【未来を見据えたビジネス創造】【23卒】帝人の冬インターン体験記（理系/技術系／医薬品研究開発職1day体験ワーク）No.30125（非公開/男性）（2022/8/9公開）

夏に参加できたインターンがあまりにも少なかったため、自分の志望している業界でその時期にインターンを開催している企業を探した。それまでのインターンでは説明会と個人ワークしか行ったことがなかったため、グループワークを行うことができる本インターンに応募した。

インターンの選考はESのみだった。就活会議やワンキャリアなどで過去のESを調べて参考にした。また、書いたESを大学の就活支援室や友人などに添削してもらい、推敲を重ねた。できるだけたくさんの人に添削してもらうことを心掛けた。

選考はESのみだったので、論理的な文章が書けていれば通過できると思う。特にES内の質問の中では研究概要の文字数が多かったため、自身の研究についてしっかり理解しているかを見られていると思う。

社員の方によるプレゼンテーション（会社説明）の間にグループワークの時間が設けられたいた。

社員の方によるプレゼンテーション→グループワーク→発表

世の中の動きに対してビジネス・研究を考案する

10年後の世の中がどのような社会になっているのかを推測・予想し、その社会の変化に対して帝人が取り組むべき課題・ビジネスを考える

1日目にやったこと

10年後に世の中がどのような変化が起きているのかを、提供された資料をもとに推測・予想し、その社会の変化に対して帝人が取り組むべき課題・ビジネスを考え、そのためにどんな業務が必要になるかを考案する。

技術系採用担当

なし

社員の方々は皆親しみやすく、学生の発表にしっかり耳を傾けてくれる印象があった。グループ数が多かったが、ほぼすべてのグループに丁寧にコメントしていたのが印象的だった。

初めてグループディスカッションに参加したため、自分がどのような役割を担えばいいのかが分からなかった。主体性を持っている学生がおおかったため、私ももっと自分から発言・行動すればよかったと後悔した。グループディスカッションの時間が若干短く、最後のグループとしての結論を出すときに少し雑になってしまった印象があった。

主体性と協調性のバランスが良いひとが多く、グループディスカッションがとてもスムーズ進んだ。

企業の研究者が新規のテーマを創出するときにどのようなことを考えているのかを知ることができた。世の中の変化に対して研究方針を決める点は、大学での研究との大きな違いであると感じた。また、大学の研究ではあまり体験できない、周りの人達と話し合いを重ねながら課題を解決していくことを体験することができた。

はじめてのグループディスカッションだったので、基本的な役割分担・立ち回り方を少し予習していればよかったと感じた。

今回のインターンでの課題はどれも大まかな方針を決めるものだったため、実際の研究・開発などの業務にどのように繋がるのかがあまりイメージできなかった。今回のワークと実際に行うであろう業務に解離を感じた。またオンラインだったため、実際に働いているオフィスや研究所の雰囲気を体感することができなかった。

周りの学生のレベルが高く、どの人も話が上手かったので、人前で話すのが苦手な自分は不利になると感じた。また、医薬関係の研究を行っている研究室に所属している人がほとんどだったため、農学系の研究をしている自分は分野が少しずれてしまうため、内定を取るのが難しいのではないかと考えた。

自分は医薬品よりも娯楽や嗜好品などの分野のほうが携わりたいと考えたからだ。医薬品は人の病を治すためのものであり、そこには厳格な安全性が求められる。私はそのような研究よりも、もっと遊び心を発揮できる研究分野で自分が面白いと思えるような研究を続けたいと考えた。

インターンを受けたあとに本選考を受けてないので、わからない。しかし、インターンの選考がESのみだったり、インターン中にも特に学生が評価されている様子がなかったことから、本選考に有利になる可能性は低いと考えた。

大学の研究室で農学系の研究をしているため、生命科学、特に植物の研究を行っている企業を見ていた。化学メーカーや食品メーカーなどで、自分にとって興味のある研究を行っている企業を志望していた。具体的には、農薬の研究を行っている住友化学や三井化学、食品素材の研究を行っている不二製油やキッコーマンなどの志望度が高かった。

メーカーに勤務している社員の方々は穏やかな人が多いという事前のイメージ通りだった。このような雰囲気なら私も溶け込むことができそうだと感じた。しかし、研究内容については、医薬品の研究のような厳格な安全性が求められる研究よりも、もっと遊び心を発揮できる研究分野で自分が面白いと思えるような研究を続けたいと感じた。そのため、生命科学研究を行っている業界の中で、医薬品業界は自分に合ってないと考えた。