【未来を創る挑戦】【23卒】日本特殊陶業の冬インターン体験記（文系/総合職）No.31639（非公開/男性）（2023/1/10公開）

地元である愛知県の企業を中心に就職を考えていたこと、第一志望はメディア業界であったが愛知県はものづくりに強い土地柄もあってメーカーの企業も視野に入れていたことからこの会社のインターンに参加しようと思った。

ESとWEBテストのみで合否が決まるため、当たり前のことながらこの２つに注力した。ESではあらかじめ就活サイトで昨年の質問項目を確認し、余裕をもって提出できるようにした。

上記の通り面接はなくWEBとESだけで参加できるため、その完成度が求められると思う。

新規事業立案型グループワーク

初日に軽い企業説明とグループ分け、その後グループディスカッション。2日目はグループディスカッションの続きとプレゼン、最後に社員との交流会

新規事業が発展していく流れ、またそこに携わる社員の業務内容

社会課題を解決する新製品を考えよ

1日目にやったこと

まず初めに企業説明。日本特殊陶業がどういった会社で何を作っているのか等の説明を受けた。グループディスカッションでは課題の選定と社会への付加価値を設定した後にワークに進むという特徴があった。

2日目にやったこと

2日目は1日目で残したグループディスカッションの詰めと、プレゼンを行った。その後社員に質問ができる場が設けられ、一度インターンとしては終了する。最後に任意で座談会に参加できる。

人事部社員

なし

常にグループディスカッションを監視しているわけではなく不定期に人事部社員がグループに訪れる。その際質問などは自由に受け付けてもらえる。また、質問の時間や座談会があるなど社員との交流は多かったように感じた。

理系の学生、特に大学院に通われている方も多くいたのでその方たちと比べるとやはりモノづくりの知識量という点で劣っていることを実感し、議論を同じ水準へ持っていくことが容易ではなかった。もちろんそのような背景は社員の方は理解しているので文系学生ができる役割を見つけ出し自分の存在感を高めることが重要だと思う。

2日間同じメンバーでグループワークを行うため交流する時間は多い。特徴的であったのは文系も理系の方たちと同じグループで活動すること。

会社の名前は聞いたことがあっても実際にどういったことを行っている会社なのか詳しくは知らなかったため、インターンシップに参加することでその実態と具体的な業務内容を知ることができた。また、一般的なインターンだと事務系職種と技術系は分けて実施されることが多いが、混合でやることで新しい知識や実際に会社で働く際の技術系との関わりについて学ぶことができ、働いている姿を想像しやすかった。

特にはないが自動車業界のトレンドや円安等がこの業界に及ぼす影響などを調べておくと、新しいアイデアに繋がる可能性があると思う。

愛知県で育った自分にとって自動車業界は身近な存在であり、少なからずこの業界で働くことへのあこがれがあった中、実際にインターンシップを経験しやりがいに溢れ魅力あふれる企業だということを感じたから。一方で一口にメーカーと言っても様々な部署があることが分かり、インターンで経験したような新規事業に携わりたくとも自分の希望が通るとは限らないことは頭に入れる必要があると感じた。

もちろん周囲の学生のレベルが低かったことはないが、地元の学生が多いと感じ、関東の大企業などと比べた場合選考難易度は落ちると考えたから。またインターンシップに参加できる学生は多くはなく絞られていたため、インターンで好印象を与えることができていれば本選考で優位に立てると感じた。

上にも記したように企業名からは何をしているのか想像がしにくい会社ではあるが魅力的な事業を展開しており、またインターンでも体感したように新規事業にも力を入れ、古い伝統にとらわれることのない先進的なメーカーだと感じたため。社員の方の雰囲気も良く、活気に満ちているという印象を受けた。

インターンシップ参加者限定の複数回の座談会に参加することによって、より業界や企業理解が深まり自分にとってプラスアルファになることはもちろんのこと、全体的な人数が多くはないのでたくさんのイベントに参加することで人事の方や社員に顔を覚えてもらえると感じた。

幅広く業界を見ていたが、自分自身が文学部ということもありマスコミ系に興味があったのに加えて親族にインフラ企業に勤める人が多かったことから鉄道、電力、ガスインフラ等に興味があった。また地元が中部地方だったこともありトヨタ系列のメーカーも見ていた。インターンへの参加も上記に挙げた軸を中心に参加しており、総じて地元志向が強かった。

メーカーは自社製品のプレゼンスを高めさえすれば安泰というイメージを抱いていたが、このインターンシップで経験したように新規事業にも力を入れていることに驚くと同時に、その挑戦的な姿勢を魅力に感じた。このインターンに参加した後に業界を絞ろうとは思わなかったが、本選考ではメーカーの企業も最低1つは受けようと思った。