【新たな挑戦、未来への一歩】【21卒】ベネッセコーポレーションの冬インターン体験記（理系/総合職）No.11732（長崎大学/男性）（2020/11/18公開）

参加を決意した理由は、合説での人事の方の説明が面白かったからだ。教育のイメージが強いが、介護などの新規の分野にも手を伸ばしており、社内外問わずスローガンの「よく生きる」を掲げ動いている話を聴き惹かれたから。その後１dayインターンが冬にあると知って急いで応募した。

インターンの選考はESと適性検査の一般的なものの二つ。ベネッセは特に「教育業界」で長年首位だからこそ、ESも「教育」の経験を絡めて書けるようにした。私の場合は塾講師のアルバイトをしていたので、そこで子供達や親御さんへの関わり方や、教育への自分なりの考えを書いた。
書いたESを内定者の先輩に見てもらい添削してもらった。
適性検査は他の企業と違い、ベネッセ独自の適性検査だった。SPIや玉手箱方式の練習はしていたが、あまり有効とは言えない。難易度自体はそれほどないので、特別な対策は必要ないと思われる。

事前課題で渡されたベネッセの経営の歴史を纏めるものがあった。テーマは大きく以下の3つ。 ベネッセの歴史、ベネッセの強味、ベネッセの強みを活かした新規事業立案

1日目にやったこと

事前課題を基にした「ベネッセの歴史、ベネッセの強味、ベネッセの強みを活かした新規事業立案」の３つのテーマを議論した。事前課題があるからこそ一つ一つの議論に使える時間が短く設定されており、12分、20分、1時間半というような構成だった。グループワークの発表は挙手制の早い者勝ち。挙手していれば全ての班に発表のチャンスが与えられるようになっていた。主に人事の方がアドバイスをし、コンサルの方が発表に対してフィードバックをくれる形だった。

年配の人事一人と外部からきたコンサルタントの人の2名が社会人だった。後は班に２名から１名ずつ内定者が付き、グループワークの評価を付けている感じだった。

なし

各班のメンターとしてついている内定者の方に、冷静に議題を捉えて役回りを変えている所を褒められた。大手のインターンの場では、皆が自分が早期選考に受かるために意見主張が激しく論点がずれたまま議論が進むことが多い。その中で主張する側だったのを、話を調整役に回りチームを導けていたといわれたのが印象に残っている。

短時間でチームの意見を纏める事が非常に難しかった。皆事前課題で学習した上でのぞみ、インターンから選考に繋がることも知っているため、意見の主張し合いがすごかった。また企業の強み弱みを活かした事業立案で、既存の事業にかぶらないようにすることが大変だった。

短期間で初対面の相手と意見をすり合わせ課題解決する事を体験できた。今までのインターンでは1時間以上のものしか経験していなかったので、このスピード感を経験出来て良かった。また議論が活発に進む場を経験出来るので、地方学生で議論が弾まない場所のインターンしか参加していない場合は、非常に良い経験を得れる。

事前課題をしていた上で、より深く内定者の方に話を聴いておいた方が良かったと思いました。また日経新聞などで広く「教育の話題」を集めておく必要を感じました。

会社の強みを活かした新規事業の立案が非常に面白かった。１時間30分という限られた時間内で、社員の方が思いつかないような学生ならではのものを創造するという事は、実際にベネッセに入っても求められる事だからこそ楽しく、将来自身と似た考えを持った人と事業立案している姿が想像できた。

内定者の方と仲良くなりLINEを交換した。また自身の先輩に相談し、社員の方につなげてもらい選考対策を付けて貰ったから。その中で「教育」への自分なりの考えを持つことが採用への近道と教えて貰い、綿密に練った。そしてそのうえで内々定を勝ち取ったため。

実際に体験したからこその社内の空気感が分かったから。自身の教育に対する考えを肯定して下さる先輩達や学生が多く、「人を教え育てる」事に興味がある人なら、似た考えを多く持つ人と働ける未来を想像しやすいと思う。私も想像できたから志望度が上がった。

インターン参加者の中で成績優秀者に選ばれると３月中に早期選考が始まる。ここからその年の採用の半数（例年50人）が選ばれる。早期選考は面接からスタートし、三回の面接が終わると内々定がもらえる。

日経大手志望で正直業界も選んでいなかった。大手を考えていた理由は、転職の際に大手のネームバリューが有利に働くと転職業界のエージェントに聞いたからだ。
志望業界は基本的に、自身の学んでいる食品関係以外にも、教育、人材、総合商社をインターンを受けて選考に臨んだ。ベンチャーは一度インターンに参加したが、自身の望むレベルアップがないと感じた為受けていない。

正直業界の変化はなかった。会社が大きいからこそ、ライバルも多く切磋琢磨し合えると考えていたので、会社の規模感からくる不安もなかった。また新人でも手を挙げれば1000憶円規模の新規事業に携われるのは、会社を最大限使って自分を成長させたいと考えている私にはあっていたので教育業界であれば、ベネッセを受けたいと考え選考に臨み、内々定を勝ち取った。