18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
・専門や研究テーマの概要(200字)
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A.
私は、言語学の演習科目に力を入れました。 三年次には、友人の「意識高いと言われて落ち込んだ」というエピソードから興味を持ち、「意識高い」という言葉について研究しました。「意識高い」という言葉が時代によってポジティブな用法からネガティブな用法への変遷があるということをインターネットにおける使用例と大学生に対するアンケートをもとに示しました。この研究は、三月の学内発表会に選ばれました。 続きを読む
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Q.
・学生時代、最も注力している取り組み(200字)
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A.
私が邦文速記研究会で後輩の指導に力を入れ、チームを28年ぶりの全国優勝に導きました。この活動に注力した理由は二つあります。第一に、最後の青春を納得できる形で終えたいという気持ちです。中学・高校と部活動では良い成績を残なかったことに対する悔しさが原動力となりました。第二に、目立ちたいという気持ちです。私が主導して練習にさまざまな工夫を取り入れ、全国優勝を成し遂げ、周りから注目されたいと考えていました。 続きを読む
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Q.
・志望動機(400字)
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A.
私は、教育を通して子供の夢の実現を応援したいと考えています。なぜなら、私は自分に自信がなく、未だに夢を見つけられていないからです。 夢の実現のためには、子供に自信を持たせ、能力を開花させることが不可欠です。なぜなら自信がなければ、夢を持てないからです。そして、夢を持ったとしても能力がなければ、その夢を実現できないからです。この点、正しい方法で取り組めば成果が出やすい学習は、子供に自信を持たせる手段として、部活や友人関係よりも適していると考えられます。また、学力は多くの場面で夢の実現のために必要な能力として求められます。よって、教育によって子供の夢の実現を応援できると考えます。 貴社が教育に対して与える影響は非常に大きいです。通信教材・デジタル教材・学校コンサル・個別指導塾などの多様なチャネルを持つ貴社で、日本中の子供たち一人一人に最適な教育を提供し、夢を応援したいと考えます。 続きを読む
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Q.
・これまでに受けた「授業」で、「自分のためになった」と思う授業内容とその理由(800字)
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A.
大学三年生で受講した「体験の言語化」です。私は、受講前までにディベートやレポート執筆を通じて自分の外にある課題について論理的に主張する能力を身につけていました。しかし、自分自身について考える機会を避けてきたため、これを機に自分の感情としっかり向き合えるようになりたいと考え履修しました。 「体験の言語化」は、20人程度の少人数授業でした。各自の心に引っかかっているエピソードを持ち寄り、ペアワークやロールプレイを通じて自分の感情を思い出し、相手の感情を想像します。そして、そのエピソードを社会の課題と結びつけて、自分の言葉で五分間のスピーチをするという授業です。私は、高校時代にディベート部で喧嘩別れとなった後輩と、二年後にディベート大会の会場でスタッフとして遭遇したときのエピソードを取り上げました。 私は、この授業を通じて、自分の承認欲求の強さに気づきました。そして、自分はその後輩に必要されていなかったこと、自分から謝らなければ状況は変わらなかったんだということをまざまざと見せつけられました。そして、歪んだ承認欲求が衝動的な殺人や少年犯罪といった社会の課題の原因となりうることを示しました。 自分の中の醜い部分をさらけ出すこの授業に苦しいものでした。しかし、このような苦しい結論であっても、素直に受け止めることができたのは、自分語りに対して肯定的な受講生の中で自分を見直すことができたこと、また誰もが異なる苦しい経験を持っていることを認識できたことが寄与していると思います。 この授業を履修し、私は感情の複雑さに気がつきました。私のエピソードでも、友人に囲まれる後輩がうらやましい、実力で差をつけられて悔しい、声をかけて無視されたら怖いといった複雑な感情が渦巻いていました。 この授業を受講してからは、自分で自分を騙したり追い込んだりする回数が減った気がします。 続きを読む
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Q.
・学生時代に、「最大限『頭』を使って解決、もしくは達成したこと」、そこから学んだこと(400字)
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A.
私は、邦文速記研究会で新教材を作成しました。当時使っていた教材は10年以上前に作られたもので、収録語彙も現代では使われないものが増加していました。またルール改訂にも対応できていませんでした。 そこで、私はまず過去10年間の大会問題をデジタル化し検索をかけ、大会問題で使われる言葉を出現頻度の順にリストアップしました。次に、それらの言葉を可能な限り、漏れなくダブりなく盛り込んだ練習問題を作成しました。また、ルール改訂については、事例ごとに改正前後の対応表を作成しました。特に、類似事例はグルーピングすることで、部員が覚えやすいように工夫をしました。 この取り組みも、前述の全国優勝になくてはならないものでした。このエピソードでは、自分の強みである「分析し計画を立て実行する力」を発揮できたと思います。 私は、この経験を通じて、自分で方針を考え、試行錯誤しながら一つのものを作りあげる楽しさを学びました。 続きを読む
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Q.
・学生時代に、「最大限『体』を使って解決、もしくは達成したこと」、そこから学んだこと(400字)
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A.
私は、邦文速記研究会で練習のマネジメントを行いました。 サークルは当時、1.練習ノウハウが途絶えている、2.速記に対するモチベーションの異なる者に画一的な指導をしている、という二点の問題を抱えていました。 そこで私は、三つの工夫を行いました。第一に、強豪校に視察に行き、その練習方法を取り入れました。第二に、練習計画表を作成し、練習時間を効率的に使えるようにしました。第三に、速記検定の受験を企画し、継続的な練習へのモチベーションを高めました。 当初は、他のメンバーがついてきてくれないという困難に直面しました。そのときには、メンバー一人一人に対して声かけを行いました。また、練習時間と部室で遊ぶ時間のメリハリをつけることを意識しました。 この結果、チームを28年ぶりの全国大会団体優勝に導きました。この経験を通し、チームで目標を達成することの喜びや、困難に直面してもやり切ることの大切さを学びました。 続きを読む