22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 一橋大学 | 男性
- Q. 学業で力を入れたこと
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A.
医療分野の管理会計に関する研究に力を入れた。日本では今後も高齢化が進み、病院が果たす役割が増し、病院経営の健全性がより重要となる。しかし、日本の病院経営において、採算管理が十分に重視されていないという現状がある。加えて新型コロナウイルスの影響も深刻であり、日本の病院の約8割が赤字であり、生命に関わるインフラの将来が案じられている。そこで、病院の経営トップ層に採算管理意識を醸成するための施策を考案し、その有用性について検討するという仮説検証に取り組んだ。その過程で、私は他者の立場や事情を考慮したうえで働きかける重要性を痛感した。医療の中には採算性の悪いものもあり、また、医者の方は患者の方の命を救うという使命感を持っているため、治療と病院全体の採算性の両立は難しいという事情がある。このような事情を踏まえ、医者の方の立場になって提案することが、相互理解と信頼関係構築に繋がると考えている。 続きを読む
- Q. 学生時代に力を入れたこと
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A.
「アルティメットサークルにおける練習の量・質を改善し大会成績向上に繋げたこと」である。私は、サークル活性化のために夏季大会で前年度を超える成績を収めることを目指したが、練習に10名の参加が必要な中、当初の参加者は4名という課題があった。その原因特定のため、メンバー間のパイプ役として、対話の中で自己開示を通じて相互理解と信頼関係構築に努め、本音を引き出した。その結果、「自チームの実力低下の認識不足により、練習の必要性を感じにくい点」が原因だと分かった。そこで、他大学との練習試合の動画と詳細データを共有し、視覚的かつ定量的に実力の乖離を示すことで、危機感を喚起した。その結果、10名全員が練習に参加し、自チームの技術面の課題も明確になったことで、弱点の克服に成功した。そして、関東地区3回戦進出という前年度を超える成績に繋がった。この経験から「相手のニーズを汲み取り的確に働きかける重要性」を学んだ。 続きを読む
- Q. 当社で成し遂げたいこと
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A.
「目の前の人や企業から信頼され、課題を共に解決していける人材になる」ことを成し遂げたい。私はカフェでの接客アルバイトにおいて、常連のお客様のコーヒーの好みを把握し、また、日常会話をこまめに行うことで、それぞれに合った接客をするように心がけた。その結果、一部の常連のお客様から、私が留学により一時的にアルバイトを卒業することを惜しむ声をいただくことができ、人との信頼関係を築きながら、彼らから求められる仕事をすることの充実感と尊さを感じた。そこでキャリアの中では、課題を抱えている人や企業との長期的な信頼関係を築きながら、彼らが抱えている課題やニーズを二人三脚で解決する仕事をしていきたいと考えている。その中で、「自己開示を通じて相手のニーズを引き出せる」という自身の強みを活かすことで、彼らの潜在的なニーズや本音に寄り添うことのできる人材になりたい。 続きを読む