【未来を見据えた戦略提供】【23卒】 三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティング 経営コンサルティングコースの通過ES(エントリーシート) No.65540（京都大学/男性）（2021/12/10公開）

私は、急激な社会の変化を受けて多様化する、企業の価値観に寄り添い、課題解決のために戦略を提供する業務が、自分の性格に合致すると考えている。個人塾での生徒集客を通じて、このような考えに至った。生徒集客では、多様な家庭環境にある生徒、保護者と接してきた。私は彼らが求める様々な価値に対し、当塾だけが提供できる価値を的確に結び付けた。私は、気を配りがちで人の世話を好む性格なので、生徒集客を楽しんで取り組めた。言うまでもなく、コンサルティング業務とはスケールが全く異なる。今の私には、クライアント企業の優位性を持続的に保つ戦略が、どのように策定されるのかを、ほとんど想像できない。しかし、今の段階で一つ断言できるのは、私はそのような戦略策定を意欲的に取り組める、ということだ。貴社のインターンシップに参加し、実戦的なコンサルティング業務を体験することで、その難しさ、やりがいを肌で感じたい。 続きを読む

私は、10年後のコンサルタントにとって、テクノロジーとファイナンスに関する知見が、当たり前に持つべきものになっていると考える。一般に大企業では、昇進すればするほど見るべき業務が幅広くなり、個別の業務知識や事業知識の重要度が低下するだろう。一方コンサルティング会社では、パートナーになった後も、業務知識や事業知識の重要度は変わらないだろう。この前提に加え最近では、コンサルティングに必要とされる知見やフレームワークがインターネットに載っており、さらには経営やデジタルの専門家が企業内に置かれるようになった。つまり、これまでコンサルタントの強みだったものが、今後そうでなくなる可能性があると言える。以上より、10年後のコンサルタントは、顧客に不可能な手法や未知の洞察を考え続けることで、常に付加価値を生み出さなければならない。そのためにテクノロジーとファイナンスに関する知見が重要だと考える。テクノロジーに関する知見とは、GAFAのようなITのトップ企業の動きに対応するための知見を含むだろう。クライアントとなる企業は、それらのトップ企業の動きを受けても生き抜いていくための術を探るだろう。また、ビッグデータやAIを活用したプロジェクト遂行のための知見も含まれると考える。クライアント企業が持つ顧客データや従業員の行動データなど、幅広いデータを戦略策定に生かす術が求められるだろう。一方ファイナンスに関する知見とは、文字通り金融的な知見だ。最近では、大手企業が他の大手企業やスタートアップと資本業務提携をすることが増えている。今後もその動きが加速すれば、ファイナンスに関する知見を駆使し提携戦略を考えることで、価値を生み出せるだろう。以上より私は、10年後にもコンサルタントの優位性を保つためには、テクノロジーとファイナンスに関する知見が必須になると考える。 続きを読む