【論理的に物事を決める】【22卒】佐藤製薬の冬インターン体験記（理系/MR職）No.15839（名古屋大学大学院/女性）（2021/6/24公開）

冬インターンはMR職を見ており、ドラッグストアのサトちゃん（オレンジ色のゾウ）に見覚えがあったので応募してみた。このインターンではOTC医薬品の社員の話も聞けるとのことだったので、その営業のやりがいなども知れるいい機会だと思った。

エントリーシートで合否が決まるので、エントリーシートは丁寧に書くことを心掛けた。企業のホームページはよく調べるようにした。

面接選考がなくESのみで参加できたので、学生時代にやってきたことや志望動機をしっかりアピールできていれば選考には通過できるのではないかと思う。

ドラッグストアに置く商品を考えよ（佐藤製薬の商品の中から）

会社の基本的な説明を受けその後社員の方々との座談会。テーマに沿ってワークを行った。

OTC医薬品営業のやりがい、考え方

ドラッグストアに置く商品を考えよ（佐藤製薬の商品の中から）

1日目にやったこと

会社の基本的な説明を受けた。その後社員の方々との座談会が行われ、MRの社員、OTC医薬品営業の社員それぞれ一人ずつお話ができた。最後にテーマに沿ってワークを行い発表。

人事、MR社員等

なし

チームで議論するときにはピラミッド式に考えることが重要と教えられた。大枠でテーマを決め、徐々に範囲を狭めながら考え答えを出すと、論理的に物事を決められるし発表もしやすいとのこと。

佐藤製薬は多くのOTC医薬品を出しており、その中からドラッグストアに置く商品を三つ選ぶのは大変だった。時間も短いので以下に取捨選択し、論理的に選べるかは重要だと思う。インターンシップの前に事前に自己紹介スライド二枚の提出を求められるが、一瞬で自己紹介は終わるので少し悲しかった。

4人でのグループワークだったので皆が積極的に意見を言うことができた。発表者はその後社員の方の質問に対し回答を求められる場面もあったので、発表者になると目立つのかなと思った。

参加する前はＭＲに興味があったため、OＴＣ医薬品営業についてのやりがいや業務内容は全く分からなかった。しかし、参加して実際に社員の方のお話を聞き、やりがいや業務で自分のやりたいことと違うなと思えたのは大きな収穫だと思う。また、佐藤製薬についても詳しく学べるので参加してよかった。

グループワークでは佐藤製薬の商品を扱うため、予め調べておくといいと思う。調べなくても特に問題はない。

実際にドラッグストアに置く商品を考えるワークの中ではお店の広さ、立地を考慮して選んでいくので、どのように働くかはイメージできたと思う。また、座談会の中で一日のスケジュールなども聞くことができ、入社したらどういう風に働くのかある程度イメージができた。

この業界は志望度が内定を取るために必要だと考える。しかし今回のインターンシップに参加した上で志望度が上がらなかったため熱意を本選考で伝えられる自信がないと思い内定は出ないと思った。もちろん会社のことや業務内容についてはホームページよりも学べるので入社したい人は参加した方がいいと思う。

MRは扱っている領域が皮膚科に特化しているため、命に関わる領域でMRをしたいと考えている自分には向いてないと感じた。また、OTC医薬品の方では人々の健康よりも自分のセールスによってどれだけ売れるかに重きを置いている印象があり志望度は上がらなかった。

インターンシップのフィードバックをもらえるので人事の人に名前の印象を残すことは出来ると思う。実際に本選考は受けていないのでわからないが、インターンシップで学んだことを盛りこんで志望動機を書くと説得力が増すのではないか。

インターンシップ参加前は医薬品業界や健康に関わる業界を志望しており、医療用医薬品やOTC医薬品を扱っている会社全般を見ていた。営業職には絞っていたのでどちらも営業を見ていた。インターンシップ参加後はOTC医薬品営業について、自分の求めるやりがいや業務内容とのずれを感じ、就職活動をMＲ職一本に絞ることを決意した。

MRの業務については特にイメージの変化はなかった。OTC医薬品営業に関しては思ったよりもセールスよりで、人々の健康のために役立ちたいという想いがある人には向かない職業かなという印象に変わりました。このインターンシップに参加して、OTC医薬品営業ではなく、MR一本に絞ることを決意できたのでとてもいい経験になった。