- Q. 志望動機
- A.
日本エア・リキード合同会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒日本エア・リキード合同会社のレポート
公開日:2019年7月19日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
エア・ウォーター、大陽日酸などの同業他社を知ること、違いを理解する。国内の産業ガス業界だけでなく海外での立ち位置を調べること。技術面接がないため自己分析をしっかりすることが重要である。部活や研究室、バイト経験などをよく思い出しておくこと。特にリーダーシップをとった経験や集団の中での自分の立ち位置やふるまい方、他者との意見の違いへの対処、2つの異なる意見を1つに絞る際にどうするか、異なる価値観の人とかかわった経験や困難だったこと、どんな人間になりたいか、海外はどうか、などをエピソードを踏まえて説明できるとよい。また、やりたいことやキャリアプランは必ず聞かれるので考えておくこと。逆質問も準備していくべき。
志望動機
貴社が多岐にわたる様々な事業を取り扱っている点と教育制度が充実しており自己成長できる環境がある点に興味を持ち志望しました。説明会でガスが精密・測定機器、化学、医療、産業分野等で用いられていることを知り、1つの素材でも様々な製品の生産や人々の命を支えることができることに魅力を感じました。また、貴社では様々な研修制度があり、語学習得や多様な職種を経験することで物事を多角的に考えることができ、事業間の融合等新たなイノベーションを生みだすことができると思い興味をもちました。またこれまで水素事業等、常にイノベーションを行ってきた貴社であれば、社会課題の解決について取り組むことができると感じ志望しました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
質問が矢継ぎ早に来ました。とくにリーダーシップに関しては1つのエピソードに対する質問量が多かったです。対策としては自己分析をきちんとするといいです
面接の雰囲気
面接官の第一印象は優しそうな感じだった。話すと、こちらのいうことを聞いてくれる感じであった。深堀が多かった
1次面接で聞かれた質問と回答
リーダーシップを発揮したこと
私は3年間試験監督のリーダーのアルバイトをし、その中で周りを見て行動する力がつきました。リーダーは10名ほどの試験官をまとめる役割であり、また先生とのコミュニケーションを密にとる役割です。リーダーをしていたときの問題として、経験が浅い人によるミスが多いという点がありました。そこで運営を円滑に進める為、経験が浅い人や仕事が遅れている人がいないか観察し、注意点をきちんと伝えるなど声をかけてサポートしました。また、仕事前から積極的に話しかけることで、経験値やその人の特徴を知ったり、コミュニケーションが取りやすいようにしました。その結果ミスの少ない運営ができるようになりました。この経験から、周りを見て行動することの重要さを学びました
就活の軸ややりたいこと
社会課題の解決に取り組むことができるかという点を重視しています。
具体的には、大気汚染や温暖化など深刻な課題に対し、ソリューション製品や従来よりも廃棄物を少なくする技術や、人々の生活・健康を守る製品の開発ができるかを重視しています。その理由は2点あり、1つ目は化学メーカーのインターンシップ等で、様々な環境問題に対し化学メーカーが担う役割が大きいことを学び、解決の必要性が高い問題に取り組みたいと思ったためです。2つ目は、現在研究活動で、環境に優しい反応開発について研究を行っていることから、環境への負荷の少ない技術に携わりたいと考えるようになったためです。
御社は水素エネルギー事業に現在取り組まれているのでそういったフィールドであれば社会課題に携われると考えます。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生2 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
明るく笑顔で答えるといいですし、面接官が興味をもってくれそうなエピソードをもっておくといいと思います。
面接の雰囲気
一次面接よりは厳しそうな人でした。話はきちんと聞いてくれました。深堀は少なく、淡々と話す感じでした。
2次面接で聞かれた質問と回答
グループ内で意見が異なるとき、どう対処するか
部活動で意見が異なるときは、まず両方の意見のメリットデメリットを考えるように提案しました。その際にメリットが多い方があれば、片方の意見の方にメリットを伝えたり、デメリットを克服する手段を提示し納得してもらえるよう働きかけます。もし両方とも意見を変えないときは、その中間となるような案を出すように提案します。その際には両者がこだわるポイントをなるべく取り入れるように配慮します。部活動でジャージを作る際にそういった経験があり、上着だけか上下そろえるか、色はどうするかなどで意見が異なる場面がありましたが、金銭面や長期的な観点、他の団体との差異があるかなどの観点で検討するよう促し、意見をまとめることができました。
自己PRについて教えてください
問題解決のため考え行動できます。〇〇部の新入生募集活動に現れています。昨年体験に来た人数が過去最低であったため、部の知名度が低いという課題を解決したいと思いました。そこでライバルとなる団体の工夫を調べたところ、例えばチラシでは体験で得られるメリットを書いていること、HPは常時更新することで活発な活動をアピールしていることがわかりました。その結果からチラシには歴史やルールではなく、体験で得られる効果を中心に書きました。またHPを作り直し動画を載せ活動がわかりやすいものへと変えました。その結果、チラシやHPを見て来る人が増え昨年より2倍の新入生が体験に来ました。この経験を御社でも生かしたいと思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生3 面接官5
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 社長/部署のトップ
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
聞かれたことに簡潔に答えられるといいです。面接官と少し距離があるので、大きな声ではきはき答えられるといいと思います。
面接の雰囲気
広い会議室であり、面接官も多く緊張しましたが、フランクに優しく質問していただけました。時間はおもったより短く終わりました
最終面接で聞かれた質問と回答
研究内容について説明
「〇〇の開発」についての研究を行っています。
〇〇を用いることで医薬品や液晶,太陽電池など、私たちの生活に身近な製品の開発や量産化を実現させることができ、幅広い産業分野で必要不可欠な技術となっています。
従来の反応では有毒な副生成物が生成するといった問題点があり、廃棄物が多く出るため環境への悪影響が懸念されています。そこで反応副生物が環境へ害を与えないような反応の開発が求められています。そういった反応の中でも△△を含む化合物の合成反応は△△の様々な特異的性質から注目されており、△△を含む化合物は医薬品や農薬などに広く用いられています。そこで△△を有する化合物を簡単に合成できるような反応を開発しました。
研究の独自性について
これまで、○○反応は数多く検討されてきました。
しかし、原料として△△を有する反応はあまり検討されていませんでした。また△△を有する化合物の合成は、「試薬の取り扱いが難しい、原料が高価、合成が多段階」という問題点がありました。しかし今回の反応では入手容易で取り扱いやすい原料から短工程で合成することが可能です。そういった点から環境負荷の少ない合成であると思います。また、生成物である□□は、蛍光標識、太陽エネルギーの他エネルギーへの変換、集光性などの特性がありますし、「(反応名)」のような反応にも用いることができます。収率や副生成物の改善によっては、そのような関連製品において応用可能であると考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定を頂いた後は、1週間~2週間の猶予で、それまでに承諾書を送るよう言われました。期間延長はしていただけませんでした。
内定に必要なことは何だと思うか
技術面接がない分、自己分析をしっかりすれば大丈夫だと思います。とくにリーダーシップや集団の中での自分について考えるといいですし、もめたときどうしているか思い出すといいです。多様性を受け入れることができることを伝えられるエピソードがあるといいです。部活やバイト、研究室での人とのかかわり方や、異なるバックグラウンドの人とのやりとりについてもこたえられるようにするといいです。やりたいことについてもしっかり対策するといいです。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
リーダーシップや集団の中での自分について自己分析をしていたのと、1つのことに対してエピソードをいくつも持っていたことが良かったと思います。また、にこやかに話していたのもよかったかと思います。面接中はきはきしているといいです。
内定したからこそ分かる選考の注意点
1次面接や説明会はwebでもやっていただけるので遠方の方は利用するといいと思いました。1日に1次と2次を行うこともありますし、説明会後すぐ一次があるときもあります。逆質問の時間は必ずあるので準備するといいです。
内定後、社員や人事からのフォロー
電話で状況確認することはあった。内定後は研究所見学があるようでした。
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日本エア・リキード合同会社の 会社情報
会社名 | 日本エア・リキード合同会社 |
---|---|
フリガナ | ニホンエアリキード |
資本金 | 217億9750万円 |
従業員数 | 2,000人 |
売上高 | 1200億円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | イリョン・パク |
本社所在地 | 〒108-0023 東京都港区芝浦3丁目4番1号グランパークタワー |
電話番号 | 03-6414-6700 |
URL | https://jp.airliquide.com/ |