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- A.
株式会社富士経済(富士経済グループ)の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2017卒株式会社富士経済(富士経済グループ)のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2017年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- 不明
投稿者
- 大学
-
- 上智大学
- インターン
-
- 未登録
- 内定先
-
- ベイクロスマーケティング
- 入社予定
-
- D4cプレミアム
選考フロー
企業研究
定性調査業界は企業数も少なく、大学の専攻によっては志望動機が言いにくいこともあり、企業研究は難しいと思う。富士経済自体の説明会に足を運ぶことはもちろん、定性調査にしか興味が無くても、ネットリサーチ(マクロミル・インテージなど)業界と比較するためにそちらの会社の説明会に行ってみるのも有効と思う。また志望の調査領域について深く聞かれるため、理由と共に考えておくことが必要である。志望動機だけは深く聞かれるため、しっかりと考えていくべき。
志望動機
私はゼミでの新商品開発、また学外のマーケティング施策に関するコンペに参加したときに、『根拠』の大切さを痛感した。自分の提案に対して、大体返ってくるのは「本当にそうなの?」「どれくらいの影響があるの?」「それはどれだけの価値があるの?」などの意見だった。それは自分の熱意やフィーリングだけでは説得させることの出来ないもので、私はアンケートを取ったりネット上でデータを探したり、なるべく誰が見ても納得できる指標を探すように努めた。その経験から、まず私は、新しいものを生み出す、ポンポンとアイデアの出る天才でないと分かった。そこで、そのアイデアの『根拠』を作れる人間を目指すことにした。マーケティングリサーチは世の中に影響を与える何かの縁の下の力持ちのような存在だと感じており、私はそこで価値を出して、新しいものを生み出す手伝いをしたいと考えている。
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生4 面接官3
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- ベテラン社員2名/若手人事1名
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
富士経済についてどれだけ理解しているか。私はこれが足りなかったが、志望動機が評価されたと思う。この1次面接の前後に筆記試験がある。SPIなどとは違い、ニュースなどで聞く単語の意味を書かせたり、数字を読み取ってグラフを書かせたりするものである。対策することは難しいが、普段から新聞やニュースを見ておいた方が良いと思う。
面接の雰囲気
グループ面接だったが、質問はひとりひとりに聞くものであり、他の学生の受け答えに対してどうこう言うものはなかったので、対して聞いておく必要はない。順番に回ってくるので、自分の番までじっくり考えていれば十分。
1次面接で聞かれた質問と回答
大学では何を専攻していたか
製品開発論のゼミに所属しております。普段のゼミでは製品開発論に関する本読み、また財務分析による企業・業界研究を行っています。3年次には類似した業界トップ2社の違いを財務分析にて明らかにしました。4年次には統計学の勉強と卒業研究を行っています。研究の一環として、メーカーと新製品の開発を行いました。製品開発は最も力を入れたものの一つです。まずアイデアを練る際、「売れそうな商品」と漠然に考えていました。しかし知識が増えると、明確化されたターゲットにシンプルで奇抜な解決策を与える商品がヒットしていることに気づきました。そのためターゲットを明確にし、手法を用いて漏れなく考え抜くことで、多くの人に共感を得れる商品を考えていきました。自分が提供できる価値について考え、日用品を扱うバイトをしていること、またコールセンターでの経験を生かして、ゼミの誰よりも「商品知識」は秀でることを常に目標にしていました。またゼミをまとめる立場にあったので、情報の共有がしやすいようドライブの構築やアイデアの保存ファイルを使いやすくするなど、全員がやる気を維持し効率的に進められるようにしました。
どんな業界を担当して調査したいかを教えて下さい。
「食品・化粧品などの領域を扱いたい。富士経済グループでは半導体、医薬・製薬など様々な領域を扱っているが、そのなかでも一番人の心が関わっている領域に興味がある。化粧品などは流行や人の気持ちが反映されやすいもので、動向の掴みにくく、その理由も分かりにくいと考えています。その不確実さに一番興味があり、追いかけていきたいと考えています。」と答えた。実際、どの領域かはまったく考えておらず、答えるのが大変だった。
最終面接 落選
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員/人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接、それと同時の筆記試験ですぐに最終面接だったが、最終面接では「内定を出して良いか」という感じで見られていたと思う。1次の段階ですでに厳しいふるいにかけられていたのだろうか。周りの人間がいわゆる”マニュアル的な面接”だったのに対し、私は自分の言葉で話せていたのが評価されたと思う。明るく、面接官を笑わせるような雰囲気に持っていくのが大事。
面接の雰囲気
全員が父親くらいの年齢だったので、それだけで緊張した。しかし否定的なことも言われず、考えも否定されることも無かった。
最終面接で聞かれた質問と回答
調査・企画・営業の中でどれが一番重要かを教えて下さい
調査です。調査が富士経済の商品をつくる重要な部分であり、存在意義だと思うからです。道筋を考える企画や、売上をつくっていく営業も大切ですが、その2つは良い”商品”である調査を作るためであり、それがあるから自信を持って薦めることができます。私は調査に一番興味があります。自分にしか出来ない調査が出来るようになり、私にしか出来ない仕事をすることが目標です。そのために、日々の仕事に力を入れ、はやく全部が出来る1人前のリサーチャーになりたいです。
1人前のリサーチャーとは何ですか、どれくらいで1人前になれると思いますか
「1人前のリサーチャーとは、調査・企画・営業のすべてが出来、そのうえで自分の得意な専門領域を持つ人だと考えます。『この仕事は○○さんに任せれば大丈夫』と思われるのが1人前のリサーチャーだと思います」と答えました。「ではそれはどれくらいでなれる?」と聞かれてたので「分かりません。長い期間が必要だと思います。私はなるべく早くキャッチアップしたいです。(面接官)さんはどれくらいで1人前になったと感じましたか」と質問しました。10年とのことでした。
内定者のアドバイス
内定に必要なことは何だと思うか
周りがマニュアル的な、お堅い雰囲気の人ばかりなので、いい意味で力を抜いて自信を持って自分の言葉で話す。高学歴が多いがひるまない。1次面接の前後にある筆記試験では時事問題が出るし、面接でも気になるニュースを聞かれたので、ニュースに関心を持っておく、余力があれば時事問題(単語の説明)。ただし面接や他の部分で十分に挽回可能。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
心理学専攻で定性調査に興味があるなど、専攻と志望動機がうまくマッチングしている人も、それをうまく話せずに、また質問にうまく答えられずに、良い印象を持たれていないような人もいた。東大・慶応などのいわゆる高学歴が多かったが、みんな面接が苦手な様子だった。自分の言葉でハキハキと話すだけで、周りの人より良い印象を持ってもらえると思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
1次面接では筆記試験があるが、私は時事問題は多分全滅だったので他で挽回できる。最終面接で他に内定を持っているか聞かれるが、私は「○○と××から内定が出ており、迷っている」と正直に言っても大丈夫だった。ただ1次面接で、調査業界から大幅に離れたところを受けていると言った人には鋭いツッコミがきていたので注意。
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富士経済(富士経済グループ)の 会社情報
会社名 | 株式会社富士経済(富士経済グループ) |
---|---|
フリガナ | フジケイザイ |
設立日 | 1962年6月 |
資本金 | 2000万円 |
従業員数 | 200人 |
売上高 | 30億2210万円 ※2020年6月期 |
決算月 | 6月 |
代表者 | 清口 正夫 |
本社所在地 | 〒103-0027 東京都中央区日本橋小伝馬町1番5号 PMO日本橋江戸通 |
平均年齢 | 39.4歳 |
URL | https://www.fuji-keizai.co.jp/maintenance.html |
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