- Q. 志望動機
- A.
株式会社進研アドの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社進研アドのレポート
公開日:2020年7月15日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
インターンシップや座談会に参加し、また、会社ホームページなどで企業への理解を深めました。教育業界の他社のインターンシップや選考にも参加し、様々な観点から比較し、「なぜ進研アドなのか」というのをきちんと説明できるようにしました。
また、会社で成し遂げたいことや教育の改善点・改善方法などは具体的に答えられるように考えておきました。
最も有益だったのはやはりインターンシップでした。具体的な現場の活動を体験できたので、自分が入社して働くイメージがしっかりでき、面接でもしっかり「入ってこれがしたい」と伝えられたと思います。
進研アドが運営しているアドビジョンのサイトや他社の大学情報のサイトなども見て、それぞれの特徴やいい点悪い点を考えておくのも重要だと思います。
志望動機
大学のブランディングによって様々な教育課題を解決し、日本に活力を与えたいため、御社を志望しています。特に大学の価値が低下してしまっていることを1番の教育課題だと考えています。現在の学生は、大学を、単位をとり卒業するためだけのものと考え、学びをおろそかにしているように感じます。また、大学を選ぶ時も、偏差値や知名度で選ぶ傾向があります。このような状況では、社会人になっても狭い視野で行動し成長しようとしない人材を育んでしまう恐れがあります。そのため私は、教育にアクティブラーニングを多く組み込み、知識だけではなく様々なスキルを身につけられるようにすること、また、それらの魅力を広告やイベントで周知させることで、高校生が自身の興味や身につけたいスキルに合った大学を選ぶことが重要だと考えます。特に大学選びの際には、入学後のミスマッチで学ぶ意欲が下がってしまうことを防ぐため、自己分析をして自分にぴったりの大学を探す機会を与えたいと思っています。そうして広い視野をもって自ら選択し、成長し続ける人材を育みたいです。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
1.進研アドのミッションは、「高等教育機関の発展を通して、若者に多様な未来を」です。あなたが実現したい「高等教育機関の発展」「若者の多様な未来」とは何ですか。ご自由にお書きください。(必須、400文字まで)
2.あなたの人生に大きな影響を与えたもの(人物・できごとなど)をひとつ挙げ、なぜ大きな影響を受けたのかと、その影響によって自分自身がどう変わったかを教えてください。(必須、400文字まで)
3.あなたがこれまでに見た広告の中で、単純な好き嫌いではなく、すぐれた広告だと思うものをひとつ挙げ、なぜすぐれた広告だと思うかを説明してください。(必須、400文字まで)
4.あなたがこれまで在学中に「おもしろい」と感じた講義・授業について、その魅力を知らない人にも伝わるようわかりやすく教えてください。(必須、400文字まで)
ES対策で行ったこと
様々な就活サイトに載っているエントリーシートを参考にしたり、大学のキャリアセンターに相談に行ったりしました。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 10分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
それぞれの志望理由についてしっかりと自分の言葉で説明したことや、「絶対に入社したい」という熱意をもって話したこと。
面接の雰囲気
優しくうなずきながら聞いてくれて、「とてもわかりやすく、納得できました」と言われたのでいい雰囲気でした。
1次面接で聞かれた質問と回答
あなたが進研アドを志望する理由第一位を教えてください。
私が御社を志望する理由第1位は、大学の価値を高め、成長し続ける人材の育成を実現したいためです。私は、学生が大学での学びをおろそかにし、大学の価値が低下していることがとても大きな日本の教育課題だと思っています。そのため私は、大学の魅力を周知させること、教育を知識だけではなく様々なスキルを身につけられるものにすることが大事だと考えます。そうすることで、高校生は自身の興味や身につけたいスキルに合った大学を選ぶことができ、大学でも意欲を持って学び続けられると思います。そうして、多様な視点で自ら選択し成長し続ける人材を育てたいです。それができる場所が御社だと思っています。そのため、私は御社にぜひ入社したいと考えています。
他に志望する理由はありますか?
他には、御社はベネッセホールディングスさんのグループ会社ということで、商品の幅広さや、影響力の大きさといった強みがあるためです。そのような強みをいかした仕事をすることで、多様な角度、選択肢をもって自由に挑戦し、成長できる、また、社会にも貢献出来ると思っています。そして、教師をサポートできる事業だということも志望する理由の一つです。この志望理由は、私が教師を目指さなかった理由でもあるのですが、私は教職の実習や母校でのアルバイトの経験から、教師の多忙さを感じ、教師になって働くのではなく、外からサポートして負担を減らしたいと思うようになりました。そこで御社と出会い、ここで進路に関する事業を行うことで教師のサポートをしたいと思いました。この他にも、風通りのよさや成長できる場であるということ、一緒に働きたいと思える先輩社員の方々との出会いなど、様々な理由があって、御社を志望しています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 100分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
論拠を明確に示して矛盾点がないように心がけて話したことや、自分のことをきちんと理解したうえでわかりやすく相手に伝えたこと。
面接の雰囲気
1次と同様優しくうなずきながら聞いてくれて、女性の社員さんということもあってとてもやわらかい雰囲気でした。
2次面接で聞かれた質問と回答
(事前に提出したモチベーショングラフに沿って)このグラフを見てあなたはどんなイメージを持たれると思いますか?また、そのイメージは合っていますか?
私のグラフはモチベーションがずっと高い傾向にあるので、あまりモチベーションが落ち込まない前向きな人だというイメージを持たれるのかなと思います。そして、一度モチベーションが落ち込んでもすぐに立ち直れる逆境に強いというイメージも持たれるかもしれません。
このイメージは合っていて、私は前向きで楽観的なところが自分の長所だと思っていて、普段の生活でも、いやなことがあってもすぐに立ち直れたり、なにか困難なことがあっても不安になったりせず、「頑張ればなんとかなるだろう」と前向きに挑戦する傾向にあります。受験などでも基本的には「成功するだろう」と考えて行動してきました。そういった性格のため、グラフも基本的に上向きになったんだと思います。
このグラフの中で一番伝えたいことは何ですか。
このグラフで一番伝えたいことは、大学受験の際に父親とぶつかって、自分の勉強方法や価値観などを否定されたことでモチベーションが下がったが、大学受験に成功し、自分がやりたかった勉強をして、アルバイトやサークルに打ち込んだこと、留学に行って多くのことを経験したこと、たくさんの人と出会って刺激をもらえたことなどでモチベーションが上がっていき、将来に向けて前向きに活動している今が人生で一番モチベーションが高いという点です。一度モチベーションが落ち込んでも、その経験をばねにしてモチベーションを高め、維持できることが自分の長所でもあるので、そういったことがこのグラフから伝わってくれたらうれしいなと思います。
3次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事、部長レベル
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
なぜこの業界なのか、なぜ進研アドなのかをしっかり軸をもって話したこと、自己分析もしっかりとして相手にわかりやすく伝えられたこと
面接の雰囲気
人事の方は優しめでしたが、もう一人の部長レベルの方は少し厳しかったです。あまりうなずいてくれないなど、感触もよくありませんでした。
3次面接で聞かれた質問と回答
どうして教育業界を志望しているんですか?また、その中でもどうして進研アドなのですか?
私ははじめ教えるのが好きで教師になりたいと思い、教職課程もとっているのですが、実習などで学校で現場の教師を見たときに、教師の多忙さを感じ、多忙で問題を抱えた教師になるのではなくその問題を解決したいと思ったこと、そして1つの学校と関わるのではなく広い範囲の学校と関わって仕事をしたいと思ったことをきっかけに、一般企業の教育業界に行きたいと思いました。なかでも私が一番重要だと感じでいる、大学の価値低下という問題を解決できる御社に魅力を感じ、志望しています。大学の魅力を伝えるだけでなく魅力をさらに増やすブランディングもできる点、ベネッセさんのデータを活用したり進研ゼミなどの商材を活用したりできる点も他社との違いだと感じています。
大学の魅力はどうやったら伝わると思いますか?
具体的にその大学・学部学科で何を学ぶことができるのかを伝えることが大切だと思うので、オープンキャンパスなどのイベントで実際の授業の内容を伝えたり、動画などで授業の様子を紹介したりなど、研究する内容をわかりやすく、おもしろく伝えることで魅力が伝わると思います。御社のサイトに、福岡の大学が90秒で簡単に研究を紹介している動画が載っているのを見ました。その動画がとてもおもしろくわかりやすかったので、そういった情報をどんどん高校生に流すべきだと思います。そうすることで、高校生は自分の興味や関心・やりたいことに合った大学を選ぶことができるようになり、大学もその大学に合った学生を集めることができるようになります。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事部長、社長、管理職
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
しっかり準備をして、質問されてすぐに答えた点。特にコロナウイルスの質問など突拍子もない質問もあったので、それに機転を利かせてすぐに答えられるか。
面接の雰囲気
4人とも厳しめで、しっかり見られている感じがしました。また、首をひねられる場面もあり、戸惑ってしまうこともありました。
最終面接で聞かれた質問と回答
会社選びの軸は何ですか?また、選考の中でこの会社は良いなと思う点はどんな点でしたか?
軸はふたつあり、ひとつ目は、教育業界の中でも、塾などのひとつのくくりでおさまらず、多くの事業を展開し、様々な教育に携われることです。社会にある様々な課題に目を向け、ひとつひとつに対し真摯に解決に取り組んでいる企業に魅力を感じます。ふたつ目は、学力をあげることではなく、多様な視点やスキルを見につけた人を育てることを目的としていることです。これは、「勉強ができる子」ではなく、「自ら前に進む豊かな人材」をはぐくむことが教育の目的だと思っているためです。
そして、選考の中でこの会社は良いなと思ったのは、コロナウイルスの影響があっても就活生に対してきちんとした対応をしていただいた時です。選考結果をコロナのせいと言ってなかなか知らせてくれなかったり、延期になって連絡が途絶えたりといった企業も多いので、そこできちんと対応して連絡をしたいただいた企業はとてもいいなと思いました。
他にどんな企業を受けていますか?それぞれどんな魅力があり、当社との違いは何ですか?
他に受けている企業は、トライグループさん、京進さん、河合塾さんなどの塾企業です。これらの企業は、家庭教師や個別指導以外にも、日本語学校や不登校の生徒のための学校といった、様々な事業を展開し、自ら前に進む豊かな人材を育む姿勢に魅力を感じ、共感したため、選考を受けています。また、広告によって教育課題を解決しているJSコーポレーションさんも選考を受けています。ただ、御社と違い、大学のブランディングまで関わることが出来ないという点があります。塾企業も、私が一番解決したいと考えている大学の価値低下という問題に取り組めるわけではないので、その点が御社との違いであり、私が御社を第一志望としている理由でもあります。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定したら就職活動はやめると面接のときにすでに言っていたので、内定後はその確認だけで他には特に何も言われなかった。
内定に必要なことは何だと思うか
質問の意図をきちんとくみとり、しっかりはきはきと答えることを意識してください。深いところまで掘られるので、準備の時点でなぜ?なぜ?と自分で深掘りしていくことが大切です。思いがけない質問をされることもあるので、どんな質問をされてもうろたえず素早く答えるようにしましょう。とにかく教育に対する思いを自分の言葉で伝えることが大切です。なんとなくではなく、はっきりと根拠のある志望理由を何度も推敲して完成させてください。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
教育に対する思いをしっかりもち、論理的に説明した点や、会社に入ってやりたいことを明確に伝えられた点が評価されたように思います。また、広告の会社なので、提出する課題はクリエイティブさを意識してオリジナリティあふれるものを作成するようにしました。
内定したからこそ分かる選考の注意点
インターン参加者からの内定者が多く、倍率も低いため、インターンシップは参加したほうがいいです。教育の分野と、広告の分野の2回あるので、できれば2回とも。また、座談会などのイベントも開催されるのでできるだけ参加しましょう。
内定後、社員や人事からのフォロー
ZOOMでの個別面談や電話での定期連絡、先輩社員との座談会など
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進研アドの 会社情報
会社名 | 株式会社進研アド |
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フリガナ | シンケンアド |
設立日 | 1983年2月 |
資本金 | 6554万円 |
従業員数 | 319人 ※2017年4月現在 |
売上高 | 100億4000万円 ※2016年度 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 田村 隆憲 |
本社所在地 | 〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島2丁目4番27号 |
電話番号 | 06-6345-7170 |
URL | https://shinken-ad.co.jp/ |
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