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株式会社ベネッセコーポレーション 報酬UP

【教育格差を解決せよ】【21卒】ベネッセコーポレーションの総合職の本選考体験記 No.11088(長崎大学/男性)(2020/11/20公開)

株式会社ベネッセコーポレーションの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2021卒株式会社ベネッセコーポレーションのレポート

公開日:2020年11月20日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 長崎大学
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

私はインターンから早期選考に選ばれ、三回面接を行い内定が決まる形でした。事前にベネッセから学チカについて5分間説明するように言われていたので、5枚程度のスライドを作り印刷して人事に渡せるようにしました。ただ一つの質問からの掘り下げがすごく、OBの人に面接で聴かれる内容を具体的に聞いておいて良かったと感じました。
質問内容は教育業界で首位のベネッセだからこそ、「教育」についての自身の考え方、向き合い方を表現することを求められました。私は塾講師をしていたので、質問されても答える事が出来ました。ベネッセに行くなら塾講師、家庭教師のアルバイトも良い経験になると思います。
それ以外に用いたのは就活会議等のサイトの内容です。

志望動機

Benesse「よく生きる」を掲げ、人々の向上意欲と課題解決を生涯にわたって支援する貴社に惹かれたからです。私は将来「ニーズの一歩先に応えられる人」になりたいと考えており、学生時代の個別指導塾で教育の楽しさ難しさを知り、「目標を持ち努力する人を支えたい」と思うようになりました。しかし指導している学生が金銭的な都合でやめなければならない事があり、教育における経済格差を実感しました。また少子高齢化やインターネットの普及による関係性の希薄化など、教育だけでなく生きていく上で大きな課題があり、これを解決できる企業に入りたいと考えるようになりました。そこで「不易のビジネス」を通し企業として社会的課題に取り組んできた貴社を志望しています。またインターンシップを通して内定者の方の教育や社会的課題への熱い思いを聴き、このような方々がいる貴社で共に人々の「よく生きる」に挑戦したいという思いがより一層強くなりました。

インターン

実施時期
2019年12月

1次面接 通過

実施時期
2020年03月
形式
学生1 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
人事
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

事前課題で作ったスライドを印刷しておいたこと。5分間のプレゼンで、相手にわかりやすいように試料を用意していたのは喜ばれた。
教育に対しての考えを深堀していたことで、質問されてもスムーズに答えられた。
他社の選考状況の掘り下げもあったが、ちゃんと「将来の目標」からつなげて他の業界や会社を受けていることを説明したから、マイナス評価は防げたと思う。

面接の雰囲気

初めは穏やかな雰囲気で話をしてくれていた。しかし次の選考の話になった際に「他社の採用状況は、どうですか?」と聞かれた際には、表情が消え冷たい声音になったので落ちたかと思った。

1次面接で聞かれた質問と回答

今学んでいる学問と直接関係のない教育業界に志望しようと思ったのですか?

私は将来「目標のために努力する人を支えられる人」になりたいと考えています。そんな私が水産系の大学を受けようと思った理由は2つあります。
一つ目は元々理系の先生になりたかったからです。特に食べる事が好きで、食品系の学問を学んだ後に教師になろうと考えていました。2つ目は、他の人にない経験をしたいと考えたからです。食品系を学ぶ際に農業と水産で迷いましたが、乗船実習などの社会人になって経験できない事を大学生の内に経験したいと思い水産学部に進学しました。水産学部でも専門科目の勉強と並行しながら教職の資格を取るべく研鑽を積んでいました。
なぜ御社の採用に臨んだのかというと、教師では関わることが出来る学生が限られるからです。目の前の学生だけではなく、教材を通して全国の学生を支える事が出来ると思い、御社を志望しています。

教育に対して最近関心を持つ出来事は何ですか?

私は「教育の格差」について関心を持っています。これは収入の格差により子供の受けられる教育の質に大きく差が生まれ、これがさらに次の世代にまで続いていくという問題です。私は大学時代のアルバイトで塾講師をしていました。その経験の中で担当している生徒が、収入問題で塾に通えなくなったことがありました。私自身、塾講師の枠を超えて生徒を助ける事が出来ず、非常に悔しい思いをしました。
そこで将来は「教育の格差」を少しでも解決できるような仕事がしたいと思い、御社を志望しました。御社はコストを抑える事で、高品質な教材を低価格で提供しています。また大きな市場を持っているからこそ、多くの学生を支える事が出来ると考えています。

2次面接 通過

実施時期
2020年03月
形式
学生1 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
部長(課長の場合もある)
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

時間をおかず、てきぱきと人事の方の質問に答える事が出来た点。
逆質問はあらかじめ質問内容を用意していたので、スムーズにやり取りが出来た。
また婚活パーティの司会の話は、今まで聞いたことがないといわれ、印象に残せた点だと思う。
返答で少しでも詰まると怪訝そうな表情をしていたので、事前準備は必須。

面接の雰囲気

堅いイメージの女性だった。雑談はなく、簡単な自己紹介からいきなり逆質問15分間、こちらの掘り下げ、最後に5分間自分で時間を測り逆質問だった。逆質問が非常に多く、メモを取っても良いといわれたが、メモを取れる余裕はなかった。淡々と仕事が出来るか見極められている感じ。
面接終了後の他の学生と話すと、優しい雰囲気だったと言っていたので、私は厳しい雰囲気の方に当たっただけだと思います。

2次面接で聞かれた質問と回答

あなたが学生時代に「最大限『体』を使って解決、もしくは達成したこと」及び、そこから学んだことについて、具体的に教えて下さい。(400字以内)

私はスピーチ力を上げることを達成しました。大学一年生時の発表会で、人前でのスピーチ力が足りないと教授から評価を受け、婚活パーティーの司会のアルバイトでスピーチ力を鍛えようと考えました。仕事は自身より年上の方20名程の前で司会や受付等を行うもので、初めはアンケートで厳しい意見を頂きました。特に表情や姿勢等の表現が出来ていない事が、相手に良い印象を与えていないことが分かりました。そこで私は率先して社員の方に表情の作り方や話し方、姿勢等を教えて貰い、回数を重ね円滑に行えるようになりました。アンケート結果でも高評価を頂き、社員を含め18名の中で最も評価が高い司会になり、大学でのプレゼンテーションでは教授からコース内28名の中で最も上手だと評価して頂きました。この経験から伝える意志だけではなく、それを表現する大切さを学びました。社会に出てもより多くの人に巧みに伝えられるような人になりたいです。

ベネッセが入社する会社としてふさわしいかどうか、あなたが判断するために逆質問を10分間してください。(面接の最後の方5分間も逆質問)

以下、逆質問の内容について
1)入社した際に活躍するために、経験しておいたことがいいこと、取得して有利になる資格等はありますか?またご自身が新人に進めている本などあれば教えてください。
2)教育改革が2020年度ありますが、ベネッセは教育に携わる企業として、どのようにかかわっていきますか?企業全体の方向性と、ご自身の考え両方を教えて頂けると幸いです。
3)教育の格差が問題になっていますが、ご自身が実際に経験したことはありますか?また○○さん自身はどのようにお考えですか?
4)○○さんが経験した中で最も苦労した事は何ですか?またどのように乗り越えましたか?
5)○○さんが新規事業に取り組んだとお伺いしましたが、その際にやりがいを感じた瞬間はいつですか?
このような事を質問した後に、回答からさらに逆質問をした。

最終面接 通過

実施時期
2020年03月
形式
学生1 面接官3
面接時間
40分
面接官の肩書
役員
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接だからこそ、相手に対して最大限の敬意をもって臨んだ。特に今までの面接でされた質問に対する自分の回答に対しての掘り下げが多かったが、ちゃんと応えきれたことが良かったと教えて貰った。また自分の教育を受ける側としての経験、施す側の経験を共に生かして話を出来たことも、ベネッセの「家族に提供したいと思えるサービスを企画する」という意向にあっていたことが高く評価されたと聞きました。

面接の雰囲気

面接の雰囲気は3対1だったこともあり多少圧迫感があった。ESからの質問や今までの面接に対する回答からの質問が多かった。人によっては2対1だったりしていたそう。私のようなインターンからの早期選考組は最終面接で半数落とされていると聞いた。

最終面接で聞かれた質問と回答

あなたが学生時代に「最大限『頭』を使って解決、もしくは達成したこと」及び、そこから学んだことについて具体的に教えてください。(400字以内)

私が最大限『頭』を使って達成したことは、自立した生活をすることです。私の家は裕福ではなく兄妹もいるため仕送りを望めず、4年間の生活費約600万円を自身で工面しなければなりませんでした。加えて将来の目標のために秘書検定などの資格やトイックの学習、大学の単位取得を並行して行う必要がありました。そこで私は年間の生活費の支出と収入を予測し、1年、1カ月、1週間、1日とスケジュールを立て、優先順位を決めてアルバイトや学業を行いました。特に「何を」「いつまでに」「どれくらいの費用がかかるのか」この3つを中心に徹底した資産管理をしています。そのおかげで支出を抑えることに成功し、3年目の現在でも生活と学業の両立を達成しています。この経験から難しい目標でも、前もって計画し努力することで達成出来る事を学びました。社会に出て様々な事に挑戦する際も計画性を持ち、成果を残したいと考えています。

あなたが、これまでに受けた「授業※」で「自分のためになった」と思う授業内容と、その理由を述べてください。授業は「小学校・中学校・高校・大学・大学院」いずれの授業か明確にし論じてください。(800字)

中学校の社会の授業が、私の人生を大きく変える「きっかけ」になったと思います。小学校時代の私は、具体的な夢や目標がなく引っ込み思案の子供でした。しかし中学校2年生の時の社会の先生の授業を受けてから大きく世界観が変わりました。当時の社会は非常勤講師の○○先生が担当しており、その先生は2年間バックパッカーとして世界を周り、1年間教師として日本で働く事を繰り返している方でした。先生の授業は教科書の内容と体験してきた外国の話を写真や動画を組み合わせながら行うもので、当時の社会の授業はクラス38名全員が楽しみにしていました。私は様々な経験を生き生きと話し、クラスメイトを惹きつける姿に、あこがれを持つようになりました。そこで先生の様な経験をしたいという「目標」が出来、中学2年生の夏休みに一人で、アメリカで開催されるライブに行くことを決意し実行しました。初めて一人で国際線飛行機に乗り、アメリカの親戚の住む家まで行きました。この間にもタクシー運転手の方とライブの話で盛り上がったり、日本では考えられないサイズの飲み物や食べ物が販売されていたり、経験するもの全てが日本と違いました。当時の私には教科書やテレビ番組で知っていた以上のことを体験し、自分の中で世界が大きく広がった気がしました。また初めて自分の意志で「目標」を達成したことで、様々なことに挑戦したいと思えるようになりました。そして高校に入り海外旅行だけでなく、クラス委員長や水泳部の副部長、生徒会役員等の学校活動にも積極的になり、多くの人と目標を達成する事の楽しさを知りました。○○先生と出会ったことで、私は大きく変わり将来の目標とする姿が出来ました。将来の目標が定まったことで、私は小学生に比べ充実した生活が送れるようになりました。社会に出た際には、私も○○先生の様に人に良い影響を与え、目標を持ち努力する人を支えられる人になりたいです。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

私のようなインターンからの早期選考組は3月中に選考を終えるという事もあり、内定承諾を急ぐように言われた。しかしコロナのせいで受けていた企業のいくつかが選考中断となり、承諾を待ってほしいと伝えたが、1週間が限度と言われた。おそらく4月から始まる本選考組の採用人数に影響するからだと思われる。本選考組に関してはかなり待ってくれたと他の内定者の方に聞いた。

内定に必要なことは何だと思うか

重要な点は、他の方も書いている通り、自身の教育に対する考えをしっかりと持っておくことです。面接、ESを通して様々な角度から「教育」について掘り下げられます。入社した後に、どんな仕事がしたいか?新規事業として自身が関わりたい事は?など入った後の姿を明確に想像する必要があります。
また採用時の人数で100人と記載されていますが、実際はインターン組50名、本選考組50名と半々です。私は地方国立で学歴も高くありませんし、内定者の先輩が身近におらず苦労しました。就活に不利な地方学生だからこそ、インターンで早期選考を勝ち取ることは内定への近道だと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

自身の「教育」に対する考えを自分の言葉で語れることです。最終面接終了後、電話で報告を受けた際に「あなたに内々定を出した理由は、教育に対するビジョンを自分の言葉で語れたことです。」と言って貰えました。そのためには、様々な経験(インターン、ESの研鑽)を通して自分を表現する技術を高める必要があります。

内定したからこそ分かる選考の注意点

先程書きましたが、インターンには絶対に参加してください。参加出来た時と出来ない場合では難易度が段違いです。私は冬インターンに参加しましたが、そこのGDで成績優秀者に選ばれて早期選考を受けれました。夏インターンでもあったと聞きます。また仮に成績優秀者に選ばれなくても、事前課題でもらえる資料や、インターンでの内定者の人からの就活アドバイス等、ベネッセを受けるなら必要な事が全て詰まっています。迷っているならぜひ受けてみてください。

内定後、社員や人事からのフォロー

早期選考の時期はコロナで緊急事態宣言があったので内々定者懇親会などが行えなかったそうです。
通常はあると聞きました。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 社員の魅力・実力
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 会社の規模
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • 給料・待遇

入社を迷った企業

双日株式会社

迷った会社と比較して株式会社ベネッセコーポレーションに入社を決めた理由

ベネッセのいい面は大手だからと言って変化をないがしろにしていないところです。常に変化するからこそ、企業としての形を保てていると思います。その安定感にも惹かれて受けたのですが、内々定をもらえた後に、不祥事で個人情報流出等があり本当に悩みました。。。過去にもたびたび不祥事があるので不安でしたが、自身のしたい事が他の企業に比べて出来ると思いここにしました。また他の企業だと双日は悩みましたが、20代の内に海外で数年生活する必要があり、自身の家庭環境上難しかったので国内勤務が主のベネッセにしました。

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ベネッセコーポレーションの 会社情報

基本データ
会社名 株式会社ベネッセコーポレーション
フリガナ ベネッセコーポレーション
設立日 1955年1月
資本金 30億円
従業員数 68人
売上高 1765億9400万円
代表者 小林仁
本社所在地 〒700-0807 岡山県岡山市北区南方3丁目7番17号
平均年齢 45.6歳
平均給与 934万3000円
電話番号 086-225-1100
URL https://www.benesse.co.jp/benesseinfo/data.html
採用URL https://www.benesse.co.jp/fr_s/
NOKIZAL ID: 1684389

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