【限られた時間の中で輝く】【22卒】大和総研の冬インターン体験記（理系/1dayインターンシップ）No.13245（東京大学大学院/男性）（2021/3/19公開）

IT業界を中心に企業を探しており，業界や企業の理解を深めるためとにかくいろいろな企業のインターンなどのイベントを探していた時期であったため，その一環としてインターン募集が目に留まったので応募した．

業界や企業について，パブリックに公開されている情報を一通り調べて整理した．そのうえで，企業と自分の就活の軸のどこがマッチするのかを考えた．

リサーチ・コンサルティング・システムのそれぞれの業務体験

1日目にやったこと

冒頭で業界や企業に関する説明がなされたのち，リサーチ，コンサルティング，システムについてそれぞれの課題を個人，あるいはグループで行った．コンサルティングとシステムについては，全体での発表の場もあった．

不明

なし

システム開発に限らず，グループワークなど限られた時間の中でインプットをもとになにかしらアウトプットをしなければならない，という状況における，考え方や進め方についてもアドバイス頂けたのは印象的であった．

オンラインでのインターンシップであったこともあって，グループディスカッションにおけるコミュニケーションはやりにくさもあった．またワーク自体も1日で3種類もあったため，充実した濃いものであったと同時に，その分の時間的制約は厳しかったのでそういった大変さがあった．

大和総研が手掛けているリサーチ・コンサルティング・システムの3部門の全てについて説明をしていただけ，それだけではなくさらにそれらの体験をしてフィードバックも頂けるとのことで，1日で多くのことを学べたと思う．それらの職種への理解も，企業全体への理解も両方深まったと思う．

ワークのまえの説明は非常に充実しているので，事前準備が必須ということではないが，なにぶん時間がタイトであるので，それぞれをイメージしておくとよいかもしれない．

今回のインターンシップでは実際に大和総研が手掛けられている3つの分野の全てを体験できる内容であったため，そのそれぞれで働くということをイメージするのにつなげやすいような内容であったように感じる．さらに社員の方からのフィードバックも通して，具体的なイメージが深まった．

インターンシップで頂けた就業体験の機会を通して，職種や業務内容だけではなく社風や考え方の部分も学ぶことができた．本選考は企業と学生のマッチングの場であり，ミスマッチを回避することがある種目的であるはずであるので，自分とは合わない部分もあるのではというイメージを持ったため．

インターンシップを通して企業の風土や考え方，あるいは社員の方の雰囲気や社風のような部分を感じ取り，それを基に企業と自分とのマッチングを考えたときに，マッチしない部分もあるのではないかと感じたため，そういう意味では志望度が上がるという結果にはならなかったため．

インターンシップは就業体験の機会であって，企業理解や業務理解を深めることが目的であると位置づけると，本選考におけるミスマッチを回避できる確率もそれによって上がると言えるはずなので，その意味で有利になるとは言えると思う．

就職活動をスタートしたばかりで情報が少なかったこともあって，業界理解や企業理解を深めるためにインターンシップを探していた．そのため志望業界や志望企業もまだ具体的には絞り込んでいなかったが，大学で学んでいる情報系の知識を生かすためにIT業界というのは選択肢の1つとしてあった．と同時に，可能性を狭めないような選択肢の広い企業という軸もあった．

SIerと言われるような業界の中での1社として，その立ち位置や社風などより深く理解をすることができた．またリサーチ，コンサルティング，システムの各業務の面白さなどを感じることができたため，自分がこれから業界や職種を選んでいくための材料となるような経験，情報を多く得ることができ，総じて有意義な機会であった．