20卒 本選考ES
技術職
20卒 | 東京電機大学 | 女性
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Q.
あなたの研究テーマや得意技術について専門外の人にもわかるよう説明し、その技術を用いてどのような社会課題の解決に貢献できる(したい)か説明してください。
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A.
研究テーマとして英語教育における発音訓練システムの改良を行いたいと考えています。近年、グローバル化が進み英語を話す機会が多くあります。また2020年度から小学校での英語教育が本格化します。そのため教育現場では英語の正しい発音を教える必要があります。しかし外国人教師や正しい発音をすることができる教師の人数は少なく、十分な数を確保することは難しくなっています。そこで本研究室では英語の発音訓練システムを開発しています。このシステムでは正しい発音と録音した発音の口の動きの違いを可視化することができます。そのため従来のクラス全体に対して教師が指示を出す授業とは異なり、生徒一人一人の発音時の癖に合わせた指導を行うことができます。このシステムを使用する際は録音した音声データに対して処理を加える必要がありますが、この処理には専門的な知識が必要です。そのため現状ではシステムを使用できる人が限られています。そこで私は誰でも簡単に自分の発音が正しいのか判断することができるようにシステムの改良を行いたいと考えています。これによって3つの課題を解決することができると考えます。1つ目は教師の人数不足によって正しい発音を学ぶことができないという課題です。2つ目は病院に入院している生徒の英語教育の機会が少ないという課題です。3つ目は生徒個人の特徴に合わせた指導ができないという課題です。システムが簡略化されることで生徒自身が自分の口の形が正しい口の形とどのように違うのか、どのような口の形にすると正しい発音になるのが自分の意志で学ぶことができ、これらの課題の解決につながるのではないかと考えています。 続きを読む
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Q.
あなたが学生時代(大学・大学院)に取り組んだ、最大のチャレンジについて教えてください。こだわった点(難しかった点・あなたの果たした役割等)についても具体的に説明してください。
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A.
私の最大のチャレンジは大学2年で行った課題解決の授業でリーダーを務めたことです。内容は初対面の6人で足立区の防災について課題を見つけ、解決策を提示するという他学科との合同授業でした。テーマを帰宅困難者への情報支援とし、ディスカッションをしました。特に大変だった点はディスカッションで多くの意見が出たため案を絞ることが出来なかったことです。そこで私は実際に実現可能であるかという判断基準を設定し、これまでに出た意見を検討し直しました。すると学科ごとに異なる視点からアプローチしていたことがわかり、それぞれの視点を活かすことで実現可能な解決策を見つけることができると考えました。そして再びチームで話し合いを行い安全面と費用面からアーケードにシールタイプの案内板を設置するという解決策を導きました。その後それまでの活動内容をパワーポイントにまとめ発表を行いました。発表は他学科の生徒と足立区の区長や職員の方の前で行ったため緊張しましたが、全30チームの中で最も実現性の高い解決策を提案したことが評価され足立区長より最優秀賞を頂きました。さらに発表した解決策を足立区に提供させていただきました。この経験から私はチームで活動することで自分一人では思いつかないようなアイデアを生み出すことができると実感しました。また課題解決を行うためには視野を広く持つことが大切であると学びました。その後は他の授業でも今の自分の立場から見た場合と違う立場の人から見た場合の2通り考えるようになり、様々な角度から物事を見る力が身につきました。 続きを読む