【成長と貢献の力】【23卒】三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券の総合職の本選考体験記 No.40730（非公開/非公開）（2023/3/9公開）

三菱UFJモルガン・スタンレー証券を志望する理由は何ですか。また、あなたのキャリアビジョンを教えてください。（300字以内）・今後起こりうる社会変化に応じて、証券業界はどのような役割を担っていくべきだと考えますか。（500字以内）

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字数が限られているので、要点だけ端的に書くことを意識した。

就活会議で過去のエントリーシートを見て、志望動機や証券業界についての記述を参考にした。何度も読み直して推敲した。

就活会議、ワンキャリ

オンラインのためなし

志望動機については、なぜMUMSSを志望しているのか論理だてて話すことを心掛けたので、そこが評価されたのではないかと思う。

アイスブレイクはあったが、比較的厳かな雰囲気だった。矢継ぎ早に質問され、それに淡々と答えるような感じだった。

なし

就活会議、ワンキャリ

自分の強みを教えてください。

私の強みは自分の課題を解決し成長する力だと考えています。以前アパレル店で接客のアルバイトをしていた際、他の従業員と比べて私の個人売上が低い時期が続きました。売上データ分析や売上の多い社員の方の観察をした結果、自分の売上のレディース部門への偏りとお客様とのコミュニケーション不足が原因だと気付きました。そこで売上の少ないキッズとメンズの商品の勉強をし、またご来店されたお客様には必ず一声おかけするなど積極的なコミュニケーションを心掛けました。その結果個人売上は同僚の中でも上位に入る程になりました。貴社でも業務でもこの強みを活かし、物事に粘り強く取り組み、成長し続けることで貴社やお客様に貢献したいと考えています。

学生時代に力を入れたことを教えてください。

私は、グローバルな視野を身に付けることに力を注いでいます。どんな職業に就くにしても幅広い視野が必要不可欠だと考えたからです。念願だった渡航留学が、大変残念なことに感染症の影響で中止となり途方に暮れましたが、そのような状況でもできることをやろうと思い直し、オンライン留学に積極的に取り組みました。そこでは元々興味のあった金融商品の価格形成や投資家の投資行動など金融経済学を中心に学び、またオンライン環境の利点を活かし、勉強に多くの時間を費やすことができたと感じています。さらに授業外でも他の学生と交流するため、学生交流イベントの開催にも携わり、今でも連絡を取る友人を作ることもできました。他方で、生活習慣や文化など現地でしか体得できないこともあるため、大学と相談し、感染状況が許せば今年9月から渡航留学を予定しています。この経験からどんな環境でもできることを考え自発的に行動することの大切さを学びました。グローバルな視野はまだまだ発展途上ですが、困難な状況でも前向きに行動する姿勢を強みとして、貴社での仕事を通じ世界に貢献したいと考えています。

オンラインのためなし

MUMSSに対する志望度の高さをアピールするよう心掛けた。他社の選考状況も聞かれるので、他の企業も受けているが、あくまでMUMSSが第一志望だと強調した。

アイスブレイクもあり、比較的和やかな雰囲気だった。こちらの話にも真摯に耳を傾けてくれていて、話しやすかった。

なし

就活会議、ワンキャリ

以前話したこと以外に、学生時代に力を入れたことを教えてください。

私が学生時代に力を入れたことは、アパレル店でのアルバイトです。近くに競合店ができた影響でお店の売上が減少傾向にあったため、その対策に真剣に取り組みました。まず、この課題の原因を探るため、商品別売上データの分析と他のアルバイトへの聞き取りを行いました。その結果、系列店と比べてレディース商品のウエイトが高くそのレディースの売上低下が全体の売上減少の要因であること、品揃えが頻繁に変更されるために新商品の勉強が追いついていないということが分かりました。そこで、競合店では取り扱っていないキッズ商品に着眼し、店長にキッズ売場拡大を提案しました。また新商品の知識を増やすため、アルバイト同士で分担して勉強し、それを教え合うことを提案しました。これらの取組みが功を奏し、売上を競合店ができる前の水準に近いところまで回復させることができました。この経験から、課題の原因を探りだし、解決策を考え行動することで、アルバイトの立場であってもお店を変えられる、問題を解決できることを体感しました。こうした意識や行動力を磨き自分の強みとしながら、貴社への貢献、ひいては社会への貢献に繋げていきたいと考えています。

入社後に達成したい目標について教えてください。

私は貴社の社員として、ESG投資を通してサスティナブルな社会に貢献したいと考えています。金融業界は幅広い業界とつながりがあり、また強い影響力・誘導力を持っているため、資金の流れを変えることで、社会全体のサスティナビリティに貢献する責任があると考えるからです。具体的にはSDGｓ債やESGに積極的に取り組む企業の株・債権をお客様におすすめしご購入いただくことで、サスティナブルな資金の流れを生み出す一助になりたいと考えています。そのために、貴社の営業としての業務を経験した後、ウェルスマネジメントでの業務に興味を持っています。より資金力のあるお客様を担当し、お客様にSDGｓ債やESGに積極的に取り組む企業の株・債権をご購入いただくことで、社会全体の持続可能性に貢献したいです。

受付で名乗った後、面接会場まで案内される。

一次面接から一貫してMUMSSへの熱意をアピールしたことが評価されたと思う。また、受け答えの中で、証券業務に関する知識が最低限あることや証券営業の大変さを理解したうえで志望していることを伝えられたのが良かったのだと思う。

最終面接ということもあり、厳かな雰囲気だった。面接官の方は、こちらの話に耳を傾けてくれる優しい方だった。

なし

就活会議、ワンキャリ

証券会社で業務を遂行するにあたって、何が必要だと思いますか。

私は、二点の理由から「嘘をつかない」ことが、証券会社の営業職員には必要だと考えます。一点目は、証券業務では、お客様と証券会社の利益がいつも一致するわけではないからです。例えばお客様の不利益になる銘柄でも、ご購入してくだされば、会社はその手数料を得られます。しかし真にお客様のことを思うのであれば、嘘をつかずご購入しないようお伝えすることが必要だと考えます。２点目は、市場は常に動いており証券会社はお客様に「必ず収益が得られる」などの約束ができないからです。お客様との約束ができないからこそ、お客様と真摯に向き合い信頼関係を築くには、嘘をつかずに自分が正しいと思う意見をお伝えすることが最も大切だと思います。

関心を持っているニュースや時事問題があれば教えてください。

私は「老後2000万円問題」に関心を持っています。少子高齢化が進み、また人生１００年時代とも評される現代の日本社会において、現行の社会保障制度を維持することは難しく、喫緊の課題だと考えているからです。また、この問題を解決するには、証券会社が果たすべき役割も大きいと考えています。今こそ、国民一人一人の金融リテラシーを高め、資産形成に取り組む必要があると考えるからです。学生時代に留学を通して、世界と比較しても日本の人々は、貯蓄率が高く、それは人々のお金に対する意識の違いからきているものだと知りました。この問題が迫っているからこそ、日本社会は将来のことを今一度考え、貯蓄から資産形成へ一歩踏み出す必要があると考えます。