【未知への挑戦、経営改善へ】【18卒】信金中央金庫の冬インターン体験記（文系/総合職）No.2407（中央大学/男性）（2018/4/11公開）

金融業界は志望業界の一つであり、その中でも全国にとても大きなネットワークを有する信用金庫の中央機関である信金中央金庫では、とても大きなやりがいのある業務があるのではと興味を持った。具体的にどのような仕事をしているのか気になったため、インターンシップに応募した。

特に準備したことは無かったが、エントリーシートのみでの選考であったため、それぞれの質問項目に自分の言葉で説得力のある応えができるよう注意した。

信用金庫の経営分析をし改善せよ

1日目にやったこと

まずは企業説明。普段生活している中で信用金庫と関わることはあっても、信金中央金庫を利用する機会はほぼ無く、学生にとって馴染みのないもので詳しく行われた。その後は、信用金庫の経営分析をしていくグループワーク。

2日目にやったこと

前日から引き続き、架空の信用金庫の経営分析をしていくといったような内容のグループワーク。その中で改善すべきポイントを整理し、その信用金庫の代表者にグループごとプレゼンをしていく。

人事部

なし

グループワークにて信用金庫の経営分析をし、改善すべき点についてのプレゼンテーションを行ったが、その相手役の信用金庫の代表（人事部の方がしている）から飛んでくる質問が的確かつ厳しいものだった印象がある。実際の業務では、そういった深いところまで考えているのだと勉強になった。

思いのほか内容が充実していたグループワークであり、それに対して決められた時間内で結論を出し、プレゼンテーションの準備まで行わなければならないので大変だった。グループワークなので、協調性をもち、チームみんなで協力していく姿勢が何よりも大切である。

インターンシップに参加する前は、信金中央金庫の業務内容について具体的に掴めていなかったが、参加して実際の業務内容に即したグループワークを行ったことにより、難しさや魅力を感じることが出来た。また、主に同じような業界を目指している学生が集っているので、情報交換の場としても有効だった。

グループワークにて財務諸表を分析したりもするため、私自身は簿記一級の資格を持っていたので不自由なくグループワークに臨むことが出来たが、予備知識のない学生にとっては少し難しそうであったので、そういった勉強をしておいて損はない。（簡単に財務諸表の読み方などの説明はある）

２日間という短い期間であったので、たくさんの業務がある中で、グループワークで取り扱った一部の業務についてしか理解はしていないと思うが、それについては魅力や難しさも伝わり、働いている自分が想像できるような充実した内容のインターンシップであったように感じる。

インターンシップに参加したからといっって、有利になる等の情報は無かったし、実際に選考過程での優遇措置もない。ただ一般的に馴染みのない企業で、業務内容をりかいするのも難しいと思うので、それをただ字面で学ぶよりかは、インターンシップに参加し実際に体験出来たことはアドバンテージになるのかもしれない。

まず信金中央金庫は全国に多数ある信用金庫の中央機関であることに加え、機関投資家としての役割も担っている事から、入庫後のキャリアにおいて無限の可能性が広がっていると感じることが出来たから。また、働いている方々はガツガツした雰囲気ではなく、職場環境も良いのではと想像できたから。

実際に本選考での優遇措置は無く、そのような情報も得られなかった。なので直接的に有利になることは無いと思うが、実際にインターンシップで業務を体験できる事は貴重な体験である事は間違いないので、それを志望動機等に繋げることによって、他の就活生との差別化が図れるのではないであろうか。

まだ就職活動を始めて間もないころだったので、志望業界や志望企業を絞り込むこと無く幅広くみていたが、福利厚生面や労働環境などを考慮して大企業中心に就職活動を展開していきたいと思っていた。その中でも、学部で金融学等を学んでいたことから金融業界には少なからず興味を持っていたので、信金中央金庫を含めいくつかのインターンシップに応募した。

インターンシップを経て、信金中央金庫への志望度は上昇した。まず信用金庫の中央機関としての役割に留まらず、機関投資家としての役割も持っており、かなり広くの業務フィールドを有する点を知り魅力に感じた。またインターンシップに参加する前は、業務内容についてあまり理解をしていなかったが、実際にグループワークで業務体験をしたことにより業務内容についての理解が深まり、働いている姿を想像出来た点も大きい。