- Q. 志望動機
- A.
全日空商事株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2016卒全日空商事株式会社のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2016年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 不明
投稿者
- 大学
-
- 早稲田大学
- インターン
-
- 未登録
- 内定先
-
- キヤノンマーケティングジャパン
- ソニーグローバルソリューションズ
- 三井住友銀行
- ブリヂストン
- 住友金属鉱山
- 日立製作所
- ANAホールディングス
- 入社予定
-
- 日立製作所
選考フロー
企業研究
全日空グループの中の商社という非常にわかりにくい立ち位置である上、かつ全日本空輸の傘下から最近移動し、全日空グループの傘下へとついています。これは全日本空輸の言いなりから、全日空グループの一員として稼ぎ頭になる一商社として自立しようという意志表明でもあります。そこを理解した上で、今は弱い商社機能を強めようとしていること、またエアライン系商社という希少な立場を活かそうとしていることを企業研究の中で意識して欲しいです。あとはANAフーズや藤二誠がなぜ子会社なのか、どういう立ち位置なのかを分かって発言すると良いと思います。つまりは子会社なんですが、それらをマネージメントする立場でもあることを理解しリーダー経験を語れると良いと思います。
志望動機
私は貴社の商社機能の拡充に努め、エアライン系商社としての地位を高めたいと考えています。インターンシップを通して他者に追随を許さない貴社のビジネスに興味を抱きました。2020年に売上を2倍、営業利益を3倍にするという目標を掲げて、実際に藤二誠をグループに加え、またロイヤリティ・イノベーション事業を立ち上げる姿勢にスピード感を感じます。しかし実際にインターンシップで形状記憶ネイルのビジネス立案を経験する中で、貴社の今後の可能性と同時に、目標の高さを実感致しました。商社かつANAグループである貴社が成長の過渡期にある今入社することで、新規事業に携わり若いうちからスピード感に触れ、自分自身成長することで貴社を成長させる一員になりたいと思っています。具体的には穀物の上流への参画や、アフリカで以後需要が出てくるであろう、通信事業に関するビジネス立ち上げやアジアの建材需要向けに森林資材を扱いたいと考えます。
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 90分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
少人数採用を取っている上に裏ルートを使う以上、本当に入社する気があるのか、なぜ他の大企業じゃなくてうちなのかをしっかりと答えて欲しい気持ちが伝わってきました。評価されたのはこの日の受け答えというよりは冬のインターンシップでの行動だと思います。フィードバックとして、「人を引っ張っていく力があるし、女性でも大人数の前でしっかりと発言する勇気と実力を持っている」と言ってもらえました。
面接の雰囲気
私は裏ルートで内定を頂いたため、一回目の食事会を一次面接、二回目の食事会を最終面接ととらえさせていただきます。一回目の食事会は久しぶりに再開した人事と本社近くのご飯屋さんで近況報告しあう形でした。その時点ではエントリーシートを提出していませんでしたので、応募する意思すら明確ではありませんでした。
1次面接で聞かれた質問と回答
どういう業界を受けているの?
商社と銀行を中心に幅広く見ています。会社の知名度よりもその会社に入って私自身で何ができるか、どういったインパクトを会社と社会に与えられるかがモチベーションになるなと感じ始めました。《注意した点》全日空商事はとても小さな会社であるため、大企業志向の人が全日空商事を受けると不自然な感じがしてしまいます。だから規模の小さめの会社を狙って受けていること、その理由として、大企業の駒になるよりは自分に何ができるかという基準で会社を選んでいること、この2点を上手く伝えらえるようにしました。ベンチャー気質を好む人が集まるため、人事も共感してくれて自分が就職活動をしていた時の経験談を話してくれました。
どのくらいうちに来たいの?本当に期待なら通常のルートをスキップさせてあげることもできる。
まだエントリーシートを出していない段階ですし、自分のエントリーシートが通過する自信もないので正直そこまで考えられていませんでした。でも就職活動が始まってから2ヶ月が経ち、大企業ばかり見ていた最初とは違って中小規模の会社に魅力を感じ始めているのは事実です。インターンシップも楽しかったですし、もう一度じっくり考えてみたいと積極的に思っています。《注意した点》正直裏ルートの紹介があるとは思っていなかったので意表を突かれました。でもここで一つ駒を持っておきたかったし、事実インターンシップは楽しかったので少し嘘をつかせてもらいました…。
最終面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 90分
- 面接官の肩書
- 新卒担当者/人事部本部長
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
前回と同様、本気でうちに来る気があるかを試されていました。裏ルートを使う以上、向こうとしても失敗は許されない。こちらとしても入りたい意思を示したい。ここで就活が終わるかもしれないという喜びを前面に出したのが良かったのかもしれません。また数少ない女性総合職として男性と対等に話せるだけの度胸や勇気があるかも見られていたと思います。はきはきした受け答えには反応が良かったです。愛想笑いもあまりせず、雰囲気が和らいだ瞬間に微笑むようにしていました。
面接の雰囲気
本社の近くでご飯を食べながら、人事部の本部長にあってもらうというシチュエーションでした。お昼時ですしせっかくだからご飯を楽しもうということで入りは和やかに雑談、食後のコーヒーが出たあたりから本番に突入という雰囲気でした。それまでの笑顔もなく、意思確認の場としての緊張感あふれる会話となりました。
最終面接で聞かれた質問と回答
せっかく早稲田までいったのに、子会社で良いの?納得してる?
はい、納得できています。高校までは敷かれたレールの上を走ることが正義だと思ってきたし、事実そのレールに乗ったおかげで守られてきた部分がたくさんあります。リスクを取らないのは楽だけれど、でも自分で選択した責任が薄い以上楽しさを見出せないと感じてきました。学生生活よりも長い会社人生において、自分で納得した会社に入ろうという意思は変わりません。小規模だから貴社を選択したというわけではなく、自分の望む少数先鋭という環境があると感じたから決めました。《注意した点》なぜ小規模でなければいけないか、というと大企業でもできるじゃんとつっこまれるため、自分の納得感を一貫して語るようにしました。
ゼミで学んだ内容をどう仕事に活かせると思う?
ゼミでは家族法というニッチな分野を扱っていたため、正直内容が直接的に活かせるわけではないと思います。それよりも、私のゼミではディベートを行っていたのですが、既成事実に基づいていかに相手の弱い部分を見つけるか、相手の反駁を見越して反論できるかという交渉力を活かせると思います。この交渉力は法学や法務部だけにとどまらず、営業をするにしても社内の利益調節にしても活かすべきです。《注意した点》どうして法科大学院ではなく就職という道を選んだのか、という質問は必至。だからこそ交渉という面白さを法学を通して学び、仕事に活かしたいと伝えました。どうして法務部じゃなくて営業が良いの?という質問に対しても上記を援用しました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
食事会の前から、本気で入社する意思があるなら食事会に来て欲しいと伝えられていました。
内定に必要なことは何だと思うか
ウィンターインターンシップへの参加。説明の時間が長く課題も重くないし、空港にも行けるので単純に楽しめます。また女性の中で目立てば運良く裏ルートに拾ってもらえる可能性もあります。あとはこの会社の立ち位置を理解した上で人事と話を合わせることができれば良いと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
この会社を引っ張っていきたい、幹部候補になりたいという意思表示だと思います。ANAが好きで、系列会社として貴社を知りました!という学生が多いため、その受け答えに対して人事は飽きと妬みの感情を抱いていると思います。ANAだからじゃなくて商社だから、ベンチャー気質だからという志望動機を持った方が好まれるのではないかと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
ウィンターインターンシップの合否の基準はものすごく曖昧。エントリーシートの設問も少なく字数は短いし、webテストは実力を測るというよりは反射神経を試すようなシステムでした。正直運だと思います。関連子会社は全て同様のシステムだったので、全日空商事のインターンシップがだめだったら関連子会社をターゲットにしてみると練習にもなるし良いと思います。
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全日空商事の 会社情報
会社名 | 全日空商事株式会社 |
---|---|
フリガナ | ゼンニックウショウジ |
設立日 | 1970年10月 |
資本金 | 10億円 |
従業員数 | 454人 |
売上高 | 1060億6600万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 國分裕之 |
本社所在地 | 〒105-0021 東京都港区東新橋1丁目5番2号 |
電話番号 | 03-6735-5011 |
URL | https://www.anatc.com/ |
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