
23卒 本選考ES
陸上職(技術系)
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Q.
卒業論文テーマ及び概要、またなぜそれを選んだのか教えてください。
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A.
私は大学の勉強で微生物を用いた有用物質生産に興味を持ち、様々な研究テーマの中で細菌を使った産業用磁気微粒子合成を選びました。コバルト(Co)を含有する磁気微粒子は、その高い保磁力から磁気記録媒体の材料として利用されています。現在、Co含有磁気微粒子の化学合成は高い環境負荷が課題とされています。磁性細菌は穏和な条件で磁気微粒子を合成することから、環境負荷の小さい磁気微粒子合成法としての利用が期待されています。私は、磁性細菌の培養条件を最適化し、Co含有磁気微粒子を合成させることを目的としています。 続きを読む
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Q.
学業以外で最も力を入れた活動は何か教えてください。
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A.
学業以外で最も力を入れた活動は競技スキー部での活動です。競技の特性上、実践的な練習ができる期間が限られており、オフシーズン中にできることがないか部員たちと協力して模索しました。その結果、大会では3年間で回転種目は69位から19位、大回転種目は116位から18位まで成績を伸ばすことができました。 続きを読む
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Q.
志望業界・会社について教えてください。
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A.
国内市場のみではなく、グローバルに事業を展開している企業で働きたいと考えています。海運業界や食品・機械メーカー、医療関連業界など、幅広い業界のなかでグローバルな企業に関心を持っています。 続きを読む
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Q.
志望動機について教えてください。
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A.
志望理由は二つあります。一つ目は、貴社の職場の風土です。貴社では若手の社員でも貴社の業務における重要な仕事が任され、常に挑戦的な姿勢で業務に取り組むことができます。この姿勢は自身の成長に必要な要素であり、その機会に恵まれているところが魅力的に感じます。二つ目は、LNG分野における事業拡大です。貴社はLNG分野におけるFSRUに注力しています。LNGへエネルギーを転換するにあたって、LNGの貯蔵や再ガス化の設備の整備が大きな障壁であり、それらを一手に担うFSRUの可能性に感銘を受けました。 続きを読む
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Q.
これまでに自分に課した難しい目標は何ですか。その目的、達成するための課程や行動について教えてください。
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A.
私がこれまでに自分に課した難しい目標は、高校2年の2月に、5月までに模試の英語の偏差値を36から50まで上げるとしたことです。高校2年当時の私は英語が特に苦手であり、中学生時代からずっと向き合わずに逃げてきていました。しかし、大学受験を控える中でこのままではだめだと考えを変え、上述の目標を掲げました。目標達成に向けて、まず私は5月の模試まで英語のみに勉強時間を割くことにしました。また、自分自身に英語に関して全く学力を持ち合わせていないことを言い聞かせて再認識し、中学英語の基礎基本まで立ち返って毎日最低8時間は勉強に費やしました。勉強の過程では、語学だからといって丸暗記で臨むのではなく、論理的に理解していくことを意識しました。その結果、目標を上回る約55まで偏差値を上げることができました。 続きを読む
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Q.
あなたが直面した解決が難しい問題について、乗り越えるためのアイデアや取り組みと共に教えてください。
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A.
私が直面した解決が難しい問題は研究活動に関してです。自分の研究課題に対して、先輩から引き継いだプロトコル通りに実験を行っても実験ごとにデータがバラつくような状態でした。そこで私は実験のプロトコルを今一度精査しました。そして、「完全に乾燥させる」といった実験ごとに条件に差が出得る曖昧な表現を、定量的な表現に置き換えました。また、その分野に精通していない人にも広く相談して意見を求めた結果、思い切って使用する実験機器を変更することで実験間誤差を最小限に留めることができるようになりました。この経験から、一見確立されているものでも鵜呑みにせず、広い視野であらゆる可能性を考慮する「想像力」と、積極的に第三者の意見を取り入れることで生まれる「多角的な視点」が問題解決の鍵になると考えるようになりました。 続きを読む
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Q.
意見や考え方の対立が生じた経験はありますか。ある場合は、実際に取った行動や考えについて教えてください。
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A.
副部長や練習メニューを統括する立場として所属していた競技スキー部で、オフシーズン中の練習に関して意見が対立したことがありました。スキーという競技の特性上、オフシーズンには実践的な練習ができないことから、専ら基礎体力や筋力を養う練習を行います。しかし、これらの基礎練習は実際の競技に対する意義が感じにくく、高強度の練習を取り入れる必要性に対して一部の部員から疑問が挙がりました。そこで私は、当時部長を務めていた同期と話し合い、一度部全体に向けてオフシーズン中の基礎練習の意義を説明する機会を設けました。また、一方的にこちらで決めた練習内容を押し付けるのではなく、具体的にどのように実際のスキーに活きるのかを丁寧に説明し、より練習の趣旨に対する理解を得られるように工夫しました。 続きを読む