【保険業界の挑戦】【21卒】東京海上日動火災保険の夏インターン体験記（文系/総合職）No.7427（東北大学/男性）（2019/10/3公開）

幅広く業界を見ていて損保業界については業務内容がイメージしづらかったのでインターンに参加しようと考えた。東京海上日動は少数精鋭で業務効率化を図っていること、独自の選考を行っていること、仙台でもを開催していることから参加した。

エントリーシートは集団の中でリーダーシップを発揮したエピソードにし、一次面接で質問されても良いようにエピソードの深掘りを行った。二次面接は選考内容を事前に調べて小学校から高校までの自己分析を徹底的に行った。

エントリーシート → 1次面接 → 最終面接

落語研究部での新歓活動というエピソードが他の学生と差別化出来ていて面接官の印象に残ったこと。質問に対し端的に間を開けずに答えることができたこと。

学生時代一番力を入れて取り組んだことを教えてください

部長として指揮を執った落語研究部での新入生勧誘活動だ。部員不足のために地域の方からの落語の依頼を断らざるをえない現状を打開するため、部員20名とともに地域貢献に興味のある学生へ向けて石巻の仮設住宅での落語会の動画の上映などの勧誘を実施した。結果例年の2倍の新入生を獲得し、落語の実施件数を前年より40％増やせた。

その活動の中で困難だったことは何か？

勧誘活動で課題となっていた部員の参加率の低さだ。当初はこの課題の原因を部員の学業の忙しさのためだと考え、シフト制の導入など対策を施したが効果は少なかった。そこで原因が活動への動機付けが出来ていないためだと気づき、地域で活動の幅を広げるために新入生獲得が必要であることを粘り強く部員に説いて協力を得て、成果を上げることが出来た。

事前に選考内容を把握し、質問に対する答えを準備したこと。内向的な性格が外向的に変わったことについては本当にそうなのか深掘りをされたがきちんと背景を答えられたこと。面接のフィードバックを素直に受け入れたこと。

小中髙での自分を象徴するキーワードを3つずつ教えてください

小学校は目立ちたがり屋、スポーツクラブでの活躍、放送委員長の仕事。小学校低学年では引っ込み思案な性格だったが、いじめをきっかけに外交的になろうと決意してクラブ活動などに積極的に取り組むようになった。中学高校もこのような姿勢で様々なことに取り組んだ。中学ではテニス部の部長、生徒会の副会長の仕事、文化祭の運営。高校は弓道部での活動、文化祭の運営、大学受験の失敗。

自分が思う自身の長所、短所×3つずつ/他者が思う自身の長所、短所×3つずつ

自分の考える長所は自己成長のためになんにでもチャレンジしようとすること、粘り強く課題に取り組むことが出来ること、責任感があること。短所はここ一番の場面でミスをすること、自分の弱点を直視できないこと、飽きっぽいところ。他者の考える長所は責任感があること、行動力があるところ、思考力があること。短所は緊張しやすいところ、飽きっぽいところ、かたくななところ。

事業部の見学、グループワーク（若者の保険加入数増加のためのビジネスモデル創造）

前半にやったこと

前半は座学とグループワークが中心だった。損害サービス部門の見学を行い、保険金支払いの流れや損害調査で使うシステムについての説明があった。また災害時の災害応援についての説明も受けた。

後半にやったこと

後半は自動車営業部で実際にカーディーラーさんの店舗を訪問し業務内容について説明を受けたり社員との交流会などが行われた。最終日のプレゼンに向けて夜遅くまで発表の準備を行った。

自動車営業部の社員さん

スターバックスカード3000円分

一緒に働く人は必ずしも優秀な人ばかりではなくフレームワークなども知っている訳ではないのでわかりやすく伝える努力や配慮が必要だというフィードバックをうけたことが印象的だった。

最終発表にむけての準備ではぎりぎりまで案がまとまらずチームでも合意形成が上手くいかなかったこと。チームの他のメンバーはインターンの参加経験が少なくワーク慣れしておらずそのためにプレゼンテーションに使うパワポ資料の作成など負担が自分にかかっていたので正直つらかった。

損害保険会社の仕事はイメージがしづらいものだったので実際に社員さんに同行して営業業務を体験できたことはよかったと思う。他損保と東京海上日動の違いなど会社研究が出来たこともよかったと思う。社員さんや他の学生とのつながりも出来たので今後に活きてくるとも思う。

損害保険についてどのようなモノがあるのかを事前に把握しておけばワークをもっとスムーズに進めることが出来たと思う。

今回のインターンでは営業に同行するなど実際に業務を体験する機会が多かったので社員さんがどのように仕事をしているのかを把握することが出来た。社員さんとの交流会では東京海上日動の良い点だけでなく悪い点も包み隠さず話をしてくれたので入社後のイメージができた。

本選考での面接の内容とインターンシップでの面接の内容は似通っていて、インターンシップに通過した時点で内定が出る可能性は高いと考えているから。また参加した学生の中でもグループワークでの取り組みを通して社員さんにたいしてアピールすることができたと感じているため

志望度が上がった理由はインターンシップの運営をしていた社員さんの人柄がよく、純粋にこの人達と働きたいと感じため。また海外で働くチャンスがあることを就職活動の軸としていて、自分の希望しだいで海外で仕事をすることが出来る東京海上日動に魅力を感じたから。

インターンシップの選考と本選考の内容が近いためインターンシップの選考に通った時点で本選考も通る可能性が高いと思う。インターンシップ後も社員さんとの座談会など交流の機会が多くあり会社理解を深められるため。またインターンシップ参加者に対し優遇ルートが設けられていると聞いたため。

インターン終了後にも参加者にたいして座談会を設定してくれており企業理解や社員さんとの交流などが出来るようにフォローしてくれている。

若いうちの成長機会が多くを専門性を高められると考えられるITベンチャー企業や外資系のIT企業、コンサルティングファームなどを見ていた。コンサルティングファームについては実行支援に携わりたいという思いからITコンサルや経営コンサルのファームを見ていた。また海外で働くチャンスが多い企業にも興味を持っていて、海外に数多く拠点を持っているメガバンクや損害保険会社なども見ていた。

インターンシップに参加する前は大手企業は自分には向かないのではないかと持っていたが、インターンシップに参加することで大手企業をファーストキャリアに選ぶのもありだと思うようになった。東京海上日動は他の損保のような人海戦術をとっておらず、少数精鋭で業務効率化を図っているので志望度は高くなった。業界にしぼらず、業務内容で会社を選ぶ方が自分に合っていると思うようになった。