【未来志向の損保業界へ】【23卒】損害保険ジャパンの夏インターン体験記（文系/総合コース）No.18659（東北大学/男性）（2021/10/19公開）

損害保険業界そのものに興味があったから。また東京海上、三井住友海上に次ぐ業界三番手の優良企業であり、介護などのこれからの業界に対しても積極的に参入している姿勢に惹かれた。他の損保との風土の違いを体感し、本選考で語れるようにすることが一番の目的であった。

ESの設問一つとSPIのWebテストであった。エントリーした時期が8月後半で慣れていたこともあり対策はしなかった。

他のメガ損保と比較すれば簡単であるように感じた。ESをしっかりと書き、Webテストもある程度出来れば通るのではないか。

損害保険業界の紹介と損保ジャパンについて／損サのグループワーク／座談会（質問会）

通常の企業のインターンと同様に会社や企業の説明を受けた後に、ケーススタディを行うといった流れであった。

損害保険業務の重要な業務の1つである事故対応とプロセス

損サ（保険金支払い部門）：ある交通事故における基本責任割合を算定せよ

1日目にやったこと

前半に業界全体と損保ジャパンについての説明を聞き、その後にグループワークを行った。グループワークでは資料の読み込みと議論を同じ時間内で行わなければならなかったが、難易度自体は高くないのでかなり余裕があった。

なし

社員の方々との関わりは殆どなかった。そもそもグループワークの際にチームにメンターが付かない、全体での発表もないといった形式であったのでフィードバックを含め関わりはなかった。

課題や最終プレゼンがあるわけでもなかったので特に苦労することはなかった。しかし業務内容としては常に情報が変わっていき、判断内容がすぐに変わっていくので、この性質を予め他の損害保険会社などで知らなかった場合は戸惑ってしまうかもしれない。しかしそれでもグループ内だけでワークは完結するので本当に苦労したことはなかった。

学生主体のインターンであった。グループにもよりけりだと思うが少なくとも自分のグループでは全員が積極的で活発に議論し合った。

損害保険会社の事業の体験という観点においては他の損害保険会社のインターンに参加した方が有益である。質や量を含め東京海上や三井住友海上の方が上でやりがいがある。しかし損保ジャパンの特徴はある程度見えると思う。特に多様な個がそれぞれ力を発揮して全体に還元すると風潮が見られた。

個人的には特に準備・勉強はしておく必要はないと思う。特に損サ業務は特殊で初めてやる方に合わせていると思うので心配は要らない。

単純に業務内容がシンプルであったことと一つの業務しか体感できなかったから。自分は損害保険会社に入社した場合、法人営業（リスクコンサル）やデータサイエンスに携わりたいと思っているが、今回のインターンシップではそれらに全く触れることができなかったので、「この企業で働く」という観点においては想像できなかった。

個人の力（強み）を活かすことが重要だと感じたから。チームで力を合わせてというよりも自分の強みや個性を活かしてどんどん積極的に行う風土を感じたので、自分としてはかなり合うように感じた。また金融業界を中心に見ている学生が少なかったので実際に選考に進む人はもっと絞られると感じたから。

上がることも下がることもなかった。損害保険会社の業務や面白みについての再理解や損保ジャパンの人財について大まかに理解することができた。しかし社員の方との繋がりもあまりなく決め手に欠けるというのが正直なところ。他の業務については後日別のプログラムとして案内されるのでそこに期待している。

インターンでのワークを社員の方が見ていない点やインターン後に座談会などがない点を鑑みると特別ルートがあるとは思えない。仮にインターン参加者に特別ルートがあると仮定しても、参加者が多いことから現実的ではないと考えるのが合理的である。

金融とコンサルを中心に見ていた。金融に関しては銀行と損保のインターンに積極的に参加していた。これらの業界に共通して事業やステークホルダーの幅広さや企業のESGなど時代の流れを踏まえた新たなビジネスができるという共通点があった。またコンサルと銀行員は転職市場においても価値が高いことからキャリアの幅広さという点においても魅力に感じていた。

損保ジャパンは企業の歴史上多様な個性を持った人が集まり闊達な雰囲気があるという話を聞いていたがその通りだと思った。実際に社員の方も「ここは自分がやるから、他の部分は違う出来る人に譲るといった形が多い」と話しており、個を持った人がその個性を活かして会社に貢献していくのだと感じた。良くも悪くも組織的なまとまりを重視する東京海上、チームワークで仕事をする三井住友海上とは一線を画していると感じた。