20卒 インターンES
総合職
20卒 | 東京大学 | 女性
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Q.
テクノロジーの発達によって今後無くなる仕事の中で、世の中に対する具体的な影響が大きい仕事を1つ選び、論拠を示しながら、論理的かつ端的に述べよ
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A.
テクノロジーの発達により今後なくなると言われている職業の中で、銀行員の仕事は世の中に対する影響が大きいと考える。近年まで銀行はエリートの仕事と考えられてきており、メガバンクに就職すれば一生が安泰という風潮が蔓延していた。しかし、ここ数年で起きてきたテクノロジーの発達により、銀行員の行っている仕事の大部分がAIにとって代わられうることが明らかになった。このような変化は、日本の終身雇用制度を信じエリートコースを突き進んできた保守的な人々にとって非常に大きな衝撃を与えるものだと言える。その一方で、肉体労働に従事するブルーカラーの職業は銀行員に代表されるようなホワイトカラーの職業に比べAIに代替されにくいとされる。そのため、これまで階層的に優位な立場に立ってきたホワイトカラーの人々の地位が下がり、反対にブルーカラーの人々の地位が上がるという社会的な変化が起きることが考えられる。以上のように、テクノロジーの発達によりホワイトカラーの銀行員などの職業がなくなっていくことは階層構造に変化をもたらしうるという点で社会的なインパクトが大きいと言えるであろう。 続きを読む
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Q.
一般的に正しいとされているが、自分自身は正しくないと思っていることを、具体例をあげて、論理的かつ端的に述べよ
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A.
私は、一般的には正しいとされているが、自分自身は正しくないと思っていることとして「規定のルールに何の疑問も抱かずに従うこと」を挙げる。 私達は、幼い頃から様々なルールの中で生きている。電車の中やレストランの中など、それぞれの場面で正しいとされていることが存在する。小中高でも定められた校則を守り、先生の指示に従うことを求められる。私は、幼い頃から定められたルールに対して、理由を含めて理解しないと納得できなかった。例えば、「なぜ、毎日制服を着て登校しなくてはならないのか?」「なぜ、帰り道に買い食いをしてはいけないのか?」など、一つ一つのルールに疑問を持っていた。しかし、日本では当たり前のように「ルールは守るべきもの」として捉えられていることが多い。私は、この考え方を非常に危険だと考える。なぜなら、今自分のいる世界のルールを「当たり前のもの」と考えることで、それ以外の考え方を無意識に排除してしまうからだ。このような狭い視野でしか物事を捉えられない環境では、多様性は受け入れられないし、新しいアイデアは生まれてこない。ただただ定められたルールを守るのではなく、そのルールが作られた背景やなぜ守る必要があるのかという点を理解することは、多様性を受け入れ新たなアイデアを生み出す上で必須であると考える。 続きを読む