- Q. 志望動機
- A.
北海道旅客鉄道株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒北海道旅客鉄道株式会社のレポート
公開日:2018年2月6日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 2次面接
- 職種
-
- 総合職(事務系)
投稿者
選考フロー
企業研究
鉄道会社の中でもなぜJR北海道に入りたいのかを話せるようにしておくこと。その中でも特に「本当に北海道で働く覚悟があるのか(特に道外出身者)」、「今のJR北海道の苦しい状況を理解してもなお入りたいのか」といったところを強く問われるので、前者については自分と北海道のかかわりや北海道に行ったエピソードなどを絡めて志望動機として昇華させること、後者に対してはJR北海道のホームページ、特に「持続可能な交通体系のあり方について」「当社単独では維持することが困難な線区について」といった現状の問題を強く伝えているコンテンツを参考に、今JR北海道が抱えている課題についての理解、これを打開するために自分ができることや必要とされていることなどを絡めて話すことができると高い評価が得られると思う。また、エントリーシート提出・適性検査受験後の5月に採用担当の方との面談が行われるので、その際には積極的に自分の疑問点を解消すべく質問するとよいと思う。
志望動機
私は「自分の仕事を通して、企業が位置している地元の魅力を高めたり、その魅力を発信したりすることができる企業」という軸で企業選びをしており、その中でも沿線に根付いた開発や幅広い層への魅力の発信ができることから、鉄道業界に興味を持ちました。
特にJR北海道が事業を行っている北海道というエリアは北海道新幹線の全通などに伴う発展の余地が大きいこと、また豊富な観光資源を持つことに伴い国内外から多くの観光客を呼び込むことができると考えたことから、JR北海道において大規模なプロジェクトに携わり、これを通して私の目標である地域の価値向上・活性化に関わることができると考えたことから、JR北海道への就職を志望致しました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
志望動機を教えてください。/学生生活で特に力を入れて取り組んだことを2つ以上教えてください。/あなたの考える「北海道における鉄道会社のあるべき姿」について教えてください。/当社のほかに興味がある、または検討している会社・業界等について教えてください。
ES対策で行ったこと
自分のこれまでの経験ややりたいことを言葉として書き出しまとめたうえで内容の参考にしたほか、JR北海道のホームページなどで北海道の現状や観光資源についても調べた。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
筆記試験対策で行ったこと
電車内の空き時間などにSPI対策アプリの問題をいくつか解いていたが、JR北海道のための特別な対策はしていない。
筆記試験の内容・科目
マークシート方式の一般常識問題に加え、クレぺリン検査があった。一般常識は中学~高校レベルのもので、国語・数学などまんべんなく出題された。
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2017年05月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
JR北海道の現状を知っているのか、その上でなぜ入社したいのかということを特に聞いてくるので、今JR北海道が置かれている状況、それを踏まえ今後どうしていくべきかということをHPや新聞記事などで勉強し、自分なりの言葉で説明できれば高い評価が得られると思う。
面接の雰囲気
小さな部屋で1対1の面接だった。雰囲気は基本的には柔らかい感じだったが、特に「北海道で働く意思はあるか?」「JR北海道の現状をちゃんと理解しているか?」という部分では鋭く突っ込んでくるなど、こちらの本気度に重点を置いている感じだった。
1次面接で聞かれた質問と回答
何故ほかの鉄道会社でなくJR北海道に入社したいと思ったのですか。
私が特にJR北海道に入社したいと思った理由は2つあります。まず一つ目は、私が「北海道は今後大きく発展していく可能性を秘めている」と考えているためです。私は北海道は日本のほかの地域と比べて都市機能や交通網について大きな発展の余地があると考えており、そのため今後の北海道新幹線の全通などを機に北海道の発展のために大きなプロジェクトに関わりたいと考えています。もう一つは「北海道には魅力的な観光資源が多数ある」ことです。私のやりたいことである「地域の魅力向上・発信による地方活性化への貢献」において、北海道に多数ある雪や自然などといった魅力的な観光資源を活かし、さらに鉄道という地域に密接にかかわる交通インフラとも絡めた企画を作ることで、北海道の活性化に貢献できると考えたため、JR北海道に入社したいと考えました。
北海道において鉄道はどういった役割を果たすべきだと考えますか。
私は鉄道会社が北海道において果たすべき役割は二つあると考えます。まず一つ目は、人々に安全かつ安定した移動を供給することです。北海道は他の地域と比べ面積が非常に広く、また冬場は積雪が激しいことから、自動車や航空機などの移動手段は時間や稼働率の面で不安定であると考えます。その為、安定して人々や荷物を輸送できる鉄道の存在は非常に大きいと考えます。そして二つ目は、鉄道網を中心とした地域の発展に貢献することです。地域が活性化していく際、人や物が集まりやすい鉄道駅が拠点になると考えられます。その為、北海道をより活性化させるため、鉄道会社は駅の機能をより強化し、人々が行きたくなるような駅を作る必要があると考えます。
2次面接 落選
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
前回の面接に引き続き「JR北海道の現状を正しく把握しているか」「そのような厳しい状況でもなおJR北海道に入社したいのか」を厳しく問うており、入社への本気度をより厳しく見ていると感じた。JR北海道が置かれている現状を詳しく知ることはもちろん、その上でなぜ入りたいのか、どうしていけばいいのかという自分の考えを持って話せば高い評価が得られると思う。
面接の雰囲気
前回に比べてやや堅い雰囲気だった。やはり「学生に北海道で働く気はあるか?」「JR北海道の現状を理解しているか?」といったところを深く追及してきており、前回以上に学生の本気度を見ていると感じた。
2次面接で聞かれた質問と回答
JR北海道の財政状況(どうやって収益を上げているか、など)について知っていますか。
JR北海道の財政状況については、沿線地域の少子高齢化やそれに伴う人口の減少、また寒冷地特有の設備投資に伴い、ほぼすべての路線で収支が赤字となっているなど鉄道業単体での収益性は非常に厳しいものになっているということを把握しています。このような鉄道業の厳しい状況を支えるために、不動産業、観光業などといった付帯事業によって収益を上げ、鉄道業によって生じた赤字をカバーしていると考えています。また、分割民営化時に定められた経営安定基金を運用することによっても赤字分を補填しており、以上に挙げた鉄道業以外の事業・手法で得た収益をもとに鉄道路線を維持していくために必要な設備投資などを行っていると考えています。
JR北海道単独で維持困難な路線の今後についてどう考えますか。それを実行するにはどんなことが(社員/企業として)求められていますか。
私は単体での維持が困難な路線については、地元の自治体や住民とも話し合いながら、その地域に合った最適な交通手段によって地元の足を維持するべきだと考えます。その上では現状の鉄道網を維持することは収益性の面からも厳しいため、場合によってはバス転換なども考えていくべきだと思います。こうした動きを進めていくために社員として必要なこととしては、地元自治体・地元住民との話し合いの機会を多くとり、その中で決してこちらの意見の押し付けに終わることなく相手の意見を「聞く力」、そしてその上で関係者をまとめ上げ最適な交通手段の実現という目的へと導く「チームマネジメント力」の2つがあると考えます。こうして沿線との一体感を持ちながら意思決定を進めていくという姿勢が企業に対して求められていると考えます。
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北海道旅客鉄道の 会社情報
会社名 | 北海道旅客鉄道株式会社 |
---|---|
フリガナ | ホッカイドウリョカクテツドウ |
設立日 | 1987年4月 |
資本金 | 90億円 |
従業員数 | 6,084人 |
売上高 | 1337億円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 綿貫泰之 |
本社所在地 | 〒060-0011 北海道札幌市中央区北十一条西15丁目1番1号 |
電話番号 | 011-700-5710 |
URL | https://www.jrhokkaido.co.jp/ |
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