【地域魅力を再生】【18卒】京王電鉄の冬インターン体験記（文系/事務系総合職）No.2034（東京理科大学/男性）（2018/2/8公開）

鉄道が好きだったこと、また地域に密着してその魅力を向上させることができる仕事に興味があり、鉄道会社のインターンに参加して実際にどのようなことを行っているのかを知ってみたいと思った。その為リクナビなどの就活サイトで鉄道会社のインターンを調べ、たまたま目について応募したのが京王電鉄だった。

エントリーシートについては自分がなぜ鉄道会社に行きたいと思ったのか、自分がこれまで取り組んだことや強みは何かということを文字に起こしてまとめておいた。また、事前に学内で行われた面接・グループディスカッション練習のイベントに参加し、対策を行った。

聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターの1フロアの改装計画を立てる（SC事業部）/下北沢の再開発計画を立てる（開発推進部）

前半にやったこと

SC事業部に配属され、3日目の午前までに「聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター（SC)のフロアの改装計画を立てる」という課題を伝えられた。その課題に向けての情報収集として、聖蹟桜ヶ丘SCの内部見学や、他社が展開しているショッピングモールの見学などを行う時間もあった。その他の時間はチームメンバーで課題に向けての議論やプレゼンの準備を行い、3日目の午前に最終発表を社員の方の前で行った。

後半にやったこと

後半は開発推進部に配属され、最終日までに「下北沢駅周辺地域の再開発計画を立てる」という課題を伝えられた。主に開発推進部が担当した再開発地域の見学を行ったほか、自分達で下北沢地域の現状を見学に行く時間も与えられた。その後、チームで議論やプレゼンの準備を行い、最終日に社員の方にプレゼンを行った。最終日の夜には社員の方やインターン参加者との懇親会も行われた。

それぞれの事業部（SC事業部、開発推進部）の社員

無し

沿線開発の計画を立てるにあたっては地元の人々がどのような考えを持っているかを把握することが大切だということを言われた。自分たちのやりたいこと先行ではなく、地元地域へのインタビューや実地調査をより念入りに行うことで、より沿線の価値を向上できるというアドバイスが印象的だった。

前半・後半共に課題設定から現状の把握、チームメンバーとの議論や企画作りからプレゼン準備まで2日もないくらいの短い期間で進める必要があったため、時間に追われて大変な部分があった。また、部屋の中でメンバーだけで議論する時間が一番長く、その辺りは少ししんどかった。

京王電鉄が沿線の価値を高め、人々を呼び込むためにどのような事業を行っているのかを詳しく知ることができただけでなく、開発を行う際のちょっとしたエピソードから同社がどのような価値観を持って沿線開発を進めているのかを知ることができ、自分の就活の軸を定める上で参考になった。

京王電鉄の沿線に殆ど足を運ぶことなくインターンシップに参加したため、事前に同社が力を入れている地域やプロジェクトを予習してその地域に足を運んでおくとよかったと思う。

インターンシップを通して開発を行う際の実際のプロセスや同社がどのような価値観を持って沿線開発を進めているのかということを知ることができ、これが自分の考え方とマッチしていると感じたことから、自分がどういう風に同社での仕事を進めているかを考えやすかったため。

インターンシップに参加して社員の方に顔を覚えてもらうだけでなく、京王電鉄が実際に行っているプロジェクトや沿線開発を行う上での考え方・価値観といったものを知ることができたことで、これらを利用してより説得力の高い志望動機を伝えることができると考えたため。

インターンシップを通して京王電鉄が沿線の価値を高め、人々を呼び込むためにどのような事業を行っているのかを詳しく知ることができただけでなく、開発を行う際のちょっとしたエピソードから同社がどのような価値観を持って沿線開発を進めているのかを知ることができた。その上で、同社が持つ価値観が自分の特性に向いていると感じたため、是非この会社で仕事をしてみたいと思った。

説明会に参加後、インターンシップ参加者のみに特別な内容のメールが届いた。その為、会社側も本選考においてインターンシップ参加者のことを把握しており、何らかの優遇がなされるのかもしれないと考えた。

鉄道会社や不動産業界など地域の活性化、まちづくりに携わることができる業界・企業を志望していた。特に、多くの土地を転勤するよりも一つの地域に長くとどまってその地域の価値向上・活性化に貢献したいと考えていたため、大手私鉄や商工会議所、不動産でいえば森ビルなどといった基本的に一つの地域を事業エリアとする企業を中心に志望していた。

京王電鉄のインターンシップに参加し、同社がまちづくり・沿線地域の開発を進める上での価値観を知ることができたことで、一つの地域に密着して働きたい、地元地域を大事にする企業に行きたいと感じるようになった。その為、説明会や企業研究などを通して、その企業が地元の地域にどのような考え方で関わっているか、を注目して見るようになった。