- Q. 志望動機
- A.
株式会社レゾナック・ホールディングスの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒株式会社レゾナック・ホールディングスのレポート
公開日:2019年6月26日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 技術系総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
総合化学メーカ―の特徴とそれぞれの強み・弱みについて押さえておくと共に、昭和電工の独自性について調べておくこと。昭和電工の"個性派化学"および"具体化"というキーワードが、会社の技術や社会でどのように役立っているのかにも注目すると良い。ホームページやインターネットでは分かりにくいところは、会社説明会やケミカフェなどのイベントに積極的に参加して情報を得るべき。選考について、技術系の場合だと1時間程度の技術面接があるため、日頃の研究に対する姿勢や、相手に分かりやすく伝えられるだけの理解力と説明力が求められていると思う。加えて、自身の保有している技術力(スキル)や経験と、それを結び付けて将来どのような仕事をしたいかできる限り明確にしておくこと。
志望動機
「個性派」をキーワードとして、社会の夢や人々の願いを化学の力で具体化しようと挑戦する貴社の姿勢に魅力を感じたからです。私は化学、あるいは科学は「モノづくり」の基盤であり、創られた「モノ」やそれによって生み出される「コト」を世の中に普及させることが、将来の社会をより良いものにすると考えています。私は小さい頃から水遊びや虫取りに熱中するなど自然に強い興味を持ち、科学誌などを読むことで自分の身の回りにどれほどの技術があふれており、それらが多くの科学によって成り立っているのだと感じていました。さらに現在、研究を通じていくつもの大学・企業の方々と関わる中で、化学を駆使して社会の未来を切り開いていくことの魅力の一端を体感してきました。私はこうした経験を活かし、世の中のニーズを掴み、化学の力をもって社会を動かすような人間の1人として、貴社で働きたいと考えています。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
キャリアパス希望と志望動機(200文字以内)/過去の困難について(300文字以内)/客観的な自身の説明(100文字以内)/大学での研究概要(A4で2,3枚)
ES対策で行ったこと
大学のキャリア支援センターを主に活用し、ES、特に研究概要を分かりやすくまとめられるように工夫した。
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2019年04月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 技術系人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
技術面接ということもあり、分かりやすいスライドと説明を、自信と笑顔をもって相手に伝えることが評価されると思います。
面接の雰囲気
こちらの話を真剣に、時に笑顔で聞いてくれていた。研究概要の発表時は、技術系社員の方らしいするどい質問も飛んできた。
1次面接で聞かれた質問と回答
どのようなスキル(計算・実験技術)があるか。
実験に関するものでは、質量分析から吸収スペクトル測定、ラマンスペクトル測定にプラズマ制御技術、ナノ粒子の化学合成など、複数の研究テーマを通じて様々なスキルを身に着けました。また計算に関しては、コンピュータを用いた量子化学計算や、分子ドッキングシミュレーションのスキルがあります。特に分子ドッキングシミュレーションについては、自身で必要なソフトのインストールから計算環境の構築を行い、実験系を再現するようなパラメータの選定まで行うという経験が出来ました。このように、様々な経験に基づく幅広いスキルがあるので、御社が研究開発を進めていく際にも、各部門どこに配属されても力が発揮できるような基礎的な土台があると考えています。
入社後、どのような仕事に携わりたいか。
私は御社の技術領域の中でも、特にナノカーボン材料に強い興味を持っており、ナノカーボンに関する研究開発や用途開発を通じて、世の中に新しい素材を提供したいと考えています。私は、学部生の頃にベンチャー企業の方々とナノカーボンに関わる共同研究をしたことがあり、その経験を通じて炭素材料の魅力・可能性に惹かれました。日本のみならず、世界を見渡しても、御社ほどの規模の会社で各種ナノカーボン材料をターゲットとした基礎研究、並びに応用研究を行っている会社は数えるほどしかなく、加えて、御社の持つ多様な技術領域との融合により、炭素材料の新しいかたちを見つけたいと考えています。そのため、ナノカーボンを始めとした素材に関わる仕事を将来的には行いたいです。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 技術系人事/事務系人事/研究所所長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
会社に対する熱意はもちろんだが、技術系の人なら自分が如何に研究に打ち込んできたかを最終面接でもアピールするのが良いと思います。また、面接官との話の中で、積極的に自身の人生観というものをぶつけていった方が、ミスマッチが防げるし、少しでも共感してもらえばより充実した面接になると思います。
面接の雰囲気
技術系人事の方は技術面接のときにいらっしゃった方で、所長さんは一見強面ではじめ緊張したが、面接が始まると和やかな雰囲気だった。
最終面接で聞かれた質問と回答
昭和電工を選んだきっかけや動機はなんですか。
私が御社を知ったきっかけはフラーレンについて調べていたことです。私は研究をしていく中で、ナノカーボンのような炭素材料、特にフラーレンが好きになったのですが、たまたまフラーレンを扱っている企業を調べていた時に御社の名前を見つけました。その後、フラーレンなどのナノカーボンをはじめ、かなり幅広い技術領域を持っており、それぞれの分野で高い技術力がある会社だと感じました。加えて、今後各技術領域の深化・融合を進め、"個性派化学"を目指すという会社の方針を聞いて、好奇心の強い自分に合っている会社かもしれないと思い、志望しました。また、先日の技術面接を経て、御社の研究に対する熱意を感じたことで、ますます志望度が高くなりました。
あなたは周囲から自身がどのように思われていると思いますか。
一言で言えば、真面目な人間と思われているように感じています。現在だけでなく、小学生の頃から一言目には真面目と言われてきましたし、自分自身もどちらかというと真面目な方だと自己分析しています。そのように思うのは、私がこれまで学校の宿題や友人との約束といったものを反故にせず、きちんと対応してきたからです。ただ、私は当たり前のことを当たり前のように行う大切さ・難しさをこれまで学んできて、本当に真面目な人というのは当たり前の先にいる、つまり当たり前のことは当然行った上で、自身をさらに高めるために努力を続けられる人だと思います。なので私自身、自分が思う真面目な人になれるように、常に意識して生活していきたいと思います。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
最終面接時に、既に他社の内々定を持っていることやまだ選考途中の企業があることなどを伝えていたが、それでも内々定を出していただけたうえ、内々定を頂いた後も、期限等を設けずに就活を続けさせてもらえた。
内定に必要なことは何だと思うか
まずは自身の研究に対する熱意を持ち、相手に分かりやすく説明できるようにしておくこと。そのうえで昭和電工の持つ技術領域の中で、特に気に入った分野を重点的に調べると良い(かなりたくさんの分野を扱っているため、全てを網羅するのは少々厳しい)。あと、技術系総合職に限ったことかもしれないが、ある程度の学歴は必要になると思う。面接時間が他社と比べてもかなり長い(特に技術面接)ことと、2回しか面接が無いことから、面接が苦手な人は他社を含めそれなりに練習することをお勧めする。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
学士や修士に限って言えば、TOEICで900点取ろうが海外留学経験があろうがあまり関係なく(業界・業種によるが)、自身の価値観・行動原理をしっかりと分析して、適切なコミュニケーションを取れる人が内定を複数貰っていると感じる。
内定したからこそ分かる選考の注意点
技術面接では、学生の専門や研究内容をある程度理解している社員を呼んできているので、自身の研究はもちろん、関連する周辺分野の知識まで日頃から広く勉強しておくこと。ただ、もし分からないことがあれば素直に分からないと答えるのが1番大切(嘘やごまかしはダメ)。
内定後、社員や人事からのフォロー
夏に内々定者で懇親会を行う予定があると連絡された程度で、それ以外のフォローはなかった。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 20代の成長環境
- 社員の魅力・実力
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
入社を迷った企業
田中貴金属工業株式会社
迷った会社と比較して株式会社レゾナック・ホールディングスに入社を決めた理由
私が田中貴金属よりも昭和電工を選んだ理由は大きく分けて2つあります。1つは、自身が最も興味関心のある技術領域を持っているのに加え、実験から計算、無機から有機まで様々なフィールドで働ける可能性があると考えたからです。もう1つは、面接を通じて(特に技術面接)、昭和電工の技術力や、研究開発に懸ける想いが強いと感じたからです。また会社全体を見ても、M&Aや外部との技術協力を始め、近年ますます成長が期待できる場所だと思いました。
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レゾナック・ホールディングスの 会社情報
会社名 | 株式会社レゾナック・ホールディングス |
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フリガナ | レゾナックホールディングス |
設立日 | 1939年6月 |
資本金 | 1405億6400万円 |
従業員数 | 23,840人 |
売上高 | 1兆2888億6900万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 高橋秀仁 |
本社所在地 | 〒105-0021 東京都港区東新橋1丁目9番1号 |
平均年齢 | 46.1歳 |
平均給与 | 1026万円 |
電話番号 | 03-6263-9000 |
URL | https://www.resonac.com/jp |