
23卒 本選考ES
事務系総合職
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Q.
あなたが最も力を入れて取り組んだ学業について、どのように取り組み、あなたにとってどのような価値があったのか、具体的にご記入ください。
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A.
感染症拡大の中、子どもついて行った卒業研究。成人を対象にするように教授から提案されたが、子どもを研究せずに卒業したくはなかったので、文献を1日10本以上読むこと、及び周辺領域である音声学や言語学の研究手法を各分野の教授に講義をお願いすることで、知識を深めた。そしてビデオを解析という手法を知った。この手法は客観性を担保するために、時間と人手が必要な手法だった。 一人ではできない研究法のため、同期6人に協力を仰いだ。互いの研究テーマで同じビデオを使用できることで各人の負担を軽減でき、客観性を担保した質の高いデータを得られると説得した。研究協力体制を作り、ミリ秒単位の解析を進めた。 指導教授から国際誌に掲載できる結果との評価をいただいた。自分で立てた仮説のもとで進めることができた研究的価値に加えて、仮説と検証を繰り返す楽しみを得たという価値があった。 続きを読む
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Q.
学業以外で長期間に渡って試行錯誤しながら成し遂げたことについて、何を課題と捉え、解決に向けてどのような行動を起こしたのか、具体的にご記入ください。
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A.
日本舞踊で、80人のグループの選抜メンバーとして主役を努めた。 2歳の時に一目惚れし、日本舞踊の師範に小学校1年生から師事した。運動が得意でなく、手を意識すると足が動かなくなり、足を意識すると手が動かなくなるなど本番にすら出してもらえなかった。稽古時間は人と変えることができない中で、如何に師匠の舞の軌跡を自分のものにできるかが課題であった。 まず稽古中は、常に師匠のそばで手伝いをしながら、師匠の動きを一瞬たりとも見逃さないように集中した。すべての動きを観察することはできないので、日によって注意する体の部位を決めた。次に、同じ注意は2度とされないという目標を立て、13年間毎日欠かさず、鏡を見ながら注意されたこと、観察した動きを復習した。選抜メンバーに選ばれてからも、月に1度以上は歌舞伎を観劇し、所作を学ぶ機会を増やした。 続きを読む
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Q.
あなたが仕事を通じて成し遂げたいことと、その理由を、過去の経験と結び付けたうえで、具体的にご記入ください。
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A.
人間の行動データに基づいた消費者のインサイトの掘り起しを通じて、企業課題を解決し、日本企業の世界的なプレゼンスを高めることを成し遂げたい。私は幼いころから1年のうちの1ヶ月を海外で過ごす生活を送った。20ヵ国ほど訪れたが、どの国でも日本製への信頼を感じた。しかし、日本は国内においての多様性が増し、消費者意識も変化している中で、企業単独では生活環境によって異なる人々の欲求に気付きづらい環境にあると考える。 私の専門である言語発達心理学では、言葉をもたない乳児を相手に科学的に、心を推察する手法を研究している。人は種々の言葉を持っているが、潜在的な欲求は言語化できない。消費行動から潜在的欲求を掘り起していく貴社のマーケティング支援は現在の研究活動と共通していると考える。グローバル展開を加速している日本企業とともに、世界中の生活者の潜在的欲求を考えて、企業と顧客の架け橋となりたい。 続きを読む