【未来を支える挑戦】【20卒】農林中央金庫の冬インターン体験記（文系/総合職）No.6390（慶應義塾大学/男性）（2019/6/25公開）

日本最大のヘッジファンドであるという紹介を大学での説明会で聞き、興味を持った。全ての業務が日本の農林水産業の支えになっているという考え方は、私の出身地を支えることに繋がると感じ、共感を持った。選考慣れをしたいという要素もあった。

・企業研究
他のメガバンクとの違いは明確にしておいた。
・面接対策
人柄を重視すると聞いていたので、自分の素が見せられるように練習した。

就職活動中の学生に対して、農林中金についてプレゼンテーションせよ

1日目にやったこと

座学中心の説明であった。具体的には、食農ビジネス、投資ビジネスの社員に足を運んでいただき、それぞれ3時間程度説明いただくという内容であった。その内容をノートにまとめておけという指示があった。

2日目にやったこと

1日目の説明に加えて、リテールビジネスの説明が行われた、この内容もノートにまとめて、3日目のプレゼンに向けて用意しておくように言われていた。この日も座学が中心であった。

3日目にやったこと

1日目、2日目でやってきたことをまとめて、グループでプレゼンのための準備・発表を行なった。発表にはフィードバックもつき、基本的には褒めていただいた。そのあと、座談会・懇親会があった。

部長、課長級の社員

なし

最後の発表でのフィードバックでは、３日間で得た知識が十分に現れているとお褒めの言葉をいただけたことが印象的である。投資ビジネスの部署の方は、農業への貢献は感じる場面が少ないのが正直とおっしゃっていたのが印象的。

座学が中心であり、その集中力を保つのが大変であった。ただ、企業理解に際しては非常に良い機会と捉えていたため、インプットに集中した。また、グループワーク慣れしていない学生が多かったため、議論を推進していくことにも多少苦労した。議論が発散しがちだった。

インターンに参加したからこそ、深い企業理解が得られたと思う。インターンに参加しているのとしていないのでは、本選考時に大きな違いが出てくると思われる。また、同じく金融業界を受けている就活生と多く出会えたので、その後の情報交換としてもいい機会になった。

事前に農林中金について調べておけばより理解が深まったと思う。グループワークは苦労したので、何らかの選考で慣れておくべきだった。

投資ビジネスに関しては非常に熱を持って働かれている社員が多くいたが、その他の部署に関しては正直、感じることができなかった。また、座学中心のインターンシップであったため、手にとって業務を体感できるという場面はなく想像はできなかった。投資ビジネスに行きたいと言っても行けない場合の方が多いとのこと。

企業理解としては十分すぎるような機会ではあったが、志望動機として自分の中で湧いてくるものが見えなかったため、志望することをやめました。ただ、本選考で９割はインターン参加の学生が内定していると聞いたので、志望度の高い方は参加することをお勧めします。

上記でも記しましたが、具体的にビジネスを体感できる場面がなかったためです。また、仕事に対してそこまで熱を持っていない社員も一定数いると感じられたためです。モチベーションが上がる環境は、熱にあふれた先輩方に囲まれて仕事をすることだと感じました。

インターン参加者限定のセミナーがあった、企業研究という意味ではインターン参加者はいやでも進むので、一般の学生とは選考において有利になることは間違いないと考えます。

調査分析業務に興味があることから、コンサル、シンクタンク、証券リサーチ、ファンドマネージャーができる業界を見ていました。その前提で農林中央金庫を受けました。また、今後PEファンドのようになっていくと考えていた、商社も目利きという意味では似たようなイメージがあり、志望業界に含めて就職活動を進めていました。

アセットマネジメント業界への志望度が高まりました。理由としては見出されていない価値を調査によって見出して、リターンを得るという業務に対して純粋にワクワク感を得たからです。しかし、農林中央金庫ではそれが実現できるのが難しい（総合職採用で、ずっとファンドマネージャー業務に携わることができるとは限らない）ことから業界内の別企業を見ることにしました。