延べ棒やジュエリーを販売している会社ではなく、貴金属材料の研究や製造・加工などを手掛けていることをしり、御社への興味が高まりました。
研究を進める上で大切にしているなんですか。
私は、手を動かすより前に先に考えることを大切にしています。自分が行う実験についてあまり知らない状態で、しかも得られる結果についての予測もしていない状態で進めても、得られた実験事実から現象を読み解くことは難しいと思いますし、もしも想定外の結果が得られても、それが想定外であると判断せずに見落としてしまう危険があると思います。解析については、データを扱う人間の作法として基本的な統計学の知識を身に着けるようにし、実験や解析の段階で常に意識するように心掛けています。また、自身の専門領域から少し外れた、あるいは一見全く関係ないような研究についての情報を仕入れることで、研究計画がより膨らみやすくなるほか、領域の壁を越えた新しいテーマが見つかる可能性があると考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
面接時に、既に内々定を頂いていることや、今後も就活を続けたいという旨を伝えていたし、合格の電話を頂いた後もその通りにさせてもらえた。
内定に必要なことは何だと思うか
インターンシップを積極的に行っている企業だと思うので、出来るだけインターンシップには参加した方が良い。特に、田中貴金属のように貴金属を広く扱っている企業は多くはないので、インターンシップの場で貴金属業界に関する知識を得るのは重要。SPI通過後の面接は2回しかないが、その分自身の考えや研究テーマについて分かりやすく、はっきりと伝える必要がある(とはいえ、無理に真面目を演じる必要はなく、最低限の礼儀がなっていれば笑顔で、わりとフランクに接しても問題ないとおもう)。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自身の価値観や行動原理をはっきりと相手に伝えられる人が多いと感じます。面接官の方も相手が新卒の学生だと分かっているので、大層な成果を見せびらかすのではなく、自身がやってきたことと、その行動の理由を素直に話してくれる人が求められているように思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接合格者にインターンシップ経験者がそこそこいたので、インターンシップへの参加は内定に繋がりやすいかもしれません(早期選考などはありませんが)。1次面接での研究概要説明はPowerPointスライド3枚までしか使えないので、簡潔に研究を伝えられるように心掛けること。
内定後、社員や人事からのフォロー
最終面接合格者のみに対し、会社説明会兼懇親会のお知らせがきた。
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田中貴金属工業の 会社情報
会社名 | 田中貴金属工業株式会社 |
---|---|
フリガナ | タナカキキンゾクコウギョウ |
資本金 | 5億円 |
従業員数 | 2,498人 |
売上高 | 2172億400万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 田中浩一朗 |
本社所在地 | 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2丁目6番6号 |
電話番号 | 03-6311-5511 |
URL | https://www.tanaka.co.jp/about/group/tkk.html |
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