【中央機関の挑戦】【19卒】信金中央金庫の冬インターン体験記（文系/総合職）No.1942（東京大学/男性）（2018/2/6公開）

参加した理由として、中央機関としての役割を持つ機関に興味があったことと、選考がESのみで簡単に応募することが出来たため、参加しようと思った。信金中央金庫は、信用金庫の中央機関的な役割を有しているため、興味がわいた。

信金中央金庫のホームページで、信用金庫についてや、ビジネスモデルについて理解した。
また、ESに地元の信用金庫のイメージという設問があったため、そちらへの対策として地元の信用金庫のホームページも調べた。

信金中央金庫のマーケット業務を体感。もうひとつは、信金中央金庫の経営分析をせよ。

1日目にやったこと

一日目は午後のみの開催であった。そこでは、簡単にアイスブレイクした後に、信金中央金庫についての説明があった。
説明後に休憩をはさみ、株や債券などのマーケット運用業務をグループワークで行った。難易度は高く感じた。

2日目にやったこと

2日目は朝から夕方まで行われた。まず、バランスシートや損益計算書の読み方などについてのレクチャーを受けた。その後、架空の信用金庫のデータが渡され、そこの経営改善施策についてのグループワークを1日中行う。最後に発表がある。

人事部

特になし

印象的なフィードバックとして、「信用金庫としての役割を全うさせるべき」というものがあった。二日目の経営改善施策にて、信用金庫の役割を満たすことをないがしろにして、利益をあげることばかりを考えてしまった。

最も大変だったことは、普段全く触れることのない損益計算書や貸借対照表についての分析をしなければいけないことであった。かつ、グループの中に経済学部でない人も多数おり、理解をするのが難しかったと思う。また、グループワークが大変で、正社員と話す機会があまりなかったのが残念だった。

普段、自分たちがかかわることのない信用金庫や、信金中央金庫について深く学べた点について参加できてよかったと思われる。特に、信金中央金庫の経営方針として「信用金庫のために」というはっきりとした方向性が定まっていることで、働く際の目標も設定しやすいという社員さんの言葉を聞いて、確かに、と感じた。

経済学部でなければ、有価証券や融資について、また、有価証券報告書の読み方について学んでおけば議論についていけると思う。

2日目に行った経営改善施策の立案で働く姿を想像することが出来た。そこで膨大な量の定性的、定量的なデータを渡され、分析するという過程で感じた。またその途中に、実際に人事の人が信用金庫の経営陣の役としてヒアリングをすることができたので、一連の流れを体感することが出来たと思う。

インターンに参加した感想として、学生間での知名度が低いのかなという印象を持ったため。参加している学生も信金中央金庫について本当に知りたいと思って来ている人も少なかったので、本選考において、明確な志望動機をインターンに絡めていうことが出来れば可能だと思った。

正直、このインターンシップに参加するまでどのような業務を行っているのかがわからなかった。しかし、今回のワークや説明を通じて中央機関としての役割を学ぶことが出来た。本店に努めることによって日本全域の経済活性化につながることが魅力的に感じたため。

このインターンを参加することによってなにかしらのイベントに招待されるということはない。しかし、事業内容について字面で学ぶよりも体験したほうが深く理解することが出来るので、その点では有利かもしれない。

金融業界を中心に幅広く見ていた。具体的には、銀行保険、インフラ、運輸、人材などを見ている。それぞれのインターンに参加して、実際の働く際の雰囲気や業務内容はどのようなものなのかを肌で感じることを意識していた。また、規模間としては、いわゆる大企業を志望している。今回のインターンでは、政府系金融機関についてみてみたかったので参加した。

志望企業・志望業界の変化はとくになかったが、この信金中央金庫に対する志望度は上がった。また、ここで一緒にグループワークをした学生とは連絡先も交換して、情報交換などで連絡を取れており、人脈が広がったと感じた。また、有価証券報告書をよむことによって、今後の実生活や就活にも応用が利くようなインターンだと感じた。