- Q. 志望動機
- A.
株式会社岩手銀行の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社岩手銀行のレポート
公開日:2020年10月27日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
基本的に岩手銀行を含めた地方銀行において重要になるのはHPを見て企業分析をすることだと思う。地域密着型の経営をしているためどのような政策を行っているか、また今後その地方銀行が関わっている地域はどうなっていくのかという情報を同時に集めることができる。またその地域の特徴という所をしっかり把握しておくべき(例えば岩手は林業や水産業、農業に強みを持っている)。地域、銀行の特徴をしっかり把握した上で選考に進むと非常にスムーズに選考に臨むことができると思う。その他は、基本的な業務についての知識を抑えておくことが重要だと思う。例えば、銀行の主要業務である窓口業務や法人融資、ローンの支払に関する業務という情報はしっかりインプットしておいた方が良い。
志望動機
初めて岩手を離れて4年間を過ごし、生まれ育った岩手県に恩返しがしたいと考え御行を志望致しました。そのためにはどのような企業に勤めれば良いか、と考えていた中、御行の「地域社会の発展に貢献する」という経営理念に魅力を感じ、この度志望致しました。岩手県で一番多くの企業と関わる御行だからこそ、創業支援や地域開発によって岩手県を発展させることができます。御行への入行が叶いましたら、県内の企業を相手に経営的・戦略的コンサルティング業務に携わり各企業の発展させ、岩手県全体の活性化を実現したいです。顧客一人ひとりに寄り添い、強みや課題を見極め、最適なソリューションを提供し続け、故郷である岩手県の発展に全力を尽くします。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
ESの内容・テーマ
志望動機/学生時代頑張ったこと
ES対策で行ったこと
岩手銀行のHPを見て企業研究をした。そこまで設問・文字数共に多くないため、伝えたいことを簡潔に述べることを意識した。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 中堅の人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
落ち着いて自分の経験を話せたことと、地元についてしっかり語れたことを評価していただいたように感じる。
面接の雰囲気
和やかな雰囲気で面接が進んでいった。コロナ禍での生活などはどうかといったアイスブレイクから始まり、緊張などはしなかった。
1次面接で聞かれた質問と回答
自身の性格的な特徴をどう認識しているか
私の特徴は他人の目標でも自分事と捉えその目標に向かって行動できる所です。高校3年生の時、私と同時期に部活動を引退した私の友人が中々成績が上がらず、勉強を教えてくれないかと頼み込んできました。私はそれを快諾し、平日学校が終わってからと土日のどちらかを一緒に勉強に取り組む時間と決め共に受験勉強に励みましたその友人の得意分野、苦手分野を分析し、苦手なところを中心に一緒に勉強するようにして、彼の点数を伸ばしつつ自分も人に教え知識を確固たるものにするようにしました。その結果、友人のセンター試験の成績は最初の模試と比べ200点以上上がりました。もちろん、その友人の努力が合ってこその結果ですが、私のおかげだと言ってもらえて非常に嬉しかったです。
岩手県に在住していた際の学生時代頑張ったこと
高校時代の部活動です。高校時代は部員が少ない上に授業時間が長く、部活動の時間が限られており、充実した練習環境があるとはいえない状況でした。私は、練習量・環境で劣っているだけで私立高校の選手に負けたくないという思いからそれらの差を埋めることを考えました。練習量では確実に敵わないので、練習の質を向上させることを考えました。まず初めに、中学時代の人脈を活かして市内の強豪私立高校に合同練習を申し込み実践練習の質を向上させました。また、自分の高校で練習を行う際には実践練習に重きを置かず、基礎練習や筋力の向上に努め、技術面以外での実力を付けることを重視し、柔道をするに当たって必要な基礎体力を向上させました。その結果、強豪私立高校の選手を2人倒し、県大会個人戦ベスト8に進出することができました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 中堅人事2人
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
他の企業を受ける際にも同じことが言えると思うが、自分の意見をはっきりと述べられたことが評価されたと思う。
面接の雰囲気
一次面接に引き続き和やかな雰囲気。時間の関係かそこまでアイスブレイクのようなものはなかったが口調も柔らかく緊張が解れた。
2次面接で聞かれた質問と回答
大学時代頑張ったこと
私は、大学時代に部活動の主将として練習の参加率の引き上げに成功しました。部活動には「個人の学業等の予定を尊重するために拘束を強めない」という文化が根付いていたのですが、それが練習参加率を引き下げているという状況でした。積極的に部活動に取り組み、大会で好成績を挙げたいという部員も勿論いたため、拘束を強めずに練習参加率を向上させる方法を考えました。そこで私は、部員間の仲を深め、部活動に関わる時間が居心地が良いものになれば練習参加率も向上すると考え、前の代まで少なかった部員全員で集まれるようなイベントを増やしました。具体的には、部員の誕生日と大学の忙しい時期が被らなかった際にボウリング会を開催するなどし、多くの部員が集まる機会を増やしました。
コミュニケーションについてどう考えているか。
私はコミュニケーションについて「双方の利益を満たすための手段・方法」という持論を持っています。自分の主張や利益と相手のそれを上手い具合に取り入れながら調整をすることで自分・相手双方にとって利益を生み出すことができます。その他にも、一人では相当の時間を要してしまう・実現が不可能な目的を眼前にした際にも複数のメンバーで意見を出しながら当該目的を達成することに取り組むことで、短い時間で目的を達成できたり、一人では成し得ないような大きなプロジェクトを達成することができます。その際に複数人からなるメンバーをまとめるものは言うまでもなくコミュニケーションであり、メンバーの意見の良いところを抽出しながら物事を進めるための手段になります。複数人でも効率の良い作業を可能にすることもコミュニケーションの本質だと考えています。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
WEBテスト・SPIの問題集で繰り返し練習した。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、構造把握、性格
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 中堅の人事と役員の方
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の人生についての考えを嘘偽りなく言えたこと。正直第一志望と言うべきではあったのだろうが、自分の考えを正直に伝えたことを評価していただいたのだと思う。
面接の雰囲気
最終面接だが雰囲気は和やかだった。役員の方の口調も柔らかく、緊張をほぐしていただいて落ち着いて面接ができた。
最終面接で聞かれた質問と回答
大学で学んだこと(学業面)
私が所属している企業法務ゼミでAIが社会に浸透した際に起こりうる法的問題について研究しています。AIやロボットなどを導入した際に生じる法的問題、帰責性などについて研究しており、卒業論文に関してもそのテーマを扱おうと考えています。本格的な研究は4年から始まることもありまだ十分な知識があるとは言えませんが、AIやロボットを導入した際に生じる法的な問題をどのように処理するかを研究します。例えば自動運転車にAIによる自動運転システムを導入した際に自動運転レベルによって帰責性が異なることが考えられます。まだ研究の進行度は高いとは言えませんが、AIやロボット技術が発展していくであろう現状、より多くのケースを考えて研究を進めていこうと考えています。
内定を出したら弊行に来るか
正直に申し上げますと、内定を頂いた瞬間に入社を決めるか、といわれたらそれは難しいということになります。その理由としては、まだ選考が残っている会社があると言うこともありますがこれから40年働く場所を決めることになるため、できるだけ徹底的に考え抜きたいと思っているからです。そのため、今選考を受けている企業に関してどこが第一志望か、全ての企業に内定を頂いたらどこにするか、ということに対して確答をすることは正直なところ難しいと考えています。勿論、御行で岩手県の発展のために全力を尽くしたい、という気持ちに偽りはありませんが他の企業での仕事にも興味があるため、ある程度選考を受けきってから決めようと考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
3週間ほど猶予を頂いた。その間は就活を続けさせていただき、辞退する運びとはなったが誠実に対応していただき本当に感謝している。
内定に必要なことは何だと思うか
岩手銀行に限らず地方銀行の内定を頂くために大切なのは誠実さとその地域に対する愛だと思う。辞退はしたものの私にとっても生まれ育った岩手県という地には特別な想いがあり、そこに対する感情を自分の言葉ではっきりと語れたことが内定を頂いた最大の理由なのではないか、と考えている。後はやはり金融ということもあり身だしなみの清潔感や言動といったところでの誠実さ、というところはかなり重要視されているのではないかと感じた。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の考えをはっきりと述べられたことに尽きると思う。勿論志望度も大事ではあるが、嘘偽りのない言葉で自分の考えをしっかり伝えられれば評価は高くなると思う。後は基本的な質問にはすらすら答えられるように準備をしておくことも、当たり前のようだが大切。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接は以外と落ちるようなので気をつけた方が良い。知人も岩手銀行を受けていたが最終面接で落選してしまったらしい。その人曰く、少し自分の考えが曖昧なまま面接を受けてしまった、それで落ちたように感じると言っていたので特に最終面接は自分の考えをしっかり持って臨むべきだと思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
割と早期に辞退したため特にフォローはなかった。
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岩手銀行の 会社情報
会社名 | 株式会社岩手銀行 |
---|---|
フリガナ | イワテギンコウ |
設立日 | 1932年5月 |
資本金 | 120億8900万円 |
従業員数 | 1,408人 |
売上高 | 438億8600万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 岩山徹 |
本社所在地 | 〒020-0021 岩手県盛岡市中央通1丁目2番3号 |
平均年齢 | 40.1歳 |
平均給与 | 660万円 |
電話番号 | 019-623-1111 |
URL | https://www.iwatebank.co.jp/ |
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