【未知の源を探る】【23卒】ＫＭバイオロジクスの夏インターン体験記（理系/医薬品業界とKMBを知る仕事体験）No.31227（非公開/女性）（2022/12/13公開）

新型コロナウイルスのワクチンを手掛けていることで名前を知っており興味を持ちました。規模が大きくないながらタンパク質や遺伝子組み換えの技術を強みに疾患の予防や希少疾患の新薬開発に挑戦できる源が何なのか知りたいと思い参加を決めました。

自己PRとガクチカは400字でよく使われる文字数だったため特に対策はせず他の企業に提出しているものと同じものを出しました。

参加学生の学歴が高かったので、学歴と専攻を見ているような気がしました。

講義、質問形式

医薬品業界と会社について講義のあと、質問会

ワクチンの品質管理について

医薬品業界とKMBを知る

1日目にやったこと

初めに講義がありました。医薬品業界全体の経済成長への寄与等の広い話から入り、KMBの事業領域、職種や働き方、採用方式について説明されました。そのあと5人ほどのグループに分かれて質問会を行いました。

なし

社員の方は4人ほどいて、時間を区切って小グループを順番に回ってきて質問に回答してくださりました。品質管理、製造、開発など違う部署の方だったのでそれぞれの仕事の説明や面白さを知ることができました。

グループでの質問会は学生が5人ほどしかいないですが時間が十分にあるので、どんどん質問を考えなければならないのが少し大変でありながら何でも聞けるので有難いと感じました。特定の学生のみが質問しておりあまり質問しない学生もいたので少し気を遣うのが大変でした。

グループワークでは自己紹介をしたので参加学生の属性がわかりました。学びは特にありません。

ワクチン製造や品質管理の現場には医薬品ならではの厳しい基準があり、役割や手順が厳密に決まっていることに驚きました。また熊本には行ったことがなかったので、田舎での生活の様子等を質問会で詳しく聞けた点も、他の会社ではなかなか機会がないので良かったです。

熊本にしか拠点がないということを私は知らず少しショックを受けたので、勤務地は調べておいた方が良いと思いました。

勤務地が熊本にしかなく、質問会で熊本の良さや暮らしぶりをたくさん聞くことができましたがキャリアアップをしても県を出られないというのは、結婚などのライフイベントを乗り越えてからも長く働くイメージを描くことができませんでした。また製造や品質の仕事にそれほど自分が興味がないことも感じました。

熊本にしか勤務地がなく、正直なところ行ったことのない熊本での勤務に不安がないと言えばうそになるため、面接では地元の学生や西日本、九州の学生が優遇されるのではないかと勝手に思いました。実際に社員の方も関東圏の人がいなかったのでそのようなイメージを持ちました。

熊本以外にも勤務の可能性があるかどうかあまり調べず、事業内容のみに興味を持ってインターンシップに参加しましたが、思っていたよりも工場の周辺環境が田舎だったのでネックに感じました。また製造や品質管理の仕事は思っていたよりも厳重で挑戦できる機会が少なく、ミスマッチを感じました。

インターンシップでは少人数で社員の方に話を聞く機会があり、ちょっとした質問でもできるくらい十分に時間がありました。直接評価されてはいないですが、事業内容を深く知れると、それだけ選考でのアピールはしやすいと思います。

参加前は、大小の製薬メーカーやCRO等の医薬品関連企業を中心に志望していました。医療に深く関連するメーカーとして医療機器も見ていました。また選考の練習として食品や飲料、日用品、消費財等のBtoCメーカーにも応募していました。自身が専門に研究してきた分野を活かしたかったので技術系の職種を志望していました。

参加する前は、生産系と研究開発系で明確に仕事が分かれていると思っていました。しかし参加したことで、キャリアプランのイメージが多様であることに驚きました。また熊本という都心からは離れた場所を拠点としていながら、新型コロナウイルスのワクチン等に挑戦しており企業理念も伝わりました。ただやはり実際に働くとなるともう少し馴染みのある場所が良いと感じ、その後の就職活動では勤務地も重視し始めました。