【教育戦略を体験】【23卒】ベネッセコーポレーションの夏インターン体験記（文系/総合職/closedインターン）No.25368（慶應義塾大学/男性）（2022/5/27公開）

もともとは「教育は国造りだ」という公開型のインターンへ応募したが、ESとWEBテストの結果適性上の理由ということでこちらのclosedインターンという非公開型のインターンに案内された。6月という早い時期にインターンを経験できるということ、また教育系に興味があったため応募した。

初めてのES提出であったので就活対策本やWEBサイトを参考にしてESを書いた。またWEBテストはGPSという特殊なテストであるため事前にどんな問題が出るのかインターネットで調べた。

ESとWEBテストのみで参加できるためESが重要であると感じた。また、教育への熱意をESでアピールすることが大切であると思う。

日本の教育を考える戦略立案インターン

グループに分けられた後、議論→発表→フィードバック→内定者との座談会

学校コンサルティングという学校や教員を相手としたコンサルティング事業。

教育現場をより良い環境にするための施策提案

1日目にやったこと

簡単な会社説明の後班ごとに振り分けられる。各グループごとに異なった課題が課され、そのお題について議論する。その後全体で集められプレゼン発表。その後各班に再度別れたのち内定者との座談会。

人事部社員

なし

各班に社員ではなくその年の内定者がつくのが特徴的であった。その方が議論の軌道修正を図ってくれたり適宜アドバイスをもらえる。社員からは、プレゼン時にフィードバックをもらえる。

自分を含めインターンやグループワークに慣れていない学生が多く、時間配分やプレゼン資料作成の点で苦労した。アイデアがたくさん出るのは良いが議論が発散してしまう傾向があり、収束に向かわせることが難しかった。午後から始まり４，５時間で終わるインターンであったため大変時間が短かった。

名前ではなく最初に指定したあだなで呼びあい雰囲気はとても良い環境であった。

進研ゼミというイメージが強いベネッセであったが、そうした通信教育事業以外にも学校相手のコンサルティング業務に力を入れており事業内容の理解が深まった。また、グループディスカッション方式のワークに慣れることができ、積極的に自分の意見を出す大切さを学ぶとともに他者への傾聴力という点で成長を感じることができた。

学校コンサルティング事業についてあまり知らなかったので事前にその分野の具体的な業務をもう少し把握しておけば発表に活かせたかもしれないと感じた。

塾講師をしており教育関係に興味があったが、より広い範囲でより多くの人々に近い距離で携わることができるベネッセの業務内容は大変魅力的に映った。また社員の方も日本の教育を本気で変えようとするマインドを持ち合わせており、大きなことを成し遂げたいと考える自分にとって合っている職場だと感じた。

参加する学生はレベルが高いと感じ、皆が教育に対する熱い思いを持っていたので厳しい戦いではあると思う。ただ塾講師経験があり、また教育関係の長期インターンを経験していたことから志望動機を作りやすく、日本の教育の課題について人よりも語ることができると考えているから。

ベネッセには進研ゼミなどの通信教育を手掛ける部門と学校をマネジメントし、コンサルティング業務を行う部門があるが、その双方において魅力を感じたから。特に学校コンサルティング業務は生徒や教師により近い距離で携わることができ、若手の裁量権も非常に大きいことがこのインターンシップへの参加を通じて分かった。

一部の参加学生は本選考優遇を得ることができ、特別なイベント参加の権利が与えられるから。また、このインターンやそれらのイベント参加全体を総じての結果であると思うが、本選考時の面接の回数も人によって変わる。

インターンに参加する前は業界を絞らず、幅広く業界を見ていた。特にこの時期はインターンを開催する企業が決して多くはなく開催される企業を手当たり次第に受けていた。ただ、塾講師の経験や教育系の長期インターンを経験していたことから教育業界に興味があり、業界でトップシェアを誇るベネッセは教育業界の中では第一志望であった。

小学生から高校生を主なターゲットとし子供を相手にビジネスを展開する教育業界の企業であるため、朗らかで穏やかな社員が多いと想像していたが、どちらかというと活動的で活気に満ちた社員の方が多くいい意味でイメージの変化があった。また、業務内容も私たちが学生時代に触れていたベネッセはほんの一端に過ぎず、様々な活動の幅があると感じた。志望度は元々高かったがより魅力に感じ、教育業界を一つの志望業界として考えるきっかけとなった。