【未知への挑戦、金融の舞台】【18卒】群馬銀行の冬インターン体験記（文系/総合職）No.1179（立教大学/男性）（2018/1/31公開）

経済学部に所属していることや身近に何人かの銀行員がいることから金融業界に興味があった。そのような中で、金融業界とはどのようなものなのか、その中でも銀行業界とはどのようなものなのか、仕事内容ややりがい、課題は何なのかを肌で感じたいと思い、参加を決意した。

書類だけの選考だったため、面接やグループディスカッションなどの対策はしなかった。ESに関しては、参加する企業のホームページを熟読し、経営理念や仕事内容、特に力を入れていることなどは十分に理解した上で作成した。また、自分自身に関する項目も多かったため、小学生の時からの自分を振り返り、自己分析を行っていった。また、周りから自分はどのように思われているのかも重要だと思い、家族や友人、先輩に他己分析をしてもらった。

銀行業界について、そして群馬銀行を知ろう

1日目にやったこと

金融業界、銀行業界とはどのようなものなのかについての講義が中心だった。具体的には、銀行の位置づけ、主な仕事内容、メガバンクとの違い、今特に力を入れていること、コンサルティング業務とは何なのか、など。また、ビジネスマナーについての講義もあり、実際に正しいお辞儀の仕方や名刺の受け渡し、札勘定の体験も行った。最後に先輩職員との座談会もあり、様々なことを質問できる時間があった。

2日目にやったこと

2日目はグループワークが中心だった。内容はお店のオーナーになりきり、銀行から融資してもらえるような店舗の資金繰りを考えるというものだった。5.6人のグループに分かれ、どのような店舗を立ち上げるのかや資金繰りを自分たちで考え、最後に発表した。また、他のグループの発表を見る際には、銀行員になりきり、次々に質問をしていき、融資の可否を検討していった。

人事職員、人事部長/営業支店の職員

特になし

グループワークでの社員の方からのフィードバックで、時間は絶対に守らなければいけない。という言葉が印象に残っている。今回のグループワークでは、お店を立ち上げるに当たって、そのコンセプトや想い、店名、扱う商品、資金繰りを考える作業やそれ発表用の模造紙に書き出すといって様々な作業などがあった。その際に時間内に終わらせるためには時間配分、そして役割分担が必要だと身を持って感じさせられた。

最終日のグループワークで、決められた時間に課題を終わらせるのが本当に大変だった。最初は、こんなに時間をくれるなら余裕で終わるだろうと思っていたが、自分たちで一から考え、発表できる段階まで持って行くのは決して簡単なことではなかった。また、1秒でも待ってくれないため、そこで社会人の時間の厳しさを学んだ。

銀行業務についてはもちろん、ビジネスマナーなど社会人になるにあたって大切なことをしっかりと学ぶことができた。また、参加する姿勢も非常に大切で、何事も前のめりに取り組めば、学べることも多いと感じた。講義や座談会を通して、多くの職員と接することができ、雰囲気や雰囲気や社風などを身を持って感じることができた。

マーケティング施策の提案事例や銀行の融資の仕組みについてもっと勉強しておけば、発表に活かせたかもしれないと感じた。また、人前で発表することにもっと慣れておけば、緊張もしないし、自分の伝えたいことももっと伝わるのかなと感じた。

今回のインターンでは、講義を受け、グループワークを行うだけではなく、実際に社員が働いているところを見に行き、質問できる時間も十分にあったため、この企業で働いてる自分を想像することができた。また、若い先輩職員は、嫌なことや大変なことなど本音を話してくれたので、入社した際のイメージを膨らませることができた。

インターンシップに参加したからといって、特別に優遇はないと社員の方が言っていたし、自分でもそう感じたから。また、このインターンで自分が関わった人はみんな本選考を受けると言っていて、倍率もそれなりに高くなると思うし、結局は自分次第だと思ったから。

普段は客としてでしかこの企業と触れ合うことがなかったが、今回のインターンシップで様々な職員と関わり、人としての魅力を感じることができたため。また、仕事内容ややりがいなどについて深く理解することもできたため、このインターンシップに参加することで志望度が上がった。

インターンシップに参加した人が優先的にその後の面談に呼ばれるが、時期が少し早いだけであり、インターンシップ参加者はその後の選考で落ちないという保証はなかったから。

インターンシップに参加する前は、志望企業、志望業界がはっきり決まっていなかった。だが多くの人を支えたいという想いや自己成長したいという想いがあったため、金融業界にいけば、その想いを叶えられると感じていた。また、身近に金融業界に勤める人が多く、忙しそうではあるが、大きなやりがいを感じていたため、自分も金融業界で働きたいと感じていた。

このインターンシップ参加後にメガバンクなどのセミナーにも参加したが、あまり魅力を感じることができなかった。それは自分の今までのアルバイト経験などから、より身近な人の笑顔に喜びを感じるからだと思う。今回参加した企業は地方銀行ということもあり、営業範囲は広くないかもしれないが、人と深く関わることができ、そういったことに喜びを感じることに気づくことができた。