20卒 本選考ES
開発職
20卒 | 筑波大学大学院 | 男性
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Q.
学生時代に力を入れたこと(221/250字)
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A.
霞ヶ浦流域の外来魚駆除活動を行い、効果的な駆除方法を確立した。霞ヶ浦はワカサギ等の淡水資源が豊富な湖であるが、繁殖したアメリカナマズの捕食による漁獲量減少が問題になっている。私は漁師の方々と現地調査を行い、生態、産卵地や活動範囲等のデータを収集した。その結果から、産卵期に人工の産卵床を設置し、産み付けられた卵を駆除するという低コストかつ効果的な駆除方法を確立した。この経験から、幅広い年代の方々と目標に向けて努力する協調性を養うことができた。 続きを読む
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Q.
自分の欠点・課題点について記述せよ。(187/200字)
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A.
緊張しやすいことが私の課題だ。大学の卒研発表の際、予期せぬ質問に対応しきれず、緊張から論点がずれた支離滅裂な回答を行ってしまった。この失敗を反省し、大学院では積極的に研究室内ゼミの発表者を務め、二度の学会発表を通じて大勢の前で発表する経験を積んだ。また、発表前に想定される質問内容を予想し、それに対する回答をあらかじめ用意することで余裕ある発表を行うことができた。 続きを読む
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Q.
志望動機(196/200字)
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A.
大学院で学んだコロイド界面化学に関する知識や、凝集分散挙動に関する知識が貴社の研究部門に活かせると考えたためである。私の研究室では懸濁液中に存在する疎水コロイド同士の凝集挙動に関する研究を行っており、これらの知識は上下水道事業を中心として幅広く活用できると考えている。水質改善や廃棄物の資源化に関して、その根本部分で研究部門に携わることで環境保護に貢献し、貴社の発展に携わりたいと考えている。 続きを読む
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Q.
近年の水環境について、自分の考えを述べよ。(212/250字)
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A.
海水淡水化による環境被害について。海水淡水化プラントでは淡水生成時にブラインと呼ばれる濃縮塩水が排出される。ブラインは直接海水に排出され、その高い塩分濃度と水温から周辺域の水生生物に被害をもたらすと近年報告された。このニュースを知り、私はブラインのリサイクル方法の確立が必要と感じた。海水淡水化の技術コストが下がることで、今後乾燥地の発展途上国を中心に需要が高まると考えられる。そのため、ブラインの対応策の考案は急務である。 続きを読む