最終面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】不明【面接の雰囲気】とても温厚な人で口調や物腰も柔らかく、とても和やかな面接だった。まずアイスブレイクから始まり、緊張をほぐしてから志望動機等を聞いて、学生がどんな人間かを見ていた今回は前回の面接より上の階級の人が来ていた【研究内容について簡単に説明してください】私は原子力発電に次ぐエネルギー源として期待されている核融合発電に関する基礎研究をしています。核融合発電が実現されると原子力のような核暴走は起こらず、資源は海からとれるので、安全性や資源持続性が確保されたエネルギー問題を解決させる発電方式です。プラズマ実験装置ヘリオトロンJを用いて実験を行っています。この実験装置は磁場に巻き付くプラズマの習性を利用し、装置内に磁場を形成させ、プラズマを長時間閉じ込めます。そして、核融合を起こすために、プラズマを超高温状態にさせる装置から打ち出される高速イオンによってプラズマが加熱されます。しかしながら、プラズマ内に存在する磁場の揺らぎにより、高速イオンがプラズマの外へ損失することが課題の一つとなっており、その物理機構も十分深く理解されていません。そこで、私の研究では高速イオンの閉じ込め改善のために、損失する高速イオンの情報を得るための計測器を設計し、計測を行い、高速イオンの閉じ込め改善への糸口に繋げていくことが目的です。また、大型計算機を用いた高速イオンの損失に関する粒子軌道のシミュレーションによる理論的アプローチも行います。今は計測器の設計と製作が終わり、実験装置に実装する段階です。今後は計測器の計測精度の調査を行い、また高速イオンの損失が増大する条件を追究し、計算結果と実験結果を基に高速イオンの閉じ込め改善への糸口に繋げていきたいと考えています。【仕事をするうえで大切だと思うこと3つ】私は仕事をする上で大切だと思うことは「実際に手を動かす」、「現場の方たちからの信頼を得る」、「責任をもって取り組む」ということだと考えます。聞くだけや文章を読むだけではものの本質は見えてこないと考えますので、実際に自分の手を動かして理解することが必要であると考えます。また、御社はメーカでありますので、現場でものを作る側と指示をする側に分かれています。その中で指示をする側と現場との間に信頼関係が構築されないと、より良い製品を作ることができないと考えます。そして、責任を持って取り組むということについてですが、何でもかんでも他人任せでは信頼を得ることはできないと思いますし、ものに対する理解もできないと考えます。なので、責任を持つという盤石な基礎を持つことが大切だと思います。以上より、私はこの3つは大切であると考えます。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】最終であるがマッチング面談が通っていても落ちます。結構責められるので注意してください。なぜその部門がいいのかなど自分の経験を絡めて話さなければ落ちます
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